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カテゴリ:酒・食
昨日も快晴。自由の女神にほど近いエリス島にある、移民博物館に行ってまいりました。
ここはその昔、大西洋を渡ってアメリカに移住してくる人たちの入国審査が行われた場所。自由と機会を求めて新天地を訪れた今のアメリカ人の祖先たちが必ず通過する関門であり、そこでの悲喜こもごものストーリーも展示されていて、移民の国アメリカの原点を見るような非常に興味深い場所です。 ちなみに、我がバイブル映画・ゴッドファーザーでも、幼き日のヴィト・コルレオーネがイタリアからアメリカに渡ってきて、このエリス島の入管を通過するシーンが出てきます。 さて昨日行きました食べ納めはここ。麺食いの私がストレス解消に通いまくっていた場所であります。その名も蕎麦屋。店構えも日本そのもの。 前にワシントンの愛しの和食処「M」をご紹介しましたが、私に言わせればこの両店は大いなる共通点を有しています。 すなわち、「昼も夜も美味しいが、特に昼のコストパフォーマンスが半端じゃなくよろしい」。 蕎麦は「品質に自信あり」を謳い、実際に店内で打ってます。そしてそばつゆも甘すぎず辛すぎず、とても美味しい。さらにさらに、ランチセットはこんな感じの弁当形式なのです。 店内照明が暗かったので鮮やかに撮れてないのが悔しいですが、美しい盛り付けで出てきます。何となく「M」の松花堂弁当を思い起こさせるではありませんか。 そして食後にはプリン、さらには蕎麦湯。この蕎麦湯がまた濃厚で美味しいことと言ったら!わたしにとってはこっちが極上のデザートだな(笑)。 この店、私の周囲ではすでに有名で、行って見たら偶然ワシントンの知り合いに遭遇、ってことが一度や二度ではありません。こういう店が身近にあるNY、ほんと羨ましい。 まあそうは言いつつ私ももうすぐ蕎麦の本拠地・江戸に帰り、それこそ江戸っ子のように蕎麦をたぐりまくっていることと思いますが(笑)、私の3年間の「麺への渇望」を癒してくれたこの店は、別の感慨をもってこれからも思い出されるのだろうなあ、と感じるのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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