ぐま日記＠DC浦島生活。

　ワシントンＤＣ中心部の私のオフィスからクルマで１０分ほど走ったところに、その和食処はひっそりとたたずんでいる。その名は「Ｍ」。

　この店はウェブでも紹介されており、別に取材拒否の店でもないので実名を伏せる必要はないとも思うが、店自体も有名だし、ＤＣを知る人なら一発で分かるでしょうから（笑）、まあＭとしときます。店名のルーツは私も存じ上げるとある方の名前です。今日久々に行ってきました。

　いや～ここはいつ行っても素晴らしいですね。毎度毎度うっとりしてしまいます。

　テーブルが少しとカウンター、２０人も入れば一杯になってしまいそうな小さな店。でも一歩足を踏み入れると木材をふんだんに使った完全なる異空間。カウンターの向こうでは、大変きめ細かい仕事が展開されます。

　私が特に好きなのはまず魚介類。煮魚や焼き魚、刺身、はまぐりのお吸い物等々。「こんな食材どこで手に入るんだろう？」と不思議に思ってしまうし、味付けも絶妙。

　そしてポイント高いのはごはん。美味しいんだこれが。素材も炊き方もレベル高いわ～。しかも調子に乗って食べてると、まるでわんこそばのようにお代わりをいくらでも持ってきてくれるのです（笑）。

　あと、一度突き出しでかき揚げを供され、塩で食べたんだけどこれが未だに忘れられませぬ。でもその後出てこないな～。。

　ここは冷酒とかも美味しいので、夜飲みながらコース料理を堪能するのも大変結構なのですが、それなりにお値段が張るので（それでも仕事に見合う正当な対価ですが）、気軽に行けるのはランチ。ほんとコストパフォーマンス高すぎ。利益出てんのか？と心配になってしまうくらい。特に松花堂弁当はほんとに美味しいですよ～。でも今日ご一緒した人々が食べてた「鰻重」「秋刀魚」「ハマチのかま」も美味しそうだったなあ。

　こないだ日本人同士の異業種交流会に行ったら、この「Ｍ」の元店員さんがいました。僕のこと覚えてる？と尋ねたら、「覚えてるに決まってるじゃないですか！いつも×××な方ですよね！」と私の立居振る舞いを見事に言い当てられてしまいました。。まあ足繁く通ってるからな～。この店なら東京にあっても私は通いまくります。

　万が一「どこの店のこと言ってるのか分からん」という方がいらっしゃいましたらコメント下さい（笑）。

　おまけ。タンザニアで買ってきたお面。ちとこわい（笑）。でも息子は大喜び。