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カテゴリ:クルマ
今回は頭の中に映像を思い浮かべながらお読み下さいませ。
以前の日記で、アメリカの道路インフラは感心しない、みたいなことを書いたが、日本と比べてこりゃ凄いやと思う部分もある。例えばうちの近所の信号機。頭いいんだこれが。 とある幹線道路の交差点。交叉する2本の道路には、それぞれ直進車線と左折車線(日本で言う右折車線)がある。シグナルは「直進可」の青信号と「左折可」の矢印信号。 この交差点の信号待ちしてる方の道路の4つの車線(直進×2&左折×2)について考えられるのは、「全車線クルマが止まっている」状態、「一部車線にクルマが止まっている」状態、「全車線クルマが止まってない」状態のいずれかですね。イメージできましたでしょうか。そのパターンは順列組み合わせで結構な数になりますね。 この信号は、この全てのパターンを感知した上で、クルマが止まっている車線に対してのみゴーサインを出すのだ! 。。。。ってそれ別に日本にもあるただの感知式信号じゃん。その通り。私が凄いと思うのはですね、そのゴーサインの出し方がすんごくきめ細かいってことなんです。 パターン1:私が直進車線で信号待ちしてます。私の隣の左折車線には左折したいクルマが待ってます。向かい側を見ると直進したいクルマと左折したいクルマが待ってます。さあ信号が変わります。まず出るのは「左折可」の矢印信号ですね。私の隣のクルマとお向かいさんの左折車が動いてる間、直進車線は赤信号のまま。じっと待ちます。 パターン2:私は直進車線で信号待ち、隣には左折したいクルマがいます。お向かいさんには直進したいクルマだけが待ってます。さあ信号が変わります。まず出るのは「左折可」の矢印。。。あれあれ、オレの直進車線も同時に青になったぞ。この時お向かいさんは直進も左折も赤のまま、我々が通り過ぎた段階で直進だけ青になるってことですな。(パターン3以降は省略) う~む、言葉で説明するの難しいな。。こういった「向こう側とこっち側で、状況に応じて非対称の動きをする信号」というのに私は日本でお目にかかったことがなかったので、ちと感動しているのであります。 そしてダメ押し。この信号、「左折可」の矢印の点灯時間は、その左折車線で待っているクルマの数(列の長さ)に明らかに比例しているのだ! 。。。「別に凄くないよ。そんな信号日本にもあるよ」という方はコメント下さいまし。帰国時に見に行きます(笑)。 ちなみにこの信号の場所はここ。分かる人には分かるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月12日 05時07分31秒
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