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カテゴリ:クルマ
明け方から激しい雨が降ったようだ。起きた頃にはやんでいたが、クルマで通勤している私はもう覚悟を決める。「今日は渋滞だ~。早く出よう。」
ここワシントンにおいて、雨と渋滞は切っても切れない関係にある。理由は2つ。まず、これはどこでもそうであろうが、雨が降ると見通しが利きにくく、みな運転が慎重になるので混雑を招く。これはまあ皆さん安全運転で行きましょうってんですから、むしろ歓迎すべきことである。が、どうにも納得いかないもうひとつの要因がある。 自宅とオフィスを結ぶ片側2車線の幹線道路。その職場にほど近い一角に異様に水はけの悪いくぼみがあって、雨が降ると巨大な池となり、通る車は超徐行運転、後ろは遥かかなたまで大渋滞、という完全なるボトルネックと化すのである。 以前「進め!電波少年」で、アンコールワットに向かう道があまりに悪いので舗装してあげよう!という企画をやってたが、そのワンシーンを思い出させるような水たまり。子供なら泳げるかも。うう写真をアップしたいけど撮ってない。。 ここは世界唯一の超大国アメリカ、しかも首都ワシントン。どうしてこんなの放っておくんだろう。交通渋滞によるマイナスの経済効果は膨大なのになあ。このくぼみを毎日徐行運転している政府高官の人とか絶対いるはずなのに。まあきっとこういうボトルネックは至るところにあって、いちいち修理してられないんでしょうね。 開発援助の世界では、途上国の貧困削減のためには「インフラ整備」と「キャパシィビルディング(能力構築)」が重要な鍵である、とよく言われるのであるが、こういうの見ると、両方とも途上国のみならずアメリカとか先進国にこそ必要なんじゃねえの??と思ってしまうのでした。このブログのタイトル「ぐま日記@世界の首都ワシントン?」の「?」には、そうした思いも込められております。 今回はインフラの話でしたが、キャパシィビルディングの方についてはまた折を見て書きたいと思います。アメリカ滞在者の通過儀礼「運転免許取得」ネタとか織り交ぜて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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