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ぐま日記@DC浦島生活。

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2006年01月24日
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カテゴリ:酒・食
 私は超がつくほどの麺フリーク。日本蕎麦をはじめとしてラーメン、パスタ、うどん、どれも死ぬほど好きである。毎日食べても飽きない。東京に住んでた時には麺を一度も食べない日というのは殆どなかったような気がする。深夜までやってるお気に入りの店もたくさんあったし。

 さて所変わってアメリカ。海原雄山にかつて「味覚の砂漠」の一言で片付けられてしまったこの国であるが、それでも90年代後半のITブームが牽引した好景気の影響もあってか、味覚の底上げは確実にされており、ずいぶんましになったと思う。和食もそう。

 10年ほど前にシカゴに住んでいた時には、それなりに名のあるホテルやレストランでも、それこそ板前が踊ってスシを握るみたいなコンセプトが存在した。「007は二度死ぬ」や「ライジング・サン」に描かれたような滑稽な日本像の残滓が残っているという感じ。当然美味しくないし高い。しかし21世紀のワシントンに来てみると、ランチタイムとかにそこそこの値段でそこそこの和食を食べさせる店が少なくない。ずいぶん変わったもんだと感心してしまう。しかし麺だけは厳しいのだ。。

 まず日本蕎麦とラーメンに関して言えば、ワシントンは絶望的である。そもそも「蕎麦屋」「ラーメン屋」というカテゴリーの店を私はここで聞いたことがない。和食屋で飲んだときの締めに出てくる程度で、メインメニューって感じではないのだ。中華料理屋で食べる麺類もちと感じが違う。すると必然的にNYに救いを求めることになる。我が家はかなり頻繁にNYに行くが、蕎麦屋とラーメン屋詣でははずさない。

 ではパスタはどうか。ワシントンにもイタリア料理屋はたくさんあるのだが、どうもアルデンテという概念をご存じない御仁が多い様子。かなり柔らかいのが出てくる。イタリア人の同僚も嘆いてた。

 そうすると、ワシントンにいる限り、「ふらりと立ち寄って麺をたぐってさくっと帰る」みたいな江戸っ子的道楽は許されないのだろうか。。いやいやそんなことはない。実は力強い味方がいるのだ。その名も「ベト麺」。

 「ベト麺」とはベトナム麺の略。ここワシントンでは通常、米粉で作った白い麺がラーメン形態で出てくる「フォー」を指すのだが(この単語日本では別の意味でブレイクしてるらしいっすね)、私はそれとは違う「ベト麺」をこよなく愛している。1年ほど前に知人のToneHideくんの日記で見つけて一目惚れし、それ以来足繁く通いまくっている。麺は米粉ではなく玉子麺、具はチャーシュー、揚げ海老、もやし、ねぎ、パクチー等で、スープは薄い塩味@ニョクマムベース。豆板醤等を入れて食べる。本当に美味しい。私は最初に食べたときの感動を忘れまいとの意味で、この麺を「恍惚の32番 (ecstasy 32)」と名づけた。ちなみに32番というのはメニューでこの料理につけられている通し番号だ。

 常連の私は店のオーナーとは思いっきり顔なじみで、黙っててもこのecstasy麺とデザート(タロイモのシェイク・タピオカ入り。ぜんざいみたいな味がしてこれまた美味しい)が自動的に出てくる。そして、これまで多くの人を「ここ美味しいよ!」と言っては連れて来て、啓蒙にもつとめている。熱烈なファンも増えた。バックマージンが欲しいくらいだ(笑)。

 味覚の砂漠も、探検すればオアシスに出会う。これからも私が開拓したオアシスを折を見て開陳して行こうと思う。ああ、またベト麺食べたくなってきた。。





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最終更新日  2006年01月25日 08時20分22秒
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