花屋な日々

全6220件 (6220件中 1701-1750件目)

< 1 ... 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 >

• 

  玄米

  ネコにばかり贅沢なご飯を買ってみては食べてくれず手を変え品を変え一体  何を食べさせればみんな健康に長生きしてくれるのか日々悶々と葛藤してはまたネットでポチっては失敗し…にほとほと疲れてきた最近。そうだ  ネコのご飯のことばかりでなくまずは自らが健康でおらねば  と中性脂肪を下げるべくいろいろやっているが最近  玄米ご飯にしようかと思っていたら、おいしそうな体によさそうな玄米の試供品をみつけて早速応募してみた。で、今日届きましたよ。へー、買うといくらなのかしら？と見ると30キロ27000円！？えー！高い！そして30キロも要らない！で、ふと思った。30キロ27000円でしょ？いやいや高くないわ。3キロ2700円でしょ？うちのネコたち、1.5キロで4000円のご飯を食べなくて廃棄になりそうな勢いなのに。あら全然高くないわ。と金銭感覚が麻痺しそうな最近です。玄米が届いたはいいが、再び気づく。あらやだうち、炊飯器も土鍋もないわ。………しょんぼりしている私を見てスタッフちゃん、「じゃあその玄米、うちで炊いてきてもってきます 」あらー、やだぁ、いいのぉ？悪いわー、でも助かるわー、じゃあ頼んじゃおうかしらーで、明日、出来上がった玄米ご飯をいただくことになった。ありがたや。「店長、炊飯器も土鍋もない生活って、一体どんな……」大丈夫よ、もしその玄米がおいしくて買うことにしたら、ちゃんと炊飯器買うから大丈夫よ、まさか毎回あなたにご飯炊いてきてなんてお願いしないから大丈夫よ。と、一応スタッフちゃんを安心させた。ふふ、明日が楽しみ。私の手と戦うのが好きなフー太くん。フー太はカリカリ派なのに、なぜ高級フードを食べてくれんのかの。キンセンカがやけにかわいいと思う最近。キンセンカは黄色とオレンジがあって、私は黄色が好きだけど丈が短いのでミニブーケにして販売中。キンセンカ、昔からある花だし仏花のイメージが強いかもしれないけど、チューリップやラナンキュラスと合わせたりしてもめっちゃイケてると私は思うのですよ。

  2017.03.12

• 

  贅沢な爪とぎ

  昔々買って  ずーっと使っていなかったブランドバッグ。基本、ナイロンのザクザク物が入る安いバッグが好きだし使いやすいんだけど、なぜだかナイロンのバッグはいつも誰かにオシッコされて携帯やデジカメが水没しそうになったりお財布からオシッコ臭がしたりして大変でナイロンバッグは毎回洗濯にまわり、使う暇がない、ということでその、昔買ったブランドバッグを最近では使っている。どうせタンスの肥やしでこんなバッグ持ってお出かけする機会もないしタンスに眠らせておくなら使おうではないか、とバッグの扱いが雑でいつもそこら辺に転がしているけれども一応、結構高かったそのバッグ。見て。すでにボロボロ。これは主に小梅ちゃんの爪とぎにされてるので普通に持ち歩くのも恥ずかしいような状態になっている。あと、お財布もひどいことに。お財布は、とっても気に入って買ったやはりブランドのものなんだけど、あんまり気に入ってお揃いのバッグも一緒に買った。買ったけど、バッグのほうはまだタンスの肥やしのまま大事にしまってある。そのお財布もなぜだか小梅ちゃんの爪とぎにされてるのだがなんかわかるのかなぁ？高いんだよこれ、って。されたくないものに限って爪とぎにされてしまう不思議。バッグも、床に転がしとくから爪とぎにされるんだわ、と思ってドアノブに引っかけたりしてもやはりわざわざバッグ狙いで爪とぎされるので小梅ちゃんもブランド品が好きなのかもしれぬ。爪とぎにしては高すぎるのでやめてほしい。先日、このバッグを持っていたら、誰かに「ネコちゃんいるんですか？」と聞かれたな…えー、なんでわかるのー？と言ったら「バッグで爪とがれてますよね」と言われたんだった。やはりバレバレなのだ。爪とぎ、たくさん置いてるんだからわざわざバッグでしなくてもよかろうに。ブランドバッグはもう買わないし要らない。ネコはちゃんとわかってるんだなぁ、私に不要なものが。賢いわ～

  2017.03.12

• 

  ３月11日

  3月11日は多くの人にとって特別な日。まだ終わっていない今もなお続いている    苦悩。奪われたたくさんの命と   未来と終わりの見えない  不安と地震や津波もどうしようもなく恐怖だけど取り返しのつかない原発事故さえなければまだ…人も  動物もたくさんの問題をはらんで今もなお続いている  苦悩まだその場所に取り残されているたくさんのもの言わぬ命を救い出そうと奮闘する人々とか取り返しがつかないのにまだ原発推進しようとしているこの国の狂ったおえらいさんとか本当に意味がわからない    この国の政治とかあれ以来見えてしまったこの国の救いがたい腐敗とかみんながなんとなく  考えないようにしている便利な生活とかその犠牲とか隠された闇とか3月11日はみんな  サイレンの音に合わせて黙祷するけれど何も解決しないまま  時間だけが流れてそしてもう  あれから６年。明日は必ず来るって  みんな信じてる。そんな神話が  崩壊した日でもある     3月11日。何気ない日常に  感謝。。。私はといえば、ネコたちのために買ってみた高級キャットフードをみんなが食べてくれなくてどうしようかしら  なんて途方に暮れてる幸せな悩みだ。。もったいないので自分で食べるか…食べてみたら、ちょっと塩分強いなと思いながらでもスナック菓子的にわりとイケる  なんてずいぶん高級なスナック菓子だなとあぁ本当にどうでもいいほどの幸せな悩みだ。。。それでも人は、明日は必ず来るって信じて生きて行くのだ。

  2017.03.12

• 

  がっちゃんの孤立

  最近いつも独りぼっちのがっちゃん。大好きなたーちゃんは、なぜかずっと白ネコ部屋に入り浸りで出てこない。たーちゃんは白ネコ部屋で、昔からいる人みたいな顔をして寛いでいる。夜、白ネコ部屋を解放したときだけたーちゃんは出てくるものの、あんなに仲良しだったがっちゃんのことを無視しているのはなんでだろう。がっちゃんはたーちゃんが大好きなのに、たーちゃんはそれがうっとおしくなったみたい。がっちゃんには、誰かのやさしさが必要なんだけど私の寝室にいつもひとりでひきこもっているがっちゃんに言って聞かせた。がっちゃん。私と仲良くしてください、私ね、怖くないからね、いつもやさしいでしょ、おいしいものあげるでしょ、ちっとも、怖くないんだよ、私と仲良くしてください。がっちゃんはいつでも逃げられる体勢でイカミミにして目をむいて聞いていた。本当はさみしがりやで甘えん坊のがっちゃん。さっき、やさしい銀ちゃんのそばでそっと体をくっつけているのを見た。よかったね。銀ちゃんはやさしいから、たーちゃんみたいにドライじゃないから、銀ちゃんと仲良くすればいいよ。がっちゃんの甘え方は  確かに少ししつこくて私から見れば本当にかわいい甘え方なんだけど、甘えられる当のネコたちは少し嫌そうに見受けられる。ネコが大好きながっちゃん。まだまだ幼さの残る子なので、甘えたくて仕方ないんだよね。うんもぉ、私に甘えてくれたらいいのに。そうはいかないらしいです。それにしても白ネコ部屋は人気スポットで、なぜかミケコやジーナも入り浸る。なぜ白ネコ部屋が人気があるのか私にはイマイチわからないのだけど、あの部屋はいつも、穏やかな時間が流れているからだろうか。でもあの部屋はいつも誰かしらが臭いうんちをしていて、ドアを開けると毎度「んっ！」って臭いんだけど…男ばかりの部屋だから臭いのだろうか。ミケコとジーナは女子だけれど、あの男臭さ、よく平気だなぁといつも感心する。私などあの部屋に行くたびにトイレ掃除してるど…とにかくがっちゃん。不器用で見ていてハラハラする男の子。早く私と仲良くなってくれたらいいのになぁ。

  2017.03.11

• 

  血液型

  ロンタんがやけにかわいい。撫でて撫でてアピールがとまらない。彼はお腹を撫でられるのがたまらなく好きみたい。一年前には考えられなかったほど、今では私にベタベタ甘えてくる。時々、ネコのみなさんを血液型で想像するとなんだろう、と考える。ロンタんは多分B型だ。まーちゃんは紛れもなくA型。さんちゃんが咳き込んでいたのでびっくりした。どしたどした、と慌てるも、さんちゃんはゲホゲホ言いながら隠れてしまった。鼻炎もあるし心配だ。さんちゃんはA型。間違いない。くろちゃんはねえ、、多分、A型かＯ型。たーちゃんは絶対B型。銀ちゃんはA型かＯ型。がっちゃんはA型。がっちゃんといえば、最近孤立している。大好きなたーちゃんは主に白ネコ部屋にいるが、この前、たーちゃんに会えて嬉しくて嬉しくてしつこくしたら、たーちゃんから思いきり怒られたがっちゃん。それ以来、がっちゃんとたーちゃんには溝ができてしまった。ちょっとどーするのよ。みんな、とっても個性豊かでかわいい仲間たち。

  2017.03.10

• 心のつっかえが終わった

  今年は意外と早く終わった、この時期最大の難関「確定申告」。本当に毎年、それを思うだけで心が重～く暗～くなるのでとりあえず終わるとほっとする。思いの外早く終わったのでむしろ不安でもしかしたら色々間違いや不備があるのかもしれないがいつものように封筒に詰めて税務署に郵送で完了。不備があればお知らせがくるでしょうから、もういい。この時期税務署に足を運ぶのは駐車場は使用禁止だし行ったところで激混みだしなので私は毎年郵送にしている。いつもギリギリなんだけど、３月は仕事もこれから忙しくなるので急いで終わらせることができてホントよかった。あとは、お彼岸に向けて気合い入れるのみ。先日、３月いっぱいの短期スタッフを募集して、すぐに見つかったのだけどなんと３日で辞めてしまった。簡単なルート回りの仕事を教えていただけなんだけど何がダメだったんだろう…で、その人にやってもらう予定だった細々とした雑務的な仕事が大量にあって結局自分でやることに。まぁ、スーパー納品用のバーコードシールを貼ったりルート回りの伝票や領収書の準備など本当に簡単な単純作業なのだけど花を束ねなければならない私にとってはかなりの負担になる。お店は今まさにお彼岸前の買い控えで嵐の前の静けさというかまったくもって暇なので本気でやればサクサク作業は進むんだけど仕事としては私の苦手分野であることには違いない。そんなこんなで私は確定申告に追われながら人材確保も切迫し色々とちょっと、ホント大変な最近だった。やっと、なんとかなるかなーってところまでこぎつけて安堵したところ。あとは、頑張ってお花を売っていくことに専念しましょう。確定申告で改めてびっくりしたのが、売上がものすごく落ちてたってこと。去年、いちばん売れてたスーパーを１店舗撤退したのが大きい。売上が落ちても利益が変わらなければいいものの、仕入れがそれほど減ってなかったので利益も激減というかむしろ利益はなかった。あーびっくりした。売上が落ちてるのに仕入れが減ってないってどゆこと？仕入れ過ぎってことだよね、、そう、私は売ることよりも仕入れるのが好きなのだ。などと開き直っている場合ではない。今年は更に絞っていかねば。つぶれてしまうわ。仕入れって難しい。売れる花だけ仕入れていれば堅実だけど、それじゃあ面白味もないし。面白がって仕入れていれば自分の首を絞めるだけだし。ほどほどにいこう、今年は。市場の人たち、付き合い悪くなったらごめん。先に謝っとく。私も細く長く続けていかねばならんもんだで。さて、来週から本格的に、お彼岸モードに突入です。ネコたち、頼むから元気でいてくれ。

  2017.03.10

• 

  幸福になってほしくて

  ３月９日は福ちゃんの命日。福ちゃん…かわいかったなぁいじらしかったなぁたくさんの病気を抱えていて本当に毎日  毎日心配で何度、夜中に泣きながら病院へ駆け込んだだろう当時の私は  そこそこ高給取りだったので毎月何万円もかかる医療費を捻出できたけど今思えば  本当に大変な年月だったそれでも福ちゃんは いつも静かに私のそばにいてくれてやさしい子だったなぁある時、私が仕事で疲れて帰って床に倒れていると福ちゃんは、自分のご飯をくわえてきて倒れている私の顔のそばに置いたんだ何度も何度も台所にあったキャットフードを、くわえては持ってきて、私に食べさせようとしたきっと、私がお腹がすいて倒れていると思ったんだね福ちゃん、もういいよ、大丈夫だよ、ありがとね、福ちゃんが食べなさい  って私は福ちゃんのやさしさに感動したんだった天使のようにやさしい子はどうして体が弱いのだろう神様は結構  いじわるなんだよね福ちゃんを保護した当初それはそれはひどい状態でしらみだらけの体に櫛をかけながら私は悲しくてやりきれなくて泣いたどうしてこんなに痩せているのかどうしてこんなにしらみだらけなのかどうしてこんなに悪臭を放っているのかどうしてこんなにヨダレが止まらないのかどこから来た？今までどこにいた？ヒトに慣れているんだから君は   ノラちゃんじゃないよねどうして私を呼び止めて、立ち止まった私のところに駆けてきた？福ちゃんが声を出して鳴いたのは、出会ったその時、私を呼び止めた時だけだその後、福ちゃんが声を出したことはない不思議な子だったぁあんまりにも不憫で幸せになってほしくて幸福の福、福ちゃんて名前にした福ちゃんは、私と暮らして  幸せだっただろうか今日は、福ちゃんの命日でもあるし、父の月命日でもある。先日いただいた、「ありがとう」の文字が浮かび上がるお線香を焚いた。このお線香、大切につかってる。ありがとう。

  2017.03.09

• 先生

  銀ちゃんの下痢が止まらないこと。小梅ちゃんの後ろ足が、時々びっこになること。フー太が最近お水をよく飲んでいること。お彼岸前に、気になっていることをクリアにしたかったので、今日、ダメ元でいつもの掛かり付け動物病院に電話した。自身の闘病で２月はほぼ診療していなかった先生。３月からは、事前に電話で確認してもらえれば院長がいることもあると聞いていたので祈る気持ちで電話をすると、今日は院長が出勤しているという。急いで支度をして銀ちゃん、小梅ちゃん、フー太を連れて病院へ。病院に着いて、受付で診察券を出すときみにーが死んでしまったと話をしながら私は思わず泣いてしまった。突然急変して、血を吐いて血を吐いて苦しんで死んでしまった、と院長先生じゃないとダメなのだ、と不覚にも号泣してしまった。先生が診てくれる安心感とみにーを死なせてしまった悔しさと色んな感情が入り交じって。久しぶりにお会いした先生は、以前と変わらずお元気そうだった。先生はどうですか？調子はどうですか？と言うと先生は笑顔で「うん、まぁ今年はなんとかね」と言った。今年はなんとかね、、、どういう意味だろう、来年はどうなんだろう、と不安になりながらもみにーが死んでしまったと伝えると「みにーちゃん、ずっと腎臓のことでがんばってきたから、ね、がんばってきたからね」と言葉少なく言った。みにーがずっと長いこと頑張ってきたことをわかってくれている。血を吐いて苦しんで死んでしまったと言う私に、先生は  うんうんと頷いて聞いてくれていた。獣医は、想像力と経験値だと私は思っている。思い込みの治療や  教科書通りの説明しかできない獣医は私は信用できない。経験値からはじき出す想像力で、あらゆる可能性を探って原因を導きだし、そのなかで最もリスクの低い治療法を選択すること、それが、言葉をもたない動物と向き合う唯一の方法ではないのかと思っている。お腹が痛いとか胸がムカムカするとか  彼らは言わないのだ、考えられる可能性をしらみつぶしにしていくしかない。その 考えられる可能性は、その獣医の経験値からしか答えは出ない。そのための検査とか、薬であればお金うんぬんの問題ではないし私は今も、みにーがただの「胃腸炎」なんかではなかったと確信している。高齢の獣医も不安だが、若い獣医はもっと不安だ。圧倒的に経験値が少ないから。学校で学んだことや  教科書に頼りすぎるしそれだけでは説明のつかない症例も限りなくあるはずだ。獣医は悲しい目をしている。学校でたくさんの命を実験台にして殺してきたんでしょう、助けたくて獣医になるはずなのに、数えきれない命を殺してきたんでしょう、獣医の目は二種類ある。お金儲けにとりつかれた目か、殺してきた命のためにも絶対救いたいという決意の目か。いずれにしても、獣医の目は  いつも悲しい。フー太は去年の秋にも飲水量が増えたといって血液検査をしていた。その時異常はなかったけれど、半年たつので再検査してもらった。結果は１週間後に郵送でくることに。銀ちゃんは腸内バランスが悪く風邪気味。飲み薬で様子をみることに。小梅ちゃんは、触診では異常はみつけられず、以前もこの時期に同じ後ろ足がおかしくて診察しているので、関節炎の可能性を疑われた。普通に歩くときとびっこひくときがあるので、びっこがひどくなったら再検査することに。多分季節的なもので現時点では心配ないと。ただ、小梅ちゃんはみにーが亡くなってから精神的なショックが大きいのでそれで体調を崩すこともあるから要観察。とりあえず、お彼岸前に先生に診てもらえて少し安心した。ミケコのアレルギーも治らないものの薬は断じて飲まないししろちゃんも結膜炎気味だし最近はっちゃんもちょっと、精神が不安定だし奏くんは少し便秘気味だしまーちゃんはいつ急変するか不安は拭えないし色々不安要素はあるもののお彼岸は目前。先生に会えて少し不安は払拭できた。私もがんばろう。

  2017.03.09

• 

  月子

  月子さんはいつもつまらなそうな顔をしてる。月子さん、元気？月子は 去年の秋に膀胱に結石が出来て開腹手術をしてその２か月後に  お腹の傷口が開き  大きな穴が開いてしまい通院して  消毒を続けてもまったく良くならずポケット状にできた穴の奥が更に腐敗して大きな手術を再び受けた。再び開腹手術をして腐敗した部分を取り除き乳首が重なりあうほど皮膚を詰めて縫い直したものの２週間後に傷口から血膿がドロドロ出てきてしまい、別の病院へかかって処置してもらい、そこで一日おきに通院して年明け、やっと完治した。月子の病気のサインはおしっこの粗そうと血尿だった。私の枕や、洋服や、ベッドなど至るところに粗そうをして、それが血尿だったので病院へ連れていったのがはじまりだった。結石が出来やすい体質のため、療法食を与えなければならないのだけど月子はジャンキーなご飯が好きだ。ジャンキーとは、そこらへんで普通によく売っているキャットフードのことだけれど、普通のご飯を食べていたのではまた結石を繰り返す可能性がある。もう開腹手術など  させたくないしかといって 食べないご飯を与えていても意味がない。食べてなんぼ、なので食事には本当に気を使う。療法食だけで済むのならこんなに悩まないんだけど。たまには好きなご飯も食べたかろうとついつい  ジャンキーなフードを与えてしまう。月子はいつも、つまらなそうな、顔をしている。どこか寂しそうな、哀愁のある目をしている。月子さん、ずっと元気でいてくださいよ。

  2017.03.08

• 

  ３月７日

  白いガーベラと白いラナンキュラス。にゃー太くんの一周忌に。白い花は最強。黄色のアルストロメリア。もちろん　色ものも好きですアタクシは。ピンクのアルストロメリア。最近、ブラシをかけられることの気もち良さに目覚めたくろちゃん。でも自らは近寄ってこない。わざと私のそばを「おっとっと」と通り過ぎるふりをして、うっかり私に捕まっちゃったよ仕方ないなぁ、って風を毎度演じている。演じなくても、素直にそばに来ればいいのに。ブラシをかければうっとりとしてるくせに。ロン太んのデブが止まらない。彼は最近ではすっかり触らせてくれて　お腹なでなでも大好きですぐに仰向けになってお腹を突き出して撫でろという。ロン毛なのでブラシをかけなければならず、それをとても喜ぶので助かっている。ロン毛の子は　なんかいつも毛先に何かゴミが絡まってたりしてやはりロン太ん、おうちの子になってよかった。外で暮らしていた頃のロン太んは本当に汚くて体中にあらゆるゴミをくっつけていたもの。時々私の事をぶつけど、もう爪を出したりはしない。いい子になった。ロン太ん。そんなふうにロン太んが気持ちよさそうに撫でられているのを見て、くろちゃんも少し「撫でる」「ブラッシング」に興味を持ち始めた。しかし素直には触らせないくろちゃん。あともう少しな予感。現在、我が家でまったく触ることのできない子はちび銀ちゃんとがっちゃん、奏くんだけとなった。一生触れないかもしれないと思ったロン太んがこんなに甘えっこになったのだからあきらめないぞ私は。確定申告の終わりがようやく見えてきた。来週からは、お彼岸準備でアタクシほとんどお店にいません。倉庫代わりの赤字店舗を手放してから作業する場所も花を置く場所もなくなったので、ちょっと他に場所を借りて、そっちで作業する予定。お彼岸ブルー、はじまってます。いろんなことがあったり、お彼岸ブルーも相まって毎朝起きると枕元にごっそり髪の毛が抜けててぎょっとする。ストレスが溜まると私、寝ている間に自分の髪の毛をむしってしまう癖があるみたいで。お彼岸が始まるころには坊主になってるかもしれない。そんな勢いで　髪の毛　抜けてます。がんばらねばね、ホント。

  2017.03.07

• 中性脂肪

  去年の市の健康診断で、要治療になった中性脂肪。以前、定期的に食事指導を受けたこともあって、そのときも指導員の先生から「ベジタリアンだし油はオリーブ油だしさほど油っこいもの食べてるわけでもないし、若干不規則ではあるけれど特に食生活に問題はない、それなのにこの数値はなんだろう？」と言われたことがある。改善すべきところは主になかった、だけど中性脂肪と悪玉コレステロールが異常な数値。体質かも、で終わった話だった。悪玉コレステロールはその後薬で抑えている。中性脂肪と悪玉コレステロールの数値が高いと、動脈硬化がすすみいずれくも膜下出血や脳梗塞、心筋梗塞で突然死する恐れがあるらしい。血圧が高いのも体質らしく、高脂血症、血液ドロドロの診断がくだされたのだった。改善の余地がない高脂血症、強いて言えば運動しなさい、とのことだったものの、運動ねぇ……寝る時間もないのに運動する時間ないわねぇ…とずっと気にかかっていた。私がアレルギーや血圧の薬をもらいにいっている長年かかっている病院の先生は私がずっとアレルギーの薬を飲んでいるからだと思うが定期的に私の血液検査をしたがる。定期的に胃カメラもやりたがるし、心電図やレントゲンも撮りたがる。高いので気はすすまないが行けば自動的に「じゃあ今日は採血します」となる。まぁ安心を買うと思って私も言われたままやっているが、先週、ずっと喉のリンパあたりが腫れてチクチク痛むのが続いていたので病院へ行った際、また採血されて、来週、検査の結果を聞きに来たときに心電図とレントゲンもさせてねと言われていて、今日がその日だった。先週の血液検査の結果、悪玉コレステロールは薬で抑えて正常値上限ギリギリをキープしているが、中性脂肪がなんと４割落ちていた。数字を見たとき  これはすごい！と思ったものの、それでも正常値から大幅にはずれているので先生は褒めてくれなかったけど実は私だってネコたちを残して突然死するわけにいかないのでそれなりに気を付けているのだ。かれこれ１ヶ月くらいになるだろうか、テレビで話題になった「氷酢タマネギ」や「酢しょうが」や「えごま油」を毎日食事に取り入れているのだ。その成果かどうかはわからないものの、とにかく数値は約半減した。でも、本当にそのせいかどうかはイマイチわからない。なぜなら先週の血液検査といえば、私はみにーのことがあって１週間ほとんど何も食べていなかったから、、なので、絶食が続いたせいか、氷酢タマネギや酢しょうがやえごま油のおかげかどうかは定かじゃない。でも、まぁ、酢やしょうがやえごま油は体にはいいであろうからそれは続けようと思っている。私がいつもスーパーで買うものといえば、当然質素に  レンジでチンのご飯、インスタント味噌汁、納豆、葉もの野菜、果物、ゴマなどで、今日もレジのおばちゃんに「相変わらず質素ね、肉食べなきゃ！肉！」と言われたので「私ベジタリアンなんですよ、動物が好きなので動物の肉は食べられないんです」といったらおばちゃんはのけぞって後ずさりして「えぇー！そうなのぉ！？…そうなんだぁ…！」と驚いていた。まるで変人を見るような顔だったが、普通の人はそういう反応なのかもしれない。しかしネコのためにたまにササミを買ったりするので矛盾している。仕方がない、彼らは肉食動物なので。おばちゃんは言った、「肉食べなくても生きていけるんだぁ！？」「生きていけますよ、ニンゲンは肉食動物ではないので、全然」と答えた。「肉を食べて健康に」とか「肉を食べなきゃ力が出ない」とか「肉を食べて長生きしよう」とかあーゆー洗脳キャンペーンは今すぐホントやめてほしい。牛もゴリラもゾウもあんな大きな立派な体で草食ではないか。ゴリラの筋肉隆々の体つきなんてすごいではないか。彼らは肉食動物ではない。肉を食べなきゃ不健康、なんていうのは言い方は悪いが地球環境を破壊したい、殺戮が好きな、野蛮な民族の食文化の洗脳キャンペーンだと私は思っている。人類が肉食をやめて、家畜のための牧草地や穀物畑を人類のための農地にしたら食料不足や水不足の危機はなくなると言われている。日本人は昔は肉など食べなかったはずだ。農耕民族だから、草食動物のシカやサルは天敵だった。だから、シカやサルの天敵である犬科のオオカミは「大いなる神」イコール「オオカミ（大神）」だったのではないかなと私は勝手に思っている。それが、家畜を飼育するようになり、オオカミは今度は家畜を狙う天敵に変わった、だからオオカミを滅ぼした。最後の一頭まで殺し続けた。まるで手のひら返しだ。オオカミがいなくなって、今ではシカやサルの被害に苦しんでいる。本当にニンゲンってやつは…と、私は勝手に思っている。話がそれた。ただ人類が、肉食文化をやめれば世界平和が訪れるのではないかと本気で思っているのは事実なのだ。肉は、肉ではなく、感情も知能もある  生きた動物を殺して食べている、ってことを、忘れてはいけない。そして、敢えてそれを食べなくても、ヒトは生きていけるんだ、ってことも。話がそれ続けているが酢やえごま油生活は当分続けようと思う。なんで中性脂肪が高いのか、本当に謎なのだ。共に暮らすネコのみなさんをきちんと見送るまで、私はぽっくり逝ってしまうわけにもいくまい。見送るのは本当につらいことだけど、それが  私の責任なのだしな、と自分がしっかりするしかない。

  2017.03.07

• 

  白い花

  ラナンキュラス。白はやっぱり美しい。白いガーベラ。7ラナンキュラスの白といっても品種は色々。グリーンがかった八重の白いガーベラ。今日の仕入れは白い花メイン。明日はにゃー太くんの命日です。もうあれから一年。月日のたつのは本当に早いのだ。このブログからの呼びかけで、日本全国のみなさまから暖かいご支援をいただき３度もの輸血をし　懸命の治療をうけることができたにゃー太くん。あのときは、手に負えない治療費の捻出に必死だった。。。助けてくださったみなさま、改めて心より感謝いたします。にゃー太くんは　逝ってしまったけれどお顔も知らない方々からのあたたかいご支援に　心が震えました。本当に、ありがとうございました。助けたい　と思ってくださる方がいる。それは　本当に　ありがたいことで殺伐とした世の中で　ひとつの光を見つけたような思いでした。にゃー太くんの　たった２年の短い生涯はきっと　辛い事も多かったけれど最後は　やさしい手の中で　やさしさに包まれて　その命を終えたこと悲しいけれど　悲しいけれど感謝の気持ちもいっぱいでした。白い花は　ほんとうにやさしい。にゃー太くんに、逢えてよかった。

  2017.03.06

• 

  不安

  終わりかけの花はなんともいえず妖艶でそれもまた美しい。ラナンキュラス、終わりかけてからもまた、とても長く咲いてくれる。銀ちゃんは今夜も私のそばを離れない。そこね、みにーが最後までいた場所。敷いていたバスタオルもそのまんま。みにーが吐血した跡もそのまんま。洗濯しなくちゃね、と思いながら、あの日のまんま。銀ちゃんはその場所で、静かに静かに私に甘える。銀ちゃんのお腹に顔をうずめて少し泣いても銀ちゃんはなんにも言わずにただそこにいてくれる。銀ちゃんはやさしい妖精。あるいは愛そのもの。白ネコ部屋を解放しても、私が白ネコ部屋にいれば、誰もリビングに降りて行かずに白ネコ部屋にとどまっている。私がリビングに向かうとみんなもぞろぞろと降りてくる。不思議だね。昨夜、ネコ草を食べて血を吐いたのはだれ？しろちゃんか武蔵か……多分どっちか。私は心臓が止まりそうに驚いたけど、草を食べて思いきり吐いたりすると、時々喉から出血する子はいるものだ、と自分を落ち着かせた。自宅に専属の優秀な獣医がほしい。それとも私が獣医になればよかったのかもしれない。こんなに心配性なのに、こんなに気を付けているのにみにーを逝かせてしまったという後悔はみにーが苦しんでいた姿がふいにフラッシュバックのように浮かびあぁ私 ＰＴＳＤになりそうだ  とノイローゼキミの最近。ＰＴＳＤってきっとこういうことをいうんだな、とこの頃思うんだ。奏くんは相変わらず毎晩のように大声で鳴いている。彼は昼間ボケボケ寝ていて、深夜になると目が冴えてしまうらしい。昼夜逆転しているのだ。ノラやってきた子はそういうもんだと思う。昼間は身を潜めて、夜、活動していたんだろうから。ニンゲンとの暮らしに慣れて、昼夜逆転を直さないと里親さんが探せませんよ。一晩中大声で騒いでいる子を快く受け入れてくれるニンゲンはなかなかいませんよ。明かりを消すと騒ぎ出す。それ、はやくやめましょうね。おやすみ、と言ったら寝る合図ですよ。がっちゃんはすっかり家庭内ノラになってしまった。どういうわけかまったく私から逃げ回っている。最近彼は、私の寝室のクローゼットに隠れているけれど、昨夜、うっかり私の足の間に入って眠り私がトイレに行こうとむくりと起き上がったら跳び跳ねて驚いて逃げていった。私もまさかがっちゃんが足の間にいたとは知らずビックリした。早く一緒に寝れる日がくるといいね。まーちゃんは、私が行くとぷきゅらぷきゅら  と不思議な声を出して嬉しそう。お尻トントンをするか、おもちゃで遊ぶか、カリカリを一粒ずつ食べさせるかなのだけどみにーの具合が悪くてどうにもならないとき、まーちゃんは、なぜかちゃんと自力でご飯を食べてくれていた。最近また、一粒ずつ食べさせないと食べてくれない。世話の焼ける男だ。だけどとてつもなくかわいらしい、まーちゃん。まーちゃんにお尻トントンしていると、必ずむーちゃんが割り込んできてお尻トントンを催促する。むーちゃんとまーちゃんは、ふたりでセット。いつも一緒。気になっていること、備忘録。小梅ちゃんが時々後ろ足のびっこをひいていること。ロンタんがお口痛そうでヨダレが出てきていること。フー太が最近お水をよく飲んでいること。たーちゃんは食べるとすぐに吐くこと。これはお外にいたころから昔からだけど、ほぼ毎回吐いてしまうのはやはりちょっと、おかしい。しろちゃんが結膜炎で風邪気味っぽいこと。現在目薬で対処中。武蔵が下痢気味なこと。整腸剤投与中。ちび銀ちゃんの片目がぐしゅぐしゅなこと。これも昔からだけど目薬できないので何か対策が必要。心配事は尽きないのに、現時点で、信頼できる動物病院のあてがなく安心して任せられないのでそのことが今の私の最大のストレスかもしれない。気軽に行って相談できる信頼できる獣医の存在、それがなくなってしまったことが私を不安にさせる。苦しむみにーに吐き気止めを打ち続けたあの獣医のところに、どうしてももう足が向かない。ロンタは、そろそろ連れて行かなければならないんだけど顔を  見たくないのだ、心底。思えば、月子の手術にもなんらかのミスがあり私と月子を数ヵ月苦しめた、みにーに至っては初動に問題があったとしか思えない、私は、自分がネコの医療に関して無知なことに苛立ちを覚える。本当にこの先、どうしたらいいのやら。まんがのドクタードリトルが、現実にいたらなぁ。

  2017.03.06

• 

  けりぐるみ新バージョン

  新作　　ネコ型けりぐるみを作ってみた。ふぅ。確定申告やらなきゃ。。。　なぜけりぐるみは作っても確定申告はやる気が出ないのか誰か教えてください。。。

  2017.03.05

• 

  みにーのいた場所

  銀ちゃんはいつも、私と寝るんだ寝るんだと鳴くので、毎晩一緒に寝ている。枕の左側、私の顔の横に  銀ちゃんの顔がある。いつからだろう、銀ちゃんが一緒に寝るんだと言い出したのは。白ネコ部屋のほうが暖かいのに、銀ちゃんは必ず、毎晩、枕の左側にやって来て丸まって眠る。枕の右側には  いつもみにーがいた。夜、寝る支度をしているといつも嬉しそうに階段をかけ上がって枕の右側でスタンバっていた。亡くなる４日前までみにーは階段をのぼろうとしていつものように眠ろうとしていたけど眠れなかったよね、私が抱き抱えてベッドまで運んだんだ。その後もみにーは時間になると階段をのぼろうといつもと同じようにするんだとがんばって階段のところで倒れては起き上がり2階は危ないのでもし階段から落ちたらいけないので寝室は寒いので色んな理由から  みにーと一緒にリビングで寝ることにしたんだ。みにーがいつも寝ていた私の枕の右側は今も空いていて誰もそこで眠らない。みにーがいつもいた痕跡だけが、ポッカリとそこにある。みにーがいたはずの場所にいつものように手をのばして何もない  みにーがいない 虚しい空間を手探りする自分がいる。ずっと、一緒に寝ていたのに。手が触れただけでみにーはゴロゴロ喉を鳴らしていたのに。銀ちゃんは、知ってか知らずかこの頃私のそばを離れない。やさしい銀ちゃん。ありがとね。

  2017.03.03

• 

  寿命

  むさくーん、なんで下痢してるの。整腸剤をご飯に混ぜてもなかなかよくならないねぇ。あと数日、お薬でダメなら病院行こう。でもどこへ。もう病院なんて、どこにも行きたくないよね。銀ちゃんはいつも私の隣にいる。いつも、静かに隣にいてくれる。命がみんな  不死身ならいいのに。せめて、ヒトとヒト以外の動物の寿命が同じならよかったのに。なんでヒトの命だけが  こんなにも長くてキミタチの命がこんなにも短いの。一緒に歳をとってるつもりがどんどん追い越されていく。犬やネコの寿命は10～20年。うん、やっぱり、とても短いよ。。もしも私が魔法使いなら動物の命を  不死身にしたい。死んでしまうなんて、ダメだよ。

  2017.03.03

• 転んだ

  何年ぶりだろう、思いきり滑って転んだ。しばらく立ち上がれなかった。そのときはお尻を打って痛くてびっこをひいて歩いてお店に戻った。そう、隣のスーパーへ納品した帰りにまんがみたいにツルンと転んだのだ。なんだかもう疲れていてどうでもよかった。今日は定休日なので、昼までゴロゴロ寝ていて掃除を済ませてからお店に行って仕事した。納品業務と、確定申告の打ち込み。外が暗くなったのでもうやめて、それからルート回りに行って、帰りにホームセンターでネコのトイレ砂のまとめ買い。今日のホームセンターはなんにも安くなくて毎週のまとめ買いだけどなんだか損した気分。そうこうしているうちに、転んだときに打ったであろう右肩がズキズキ痛みだして腕を上げるのも困難に。あぁそうだ、こんなふうに思いきり転んだのは母が亡くなって実家の片付けに通っていたときコインパーキングで顔から倒れて顔面を鉄の機械に強打したときだ、と思い出した。あのときは顔面が半分なくなったかと思うほど痛かった。ものすごく腫れて、まぶたも切って別人の顔になってしまったんだった。転ぶのは何かのサインだ。どうしようもなく心が疲れてしまっているときだ。ネコたちは  元気だろうか。うちのネコたちはみんな、元気なんだろうか。武蔵が下痢をしている。ロンタんは少しヨダレが出始めた。ジーナは最近引きこもりがちだ。月子はつまらなそうな顔をしている。はっちゃんはあまり食欲がない。小梅ちゃんはしょんぼりしている。みんな、元気だろうか。言葉が話せたらいいのに。いくら観察しても、いくら食事に気を付けても、気づいてあげられないこともあるんだ、って私はすっかり不安になってしまっている。明日はもう転ばないように、スニーカーを変えるのだ。新しい靴をおろして、しっかり歩き出すのだ。

  2017.03.02

• 

  ありがとう

  いろんな方がみにーの死を悲しんでくれて更に私のことを心配してくれて信じられないほど美味しいトマトを頂いたりネコたちのおやつを頂いたり簡単に食べられる美味しい食事を頂いたり体を気遣って栄養ドリンクや入浴剤を頂いたり心配のメールをいただいたり各方面のみなさまからあたたかいお気持ちをたくさんいただいています。本当にありがとうございます。私は  昨夜は  泥のように眠って今朝は寝坊してお店に少し遅刻しました。店頭に立っても 明るい顔ができずお客さんと話すのも精一杯ででもやることが多すぎてただ黙々と仕事をしていてそんな中差し入れをもって駆けつけてくれた方々に本当になんとお礼を言っていいか…前に進むしかないしまだうちには  たくさんの子達がいるわけでだけど今も私に甘えて寄り添って寝ている銀ちゃんを撫でながら思うのはこの子達みんないつかは私は見送らなければならないときがくるんだと考えただけで耐えられそうになくあと何回  こんなことがと思っただけで  心臓が苦しくなって燃え尽きると「ありがとう」の文字が浮かび上がるお線香をいただきました。ありがとういい言葉だながんばってくれたみにーに、ありがとう心配してくれたみんなに、ありがとう死んでしまったみんなに、ありがとうありがとうって思いながら生きていかなければ生きていくということはそういうことなのかもしれないと思った今日です。ありがとうございます。

  2017.02.28

• 

  うたかた

  みにーの亡骸がいるとなんだかみんなの様子が変で今夜先程  火葬してもらった。ハルの時同様、自宅まで車で来てくれて、改造した車の荷台の焼却炉のようなところで焼いてくれるおじさん。話好きで動物好きのおじさん、何度かお世話になっている。おじさんと一緒にみにーのお骨を拾っていたとき、冷たい雨が降りだした。みにーが寝ていた箱の中は カラ、、、みにーは小さな骨壺におさまった。カラになった箱を何度ものぞいて小梅ちゃんはみにーの姿を探してた。昨夜もずっと、みにーのことを見ていた小梅ちゃん。メンタルが心配だ。しばらく骨壺を抱いて顔をうずめていた。みにーの姿形はもう完全になくなってしまった。生はうたかたの奇跡死こそ常態みんな  死んでしまう生まれた瞬間からその命は死に向かって加速する生はうたかたの奇跡。死こそ  常態なのだと昔  誰かに聞いたのを思い出した。

  2017.02.27

• 何度も

  何度見ても何度見ても何度も何度も見てもみにーは１ミリも動いてなくて何度見てもやっぱり呼吸はしていなくてもう目を開けることも私を目で追うこともないのかと 深呼吸にも似たため息しか私には出ないみにー、頑張らせてあんなに頑張らせて本当にごめんねほんとにごめんゆっくりおやすみ

  2017.02.27

• 

  みにー

  みにーみにー…みにー……大好きな ちびに  もう  逢えたかな賢くて  やんちゃで  わがままな  みにーありがとねおやすみ  ね    みにー小梅ちゃんはずっとみにーの亡骸の前で   茫然としていて見ていてやるせない。しんみりしている、みんな  泣いているよ。

  2017.02.26

• 

  6日間

  壮絶な６日間を過ごし２月２６日午前１時３０分。みにーは最後は　静かに息を引き取りました。苦しまないように　それだけを願って先生にもそれだけをお願いしてでもみにーは本当に苦しい中がんばってがんばってがんばってもういいよ、みにー、もう先に逝きなさい、いつか必ず私もそこに行くから待ってなさい、って何度も何度も頭を撫でながら言い聞かせて静かに心臓が止まって行くのをじっと見守った。いつも　私の事を目で追ってたみにー。それは亡くなるその日まで力も無いのになんとか頭を持ち上げて　私を目で追った。ここにいるよ、どこにも行かないよ、大丈夫だよ、そのたびに頭を撫でると少し　目を細めて安心した。ほんの６日前まであんなに元気だったのに毎日通院し　どんどん悪くなり昨日も夕方まで入院させ家に連れて帰った。昨日の朝、病院へ連れて行くときちょっとだけ抵抗するようなそぶりを見せたみにー。あぁ、やだな、と思った。病院の待合室で呼ばれるまでの間、みにーはそっと手を伸ばし、その手をつかむとぎゅっと私の指を握って離さなかった。あぁ、やだな、やだな、絶対病院では死なせないから、大丈夫だよ、と話しかけた。みにーは最後の最後まで激しい苦痛と闘いどうしてこんなに苦しむのかなにがいけなかったのか私にはわからずただただ　ただただ　必死で撫で続ける事しかできず本当に　ごめん助けてあげられなくて　ごめんってだけどみにーは穏やかな顔で最後のときを迎えた。耳が聞こえないはずのみにーが最後の２日間、音に反応していたので私はいっぱい話しかけた。私は１８で家を出たから、みにーとは両親と暮らしたより長い時間を一緒に過ごした。みにー、、、お疲れ様、今までいっぱいありがとう。やっと、ゆっくり眠れるね。いつかまた、虹の橋で、必ず会えるね。それまで　バイバイ。

  2017.02.26

• また朝がきた

  眠れないみにーに付き合ってまた朝を迎えた。また朝がきた、安堵と不安が入り交じった気持ちで窓を開けて風を少し入れた。みにーは体温も下がってしまっているのに、やたら冷たい床の上を探して倒れこむ。ふかふかのベッドに何度戻してもよろよろと必死で冷たい床に行くので私は余計なお世話をしているのだろう。仕方がないので部屋の温度を上げているが、窓を開けたら少し気持ち良さそうに目を細めた。外はこんなに寒いのにね。みにーはいつも、温かいヒーターの前に陣取るのが大好きだったのにね。吐血はなかったものの、身体はだいぶしんどそうだ。水分が入って少しは楽になれたかと思ったが、本人はそうでもないのかもしれない。よろよろと起き上がって、少し歩いてはバタンと床に倒れる、一晩中それを繰り返していた。何がしたいのか、どこへ行きたいのか、わからない自分に苛立ちを覚える。あんなに飲みたくて飲めなくてお水の前でうずくまっていたのに、昨夜はまったく水にも食事にも興味を示さなかった。シリンジで水を１滴、口元に垂らしたらとても嫌がったのですぐにやめた。相変わらず葛藤は変わらないものの、点滴をしてからの顔の表情は少し和らいでいるのでまたこれから病院へ行って、点滴を受けようと思う。生きられるかもしれない可能性。苦しまなくて済むかもしれない可能性。それが奇跡だとしても何をしても、どう転んでも、後悔は私の中に残るのなら助けたいという気持ちだけが真実なのでそれを選択するしかないじゃないの。

  2017.02.25

• 毎晩 峠

  昨夜はやっと久しぶりに自分のお風呂に入って、といっても慌てて10分で出てきたのだけど今夜も急いで ちゃぷんと湯船に浸かった。お風呂、ちょっとでも入ると緊張した気分がほぐれる気がする。昨日も今日も、みにーのそばでは月子がやけに鳴いていて、それに呼応してケージにいる奏くんも大声で鳴いている。みにーが苦しくて私もつらくて静かにしていてほしいのに「しー、っだよ、静かにして、大きな声出さないで」と何度も何度も声をかけるものの一向に鳴きやまない月子をリビングから追い出し大声の奏くんにもついに「うるさいよ！静かにして！」と怒鳴ってしまった。奏くんはシャーッと怒ってハウスに隠れた。あぁ、怒鳴ってごめん、でもお願いだから大きな声を出さないで、と私も限界だった。今夜も奏くんは大声で鳴いているけれど、昨夜の後悔があるので今日は放っている。願わくば鳴かないでほしいけど…私が慌ててお風呂から出ると、倒れているみにーのすぐそばで小梅ちゃんが神妙な顔をしてみにーをじっと見ていた。心配してるんだね。みにーは、今のところ吐血はしてないけど、数分おきに必死で体を起こし、よろよろとしてはパタンと倒れ苦しい呼吸をする。見てるのがつらい…？いや、みにーがいちばん、つらいから自分の無力が  いまいましいのだ私は。

  2017.02.25

• 今夜も

  みにーは私を見つけるたびに小さく顔をあげる。私の姿を目で追っている。今夜はやけに体の向きを頻繁に変える。５分おきくらいに変えようとする。力がないので、自力ではやっと体を立て直して向きを変えるのだけど、自力でするとその後の呼吸が大きく乱れる。体の向きを変えるだけで、相当な体力を消耗するようだ。体の向きを変えたいサインは、前足をほんのすこし動かして、引っ掻くような仕草をすること、それに気づいて手助けしてあげればみにーの呼吸もそんなには乱れない。もともとニキロしかない体重、骨と皮だけの体、筋肉などないので今の状態では起き上がるだけでもしんどいはずだ。少しは楽になったかなと思っていたけど体力の限界で今を生きていることにはかわりない。今夜はみにーが体の向きを変えるとき、見落とさずできる限り付き合わなくては。そしてまた明日の朝、点滴をしに病院へ行こう。からだが楽になること、もしかしたら奇跡かもしれないけど、回復することを祈って。

  2017.02.25

• 可能性

  みにーの容態が悪くなってから丸５日。私もほぼ寝ていないけど、みにーは全く寝ていないというか眠れず苦しんでいる。少しでも眠れたらいいのだけど一晩中吐いたり吐血したり眠るどころの状態ではとてもなく。目もつぶらず、瞬きもせず、眼球の表面が水分を失ってしわっぽくなるほどまでに脱水しいくら皮下補液をしてもしても吐血でどんどん身体中の水分が失われていき本当にひどい重度の脱水症状を起こしている。昨夜も一晩中私は葛藤と戦い、皮下補液をしてあげたい衝動に駆られでもそれをすることによりもう水分を吸収できない身体に更なる負担と苦痛を与えるだけではないのかと悶々と悩み朝になってみにーがまだ生きていたら、静脈点滴の可能性に賭けてみようとみにーと手をつないだままリビングの床の上でふたりで夜を明かした。明け方、私は少しうとうとしたようで、目が覚めて慌ててみにーを探した。隣にいたはずなのにいなくて、焦って探した。台所の冷たい床の上にみにーは倒れていた。倒れている顔の下に、じわじわと血の海が広がっていく。心臓がぎゅうっとなる思いでみにーの頭を持ち上げペットシーツを敷いて口を拭いてあげた。水曜の夜は一晩中それの繰り返しだった、その時のみにーは激しい呼吸で苦しんで苦しんで口から溢れる血を垂れ流していた。でも今朝はもうそんな元気もなくただじっと、口から溢れる血を床に流していた。私は、そんな生きた心地のしない夜を過ごし辛いという言葉では現せない日々を送っているけれど当のみにーの辛さを考えたら比じゃない。私ときたら、着たきりすずめのお風呂も入らず顔も洗わず眠らず何も食べれず 片時もみにーから目を離せない毎日で、昨日行った病院では、獣医さんは私のあまりの悲壮な様子を見て安楽死も視野にいれるのもありだと言った。あなたがまいっちゃうよと。みにーはこんな状態でも、がんばってがんばって生きているし生きようとしているので、その選択肢はない、私の望みは、少しでも苦痛を和らげてあげること、苦しませないこと、それだけだと伝えた。よかれと思ってするあれこれが、実はみにーの体の負担になっていて、もう本当は、ほっといて静かに死なせてあげたほうがいいんじゃないか、とかいや、あきらめたら終わりだ、とかみにーががんばってるなら手助けしなければ、とか毎日凄まじい葛藤だ。例えば老衰で、徐々に衰えていったのならあきらめもつく。でも今回の場合、それは突然やってきて、何か原因があるはずなのだと必死で考える。考えられる可能性は、血液検査でわかる範囲ですべて消去法で排除できた。誤飲誤食、毒物、ウィルス、、吐血した成分まで調べた。これがなんなのかわからなくて。考えられることとして、仮説として、みにーはおそらく慢性胃炎をもっていて、それが胃潰瘍に進行した、胃酸がたくさん出て、胃からの出血とともに吐血している。胃酸が逆流しているので食道炎も起こしている。なので何も食べれず飲めず口の中の歯肉炎によるよだれと一緒に膿みと胃酸と血液が口から溢れているのではないか、という仮説。その仮説に基づいて処置を行うことに。胃酸を抑える薬、炎症を抑える抗生剤、なにより脱水緩和のための静脈点滴。脱水は本当にひどく、今朝は全く採血できないほど血液がなかった。この状態で、どこまで回復するだろうか誰も予想できずとにかくやれるだけやってみよう、ということで、みにーは今朝入院した。様子をみながら、ゆっくりゆっくり点滴を入れた。１日かけて100ccほどの量。私は、いつ何が起きてもすぐ対応できるように、昼、夕方、そして夜と、どのタイミングでみにーを連れて帰るかその都度先生と相談した。夜、みにーを連れて、帰宅した。朝の状態よりは、目に輝きも戻り、表情もでてきた。脱水し過ぎて目も閉じられなかったのが、ようやく閉じられるようにもなった。しんどいのはしんどいが、少しは改善したのではないかと思う。皮下補液では、体にもう水分を吸収できる力がないのでみんな吐血となり出てしまう。静脈点滴なら、なんとかいけるのではないかという判断。実際、それ以外の方法がないのも事実。今、みにーは目を閉じて、体を少し丸めて寝ている。体を丸めている姿を久しぶりにみた。ずっと、伸びきった体勢で倒れていたから。少しは楽になれただろうか、今夜は吐血しないだろうか、不安は消えないものの、眠るみにーを見ることができて、よかった。このまま今夜、ひどい吐血がなければ、明日の朝また、入院して点滴を受ける。夜、家に連れて帰るのは、万が一でも病院で死なせたくないから。安心できる自宅で、最後のときを迎えてほしいから。病院で死ぬのは  やりきれない。もし、今の治療が正しくて、合っていれば、もしかしたら胃潰瘍が治って食道炎も治まって、口から水分や食事をとれるようになれば、治るかもしれない、とそんな可能性も  未知数だけど、かろうじてわずかはある。どうか今夜は、あんなに苦しんで血を溢れさせませんように。どうか今夜は、みにーの苦痛が少しは和らいで、ぐっすり眠れますように。お店のほうは、ひなまつりフィーバーが始まっている。このまま怒濤の３月に流れ込むのでしょう。どうか、生きてほしい。心の底から。

  2017.02.24

• 

  不安な空気

  みにーの様子をみんなが心配そうに見ている。不安そうな顔。みんななにか感じてる。白ネコ部屋のみなさんは、リビングにさえ入ってこない。銀ちゃん以外は。みんななにかを感じているんだね。特に、みにーと仲良しの小梅ちゃんやフータはかなり不安げな顔をして困ったね。困っちゃったね。今我が家ではいつもとまったく違う空気が流れてる。

  2017.02.23

• 

  不眠不休の看護

  あれよあれよと急変して命の保証ができないほどまで重症になってしまったみにー。突然過ぎてなにがなんだかわからない。昨夜は一晩中血を吐いて吐いて吐いて吐いて苦しむみにーをさすりながら一刻も早くこの心臓を止めてあげてくれ！と祈った。だけどみにーは乗りきって朝を迎えた。みにーがこんなに頑張っているのに私が諦めてはいけないと思った。もう無理だ、もうダメだ、と一晩中泣きながらそれでもみにーは乗り越えた。すごい、強い子だ。意識もはっきりしていて、とてもしっかりしている。私はみにーから目を離せずにずっとそばについているありえないほどひどい状態の中でみにーががんばっている。私が弱音を吐いている場合ではない。落ち着いたら書きたいことはたくさんある。みにーと手をつないで今もこれを書いている。頑張ろう。頑張らねば。

  2017.02.23

• 何が正解なのか

  朝、みにーに皮下補液をしてからしばらく見守りそれから９時半に「本日休業」の貼り紙を店のシャッターに貼りにいき、そのままスーパーの納品とルート回りを急いで済ませて10時半には自宅に戻った。みにー、生きてろよ、と祈りながら。みにーはしんどそうにヨダレを大量に垂らしながら苦しんでいた。それからずっと、みにーのそばにいる。入院予定だった病院には、とても連れていける状態ではないと電話を入れた。夕方、ひろりんがお見舞いに来たときには状態は少し落ちついていて、やっと眠れそうかなという感じだったのだけど、みにーはずっと目を閉じないので、眼球の表面がしわしわになってきていた。これはいけない、と再び皮下補液をして、その後私はまたスーパーの納品にいき、買い物をして急いで帰宅、その間30分。みにーはまた身体中の水分が出てしまったのかとおもうほどのヨダレを口から溢れさせてうずくまっていた。冷たい床の上にいたので、ソファに戻して様子を見ている。私はそれで初めて気づいた。皮下補液をすると激しいヨダレが出るということ。私は花粉症で、花粉の時期に水分をたくさんとると、その分鼻水が増えることを知っている。同じ原理だろうか。みにーは、皮下補液をしたので眼球に艶が戻り毛並みも少し、ふっくらしたものの体調は明らかにしんどくなったようだ。よかれと思ってあれこれしてしまうが、もう何もするなということか。今まで、皮下補液や点滴で、身体がしんどくなるなんて思ったこともなくむしろ楽になるって、信じて疑わなかったのでこのみにーの症状の激しさにはものすごく驚いている。もしかしたら、体が水分を受け入れられないほどに弱っているのかもしれない。水を飲みたいのに、飲むこともできないみにー。ヨダレがひどいので口元を拭いてあげるが、嫌がる。もしヨダレを誤飲したら肺炎になってそれこそ命取りなのでヨダレをマメに拭くように言われているがそれさえもみにーにしたら余計なお世話とでも言いたそうだ。どうしてあげるのがいいのか、もうまったくわからず私はただただ目の前でしんどそうにしている愛しいみにーを見ていることしかできない。みにーは、見られていることさえ嫌そうだ。余計なことをして本当にごめん。でもなんとか少しでも楽になってほしい。どうして動物は言葉を話せないんだろう。どうしてほしいか、わがままを言ってほしい。なんでもするから。生きてほしい。

  2017.02.22

• 

  病院はやめた

  昨夜はほぼ歩けなくなってしまったみにーと一緒にリビングで寝ようと私はタオルケットを抱えてリビングのソファに準備をしていたらいつも、寝室で一緒に眠るみにーは必死で階段を登ろうとしたのでそっか、ベッドに行くか、とみにーを抱いて寝室へ。しばらくは枕元の湯タンポの上で苦しそうに体を横たえていたけれど、やはり少しでも楽な姿勢を探したくて、よろよろしながら寝室の中をさまよってはへたりこみ、を繰り返した。口から止まらない泡を拭いてあげながら、何度かベッドに戻したものの、みにーは冷たい床の上にへたりこむ。仕方がないので、そのままでは寒かろうとエアコンを入れて、部屋を温め、眠りについた。とはいえ何度も何度もみにーを確認しながらその都度場所を移動しているみにーを探しては体を撫で探しては体を撫でを繰り返し朝を迎えた。朝を迎える頃には、みにーはもう、動けなかった。それでもジタバタしようとするので、フリースの私の部屋着にみにーの体をくるんでリビングに降りてきた。今朝は、半日入院の予定だけどもうやめだ。もう病院でできることなど何もないだろう。冷えてしまった体に温かい補液をした、少しでも体が楽になるように。口から溢れる泡は吐き気止めを打てば打つほど増えて悪化した。昨年10月に似たような症状で別の病院へ行ったときは、調べたら吐き気止めは打っておらず、皮下補液だけして、数日で回復したのを思い出した。やりきれない。今日は、そばにいましょうね、みにー。

  2017.02.22

• 吐き気止め

  今日は、白ネコ部屋も開放するのをやめ、ただただみにーのそばにいる。さっき部屋をのぞいたら、しろちゃん以外はみんなまったりくつろいでいたのでいいだろう、しろちゃんは白ネコ部屋の開放をそわそわと待っていたけれど、今日はごめんよ、みにーがしんどいから今日はごめんよ、と声をかけた。まーちゃんのいる部屋をのぞいたら、遅いですよ、早くあそびましょう、と私のそばにやって来たまーちゃん。今日はごめんよ、ホントにごめんよ、とこれまた少し撫でて退室。みにーのそばで、ずっとみにーをみているけれど、あんまり見ていると嫌なのか体の向きを変えたり移動したりしてしまうので、携帯をいじりながらチラチラと観察するにとどめている。とてもつらそうだ。私は少し、打ち過ぎている吐き気止めの注射に疑問をもっているので、ネットで色々調べていたら吐き気止めの副作用でみにーと全く同じ症状になり、死んでしまったネコの話ばかりが出てきた。吐き気止めはやはり危険なのだ。昔、福ちゃんというネコがいて、研修医がやみくもに吐き気止めの注射を福ちゃんに打った。私は慌てて吐き気止めはてんかんの発作を誘発するからダメではないですかと言ったら研修医は焦って他の獣医に確認し、そうでした、ダメでした、と言いやがった。福ちゃんは、てんかんの発作を起こして死んだ。私は獣医をあまり信用できないでいる。吐き気止めは怖いのだ。脳に作用するから。獣医は、副作用について説明しない。あ、今、みにーがよろよろとトイレに入ってオシッコした。そのままトイレでうずくまる。やっと出てきたら、その場で倒れこんだ。みにーがどうか、元気になりますように。負けませんように。

  2017.02.21

• 経過

  帰宅して、またすぐにみにーを病院へ。玄関を開けたとき、みにーはお迎えに出てきた、よろよろとした足取りで、ゆっくりと。口からは大量の泡のよだれを垂らしたまま。急いで部屋にあがり、口を拭いてあげると嫌がってうずくまった。部屋に入ってカーテンを閉めたりしていたら、私の顔をしっかり見ながらまたよろよろと歩いてきて、私のそばにうずくまった。これは、助けを求めている、と思った。ただそばにいて撫でてあげるのがいいのか、効かない治療をしに病院へ連れていったほうがいいのか、少し悩んで、キャリーに促したらすんなり入ってくれたのでそのまま急いで病院へ急行した。治療は同じ、皮下補液と吐き気止めの注射と胃腸の薬を飲ませること。明日の日中、静脈からの点滴で半日入院させてもらえないだろうか、と言うと先生はその方が栄養も入れられるしいいだろう、とのことでまた明日の朝も連れていくことになった。私は連続して吐き気止めの注射を朝晩２回も打っていて脳に影響が出たりしないのか聞いた。吐き気止めとは、吐き気を抑える薬であって根本的な解決ではないと思うし、もしかして、本当は吐きたいのに強制的に吐けなくなっているだけだったら地獄の苦しみだろうと思うので、本当にやみくもに吐き気止めを打つことがいいのかどうか、私にはわからない。ただもし、吐き気が続けば今のみにーの体力ではまったくもたない。吐き出す力さえもないと思うのだ。病院から戻るとみにーは、さっきから部屋のなかをぐるぐると移動している。2～3分おきに、2～3歩ずつ移動しては倒れこむ。つらくて、どこにいけば少しは楽になれるのか、どの姿勢なら少しは楽になれるのか、探しているようだ。倒れても目は閉じない。おでこを撫でるとやっと目を細める。この激しい胃腸炎は、体力のある若いネコならのりこえられるけど、それでも完治まで２週間ほどかかり、体重も二キロくらい落ちてしまうケースがあるそうだ。みにーは体力も体重もなく、高齢なので、厳しいかもしれない、と先生は言った。今朝の時点ではまだ少し楽観的だった先生も、みにーの急速な悪化を見て初めて「厳しい」という言葉を使った。みにーは、ずっと元気で長生きして、好きなだけ食べて、わがまま言って、もっとうんと高齢になったら、自然に眠るように老衰で命の幕をおろすのだろうと信じている。こんなことで、こんなに突然、命を落とすなんてやめてくれよ。がんばろう、みにー。

  2017.02.21

• みにーは

  みにー様が重症だ・・・朝晩通院しているものの一向に良くならないどころか　どんどん悪化している。口に泡をいっぱい溜めて　気持ち悪そうにして朝は歩けていたのが夕方には足元もおぼつかなくなって病院での処置は「吐き気止めと皮下補液」の治療しかないという。。。「胃腸炎」という診断だが本当にそれだけだろうか。こんなに重篤になるんだろうか。。。昨日は「心臓が強い」と言われたのが今朝は「心臓の音が悪い」と言われた。急速にジェットコースターを降りるようにどんどん悪化していく症状を今現在まったく止めることができていない。すでに頭を持ち上げる事も困難な状態に。苦しそうに、気持ち悪そうに、所在無げに部屋の中を頭を下げたままおぼつかない足取りでふらふらよろけながら歩き、へたりこむ。口から泡を吹いているのだ、他に何か処置はないのか！叫びたい気持ちをしまいこんであとでまた病院へ連れて行く。この状況で、薬を飲ませろとか言われても無理だし。みにーは水が飲みたくて仕方ないのに、それさえできずに水の前でうずくまる。一昨日の夕飯までは元気だった、夕飯を食べた数時間後からいきなり急変した症状、私は与えたパウチのご飯に毒でも入ってたのかと疑った。あんなに元気だったのに、どうして急に？朝晩通院しているのにどうしてどんどん悪くなる？元々の掛かりつけの獣医さんは現在自身の闘病のため入院中、、、先生なら　どんな処置をしてくれるだろうかどんな言葉をかけてくれるだろうかとそんなことばかり考えてしまう。みにーは毎日、痛い注射をされて、苦い薬を無理やり飲まされて、抵抗する力もなくどんどん弱って行く。わからない私はただただそれを見ている事しかできない。ホントにもう、どうしよう。みにーが死んだら、どうしよう。

  2017.02.21

• 徹夜で

  昨夜はというか今朝まで突然のみにーの不調に朝の５時まで起きて見守ってた。寝ようと思った深夜２時過ぎ、みにーの様子がおかしいことに気づき、慌てて皮下補液を。ベッドに行くとついてきて、いつものように私の枕元に陣取ったものの、ずっと、気持ち悪そうにウググ、ウググ、と口に泡をためている。立ったり座ったりとても気持ち悪そう。喉の奥やお腹から奇妙な音がしていて、みにーの呼吸もかなり荒い。絶対吐くと思って背中を撫でたり顔をのぞきこんだり、でもみにーはなかなか吐けず、ひたすら気持ち悪そうにこらえている。そのうち口を大きく開けてハァー、ハァー、と呼吸をはじめ、口元にブクブクと泡があふれてきた。私はみにーのまわりにペットシーツを敷き詰めていつ吐いてもいいように準備を。四時頃、やっと吐けたみにー。夕飯に食べた半ば消化されたものと、大量の水分。これで、少しは楽になれるかなと思ったものの、それでもまだまだ苦しそうなみにー。しばらくして再び吐いたのはやはり大量の水分。足を踏ん張って、骨ばった体で大きく呼吸をして、肩で息をしているような感じ。２度目の嘔吐のあと、ようやく少し落ち着いていつもの湯タンポの上で前足を折って横になったのでほっとした。前にも１度こうなったことがある。やはり明け方までずっと苦しんで、水分を大量に吐いたのだ。その時病院で調べた結果、肺にリンパ腫がみつかったのだった。みにーはいつもご飯をもりもり食べて、元気にしているので高齢でもあるし、積極的な治療をするつもりはないのだけど、こんなに苦しいならどうしようと朝方までずっと不安で不安で背中をさすっていた。この異様な吐き戻しの原因は定かではないのだけどあまりにも苦しそうで私も生きた心地がしない。今朝は、みにーは元気なくネコハウスに隠れていてご飯は食べない。私はほとんど寝ていないので無性に眠たいが今日は自分の病院はひとまず取り止めてみにーを病院へ連れていくことにした。高齢ゆえ、肺にできたリンパ腫が悪さをして大きくなるか、みにーの寿命が先かなんともいえない状況だったのでもう一度レントゲンをとって調べてもらおうか。。いくら食べてもまったく太れず、骨と皮ばかりのガリガリのみにーなので何か積極的な治療をするとか、ましてや手術などは考えられない。きっと体力がもたない。今の生活の質が維持できれば  御の字なのだ。かわいそうに、目に涙をいっぱい浮かべて深く大きな呼吸で苦しそうにしている。困ったね……まだまだ、元気にわがままでいてくれなきゃね。じゃ、病院、行ってきましょ。

  2017.02.20

• 

  今宵のネコたち

  今宵の白ネコ部屋。たーちゃんはこの部屋に入り浸り。お外時代は仲の悪かったちび銀ちゃんとたーちゃんが、なぜか自然体で平穏に暮らしてる。しろちゃんは今日もまったりごろごろごろごろ。麦ちゃんは、私が誰かを撫でていると必ず割って入ってくる甘えっ子。武蔵はクールビューティーなネコでいつもマイペース。しかし私のお風呂上がりの素足が大好きで、噛みついて離れない。たーちゃんとちび銀ちゃん。ちび銀ちゃんの目が酷くて治療したいが目薬どころか薬も飲めない困ったさん。もうずーっと、この目は気になっている。お外時代からずっと、だよね、困ったね。のんきなたーちゃん。たーちゃんはヒトだったら絶対B型だよね。ちび銀ちゃんは、絶対A型。あら、ロンタんの写真が。。すっかり、撫でられることに魅了されたロンタん。こちらも白ネコ部屋に入り浸りのジーナ。まーちゃんのおもちゃで遊ぼうアピールがすごい。元気でなによりだけれども、ほどほどにしましょうね。まーちゃんは食べるより遊ぶほうが好きで困る。とにかく食べてくれ、もっとまじめに。明日の朝はアタクシちょっとニンゲンの病院へ行ってきます。この前から喉のリンパ腺が腫れてて気になってる。左の肩ばっかり凝って痛いし内科なのか整形なのかわからないけど、わからないのでとりあえず内科に行ってみる。繁忙期の３月までになんとか体を整えないと。スタッフ募集中だけど相変わらず反応ないので、昨日は近隣店舗前でスタッフ募集のチラシをつけて花を配ってみたりした。本当は今日の青梅マラソンのゴールでお花を持って待ち構えて宣伝がてら花の配布でもしようかと思ったけど警察に連れていかれると困るので止めた。花をタダで配っているのはいい人キャンペーンではないんですよ、スタッフ募集中なんですよ、そこんところお願いします。

  2017.02.20

• 

  風で飛んでいったもの

  たーちゃーん！たーちゃーん！ん？木曜日に、そういえば毛布を洗濯してベランダに干したのだった。すっかり忘れていて、少し暖かかったりしたので、相変わらず私はタオルケットとベッドに潜り込んでくるネコ湯タンポで寝ていたのだが昨日の夜、そういえば毛布は…と思ったものの、もう遅かったので明日の朝でいいや、と眠りについた。今朝は少し寒くて目が覚めた、さすがに。どーゆーわけか、掛け布団を出すと月子やジーナにおしっこされてしまうので、もう洗濯がめんどくさいので掛け布団を使わなくなってかれこれ半年。なんて冬だ、と恨めしかったがとりあえずタオルケット３枚と毛布、毛皮をまとったネコ湯タンポでしのいできた。まぁとにかく、毛布にはおしっこされないわけなのでもうそれでこの冬は乗りきろうと思っていたのに、今朝、三日ぶりにベランダに出てみると毛布は影も形もなく、留めていた洗濯ばさみもなく、ベランダからキョロキョロ見渡すも、毛布はどこにもなく。いやそんなはずは、、とベランダの下をのぞきこんだり、落ちたとしたら絶対隣の家の庭、と食い入るように見るもやはり毛布はどこにもなくて。おかしいなぁ、おかしいなぁ、と家の周りを探すも、やはりない。きっと、風で飛んで行ってしまったのだろう、それにしてもあんなデカイもの、飛んでった先にさぞご迷惑をおかけしてるだろう、とちょっと心が痛む。それにしたって私も困る。さすがに真冬、タオルケットだけではちょっと寒い。まぁ私がね、三日も干しっぱなしにしてたからいけないんだけど。毛布よ何処へ行った。まだわりと買ったばかりなんだけどな。。最近風が強いから、それもタイミングが悪かった。私の毛布……仕方がないので今夜もネコ湯タンポたちに活躍してもらわなくては。毎晩、総勢５名のネコ湯タンポたちが私を温めてくれる。えぇ、まったく身動きできなくて、朝起きると毎日首と肩がパンパンに張ってますが。月子さんは、柔らかいものを見つけると前足でフミフミフミフミしてから、うっとりとした表情でオシッコをシャーとしてしまう。なんだろねあれは。寝室の被害は著しくて、クローゼットの中でするのだけは本当に止めてほしいのだけどついにクローゼットの扉を破壊されて閉まらなくなってしまったのでもう防ぎようもなく。ネコの毛がつかないように、ニットなどの洋服が主に入っているクローゼット、毛がつかないように、どころではない、もうオシッコ臭くて仕方ない。クローゼットごと丸洗いしたい心境だ。とりあえずこの冬さえ乗りきれば、毛布などもう買わなくてなんとかやり過ごせる。がんばろっと。

  2017.02.19

• 

  奏くん

  奏くんおはよー。相変わらずのイカミミ。だけど最近はハウスに籠ってばかりじゃなくて、ハウスから顔だけ出して私を見ながら何か訴えるように鳴いたりする。他のみなさんのご飯の支度をしていると、気になって顔を出す奏くん。「僕にもー！僕にもー！」って多分訴えている。多分。食べる前は大きな声で「いただきまーす！」って言うのだ。多分。だけど顔を近づけてのぞきこむと、シャーッ！って怒りだす。なんで？朝陽の中で甘えっ子モード全開の銀ちゃん。今朝は、スタッフちゃんのはからいで「店長寝不足だから、日曜はゆっくり出勤してください」とありがたいお言葉。そう、寝不足が深刻だ。奏くんは毎晩明け方４時まで大声で鳴いている。近所から苦情が来ないのが不思議なほどだ。明かりを消すと鳴き始めるので、昨夜は明かりをつけたままにしてみた。うん、変わらず鳴いていた、やっぱり。なんで。実は私は奏くんに会ったこともなく、どんな子かも知らず、ダブルキャリア、前足欠損、まともなご飯をもらえていない、という情報だけで保護を決めたのでもっともっと悲惨な状態を想定していた。しかし奏くんはコロコロ太ってかわいくて、毛並みもツヤツヤ。元気に自己主張するわがままで愛くるしい男の子だった。ダブルキャリアと聞くとしかも前足欠損などと聞くと「かわいそう」が先走るが奏くんは、そんなことどこ吹く風で元気にもりもり食べて、好き嫌い言いながら三段ケージの中を器用に使いこなして何かを大声で主張しながらたくましく生きている。我が家では、奏くんだけ隔離して暮らさなければならないので自己主張の強い奏くんにはやはり不憫だ。奏くんだけを愛して見守ってくれるやさしいご家庭に送り出してあげたいと心の底から思う。里親さんを募集しています。まだまだ人慣れ不十分で、時間はかかりそうだけど、隔離飼育ではなく、奏くんがのびのび暮らせる環境でご理解のある家庭で過ごさせてあげたいと、本当に、祈るような気持ちで思っています。夜泣きは、環境に慣れれば自然とおさまるので、多分今は、不安で鳴いているだけなのでこれが長引くとも思っていないし、夜泣きしなくて済むような環境で、穏やかに暮らせたらいいなぁと奏くんを受け入れて愛してくれる人を  探しています。こんな風に、まったり、安心して、甘えながらこの先の長い時間を過ごせるようにそんなささやかな幸せを奏くんに感じてもらえるように私では、我が家では、残念ながら、力不足です。奏くんに、ずっとのおうちを探しています。どうか、ご理解、ご協力を、お願いいたします。m(__)

  2017.02.19

• 

  みにー。

  みにー様は今日も元気にもりもり食べる。たくさん食い散らかして散らかして散らかして散らかしながら食べるので後片付けが大変。でも毎日ひょうひょうともりもり食べて元気でいてくれればいいのだ。わがままで自己中で  時々大声でわめいているみにー様。ネコは歳をとってもかわいいなぁ。どうか長生きしてくださいな、わがままでかまわないから。

  2017.02.19

• 

  銀ちゃんとの日々。

  銀ちゃんは、同室の白ネコたちがいない時にしか甘えない。白ネコ部屋ではカッコつけてるのかしら。なんともいえない独特のお顔をした銀ちゃん。私がソファにひっくり返ったら強引にぐいぐい入ってきて  ソファと私の隙間にちんまりおさまった。かわゆいのぉ。遊ぶのは大好きだけど、ハッスルするとすぐに息があがって疲れちゃうので、ほどほどに遊ぶようにしている。走り回ると咳き込んでしまったりする。カリシウィルスでひどい口内炎だし目もショボショボだし鼻づまりなので激しい遊びは厳禁。でも、銀ちゃんは遊びたいんだよね。銀ちゃんはいくつなのかなぁ、10歳は超えてるはずだし、顔はおじいさんぽいけど、そんなに高齢でもないような、、辛い過酷なお外で生きてきた子達は、実際の年齢よりも老けて見えるから、ホントのところはわからない。くろちゃんは14歳とも17歳とも言われてよくわからないけど、童顔なので若く見える。しかしあくびをすると、口の中には歯がまったくない。かろうじて犬歯があるだけだ。結構なお年寄りだと思うが食欲旺盛で元気元気。ノラやってて長生きしてきた子達というのは、元々強い生命力と強い体の持ち主だ。銀ちゃんは、あの数年前の大雪のあと私が保護しなければもう居なかったであろう命。本当に酷い状態で、ボロボロだった。看とり覚悟での保護だった。温かい部屋の中で手厚く暮らしたらみるみる元気になった。命はあきらめてはいけないのだと思ったあの冬。任侠顔でボロボロになって生きてきた銀ちゃんは、こんなにかわいく、賢く、優しい子だった。銀ちゃんが居着いていた餌やりさんは、私が何度も何度もお願いしても、決して病院へ連れていくことも去勢手術をすることもなくただ餌やりだけしていた。子猫が生まれたらかわいいかわいいと餌やりをしていた。たとえその子猫が目の前の道路で車にひかれて死んでも「自然なこと」と放置していた。一度は捕獲器に入った銀ちゃんのことも、去勢手術はかわいそうと逃がしてしまった。だからその後銀ちゃんを捕獲器で捕まえるのは困難を極めた。あのままだったらもうこの世に居なかったであろう銀ちゃん。道路で何匹の子猫が死んでいたかもしれない、どっちがかわいそうなことなのか、きっと理解できないんだろう。銀ちゃんは今、とても幸せに暮らしてる。どうすることがより人道的なのか正しいとか、正しくないとかじゃなくて、銀ちゃんの顔を見ていればわかる、生きることが、幸せである方が  いいに決まってるって。銀ちゃんと暮らし始めた頃私は、私を睨んで力なく威嚇する銀ちゃんに毎日毎日話して聞かせた。お外で頑張ってきてどんなにえらかったか、つらかったか、そんな生き方がどんなに悲しいことか、これからはもう、安心していいんだよ、幸せになろうよ、楽しく暮らそうよ、お腹がすくことも、危険な目に合うこともなく、ちゃんと、病院にも行って、健康に生きていこう、って。今までよくがんばったね、本当にえらかったね、もう安心しなさいな、って。銀ちゃんは、毎日私の話をきちんと前足を揃えてちんまり座ってじっと聞いていた。２週間もする頃には、頭を撫でさせてくれるようになった。きちんと正座して話を聞くような、そんな銀ちゃんだった。今が幸せであること。それが答だと思う。みんな、それを知っているから寝食削って  避妊去勢手術に奔走する人々がいるのだ。避妊去勢手術に反対する人達は知らないんだろう。発情して、ケンカに明け暮れて、子猫が生まれて、母ネコが命がけで子育てすること、大人になれるネコがどれほどいるのか、どれほど悲惨な状況の中で幼い命が息絶えるのか、どれほどの数の命が、ヒトの勝手な都合で殺されるのか、運よく生き延びても、増えれば「迷惑」の一言で殺されるのか、きっと、なんにも知らないんだろう。その命を大切に思えば、その命が天寿を全うできるためにどうすることがよりいいのか、どうしたらヒトに疎まれず生きていけるのか、どうしたら色んな価値観のヒトたちと折り合いをつけて少しでも幸せに生きられるのか、なんにも、考えていないんだろう。私はバカでめんどくさがりなので保護するというもっとも安易な方法を選びがちだけど、本当は、ひとりがたくさんのネコを保護しても解決策には至らない。保護したニンゲンの負担が増加するだけで自分の首を絞める結果にしかつながらない。地域に生息するネコは、地域の問題で、地域で解決しなければいけないことなのだけど多様な価値観や思惑の中で翻弄される命がイヤなのだ。話してわかるヒトばかりじゃないしね。言葉は通じるが話が通じないヒトは案外多いしね。我が家の周りでノラネコの姿を見ることはほぼなくなったけれどそれは私が保護したからであって、解決したわけではない。地域ネコ活動というものが当たり前になって、本当の意味での「共生」が実現してネコを生ませて増やすヒトや、棄てるヒトがいなくなって、ヒトもネコもそこそこ幸せな穏やかな町になることがいちばんの理想だ。大人のネコを保護したのは銀ちゃんが初めてなので銀ちゃんを通して、色んなことを考えるようになった。賢く  優しい  銀ちゃんとの穏やかな日々がずーっとずーっとこの先も続きますように。病気を持っていても、ボロボロでも、こんなに元気に幸せになれること、どうか、外で生きざるをえないネコたちに、誰かが手を差しのべてくれますように。私の横では今も銀ちゃんが、鼻をぶうぶう鳴らしながら仰向けにひっくり返って、気持ち良さそうに眠ってる。銀ちゃんは私にとって幸せの象徴なのだ、この先も、ずっと。

  2017.02.18

• 

  桃の花入荷

  ため息が出るほど美しいサイネリア、入荷しました。この色・・・素敵過ぎてくらくら・・・と思ったらすぐ売れちゃった。写真撮っておいてよかった。桃の花、はじまりました。本日初入荷。ひなまつりっぽいステキなカーネーションはもちろん精華園さんから。ひなまつりセット作ってみました。店頭販売なんと千円。オススメ！ひなまつりといえば桃と菜の花。菜の花、いい感じです。うちのスタッフちゃんに、仕事しながら連想ゲームみたいなことして色々教えてる。手を止めたらダメ、即答、というルールだけれどもすぐに手が止まって考え込んでしまうスタッフちゃん。「ひなまつりといえば、桃の花となーんだ？」「・・・・・・・・」「桃と・・・？」「・・・・・わかりません」「菜の花だろーがー！バッキャロー！そして手を止めて考えるなー！」「・・・・・」「じゃあ端午の節句といえばなんの花だー？」「・・・・・・・」「・・・・・・・」「・・・わかりません」「菖蒲だろーがー！ばっきゃろー！手を動かしながら考えろー！」みたいな。あとは、色のイメージ連想ゲーム。「エレガントを色に例えると？」「ポップでキュートを色に例えると？」「元気が出る花の色は何？」みたいなことをしながら作業したりする。彼女は、何かをしながら何かをすることができない「男脳」なので、たまに訓練するのだ。「男脳」はやっかいだ。作業しながら話ができない、作業しながら考えられない。「女脳」は、何かをしながら何かをするのが普通にできちゃうんだけども。たまに女子でも「男脳」のヒトはいる。考え事をするたびに手が止まってしまったら作業が全然進まないど。会話をしながら手を動かすことは、花屋の接客においても重要なのだ。ステキカーネーション、入荷してます。本日春の陽気。チューリップもアネモネもこれでもか、と言わんばかりにいきなり満開。春は突然やってくる。。。

  2017.02.17

• 

  みんな同じだけど

  私のベッドには月子とはっちゃん。月子さんの寝顔。。。重病じゃなくてホッとしたミケコさん。ミケコは賢すぎて、お薬の用意をしているだけでさっさと逃げてしまう。飲まないと痒いの痒いの治りませんよ。そっとドアを開けるとやはり、まーちゃんが扉の向こうで私を待っている。むむむ～みなさんに平等に愛情の分配をするのがとても難しい。愛情の分配とは時間配分。我が家は時間制。もぉホント   ごめん。あちらを立てればこちらが立たずの日々。１日は24時間。まったく足りないってば。

  2017.02.16

• 

  今夜も

  気づいたら、白ネコ部屋にへいちゃんがいてびっくりした。似てるから一瞬武蔵かと思ったら  へいちゃんだった。武蔵はドアというドアを、開けてしまう男なのでまた部屋分けしているはずが入り交じってしまったではないか。白ネコ部屋と、問題児ルームは隣部屋なのだけど今までみなさんが入り交じってもケンカが起きたことはない。冒険心旺盛なのは、むーちゃんとへいちゃんくらいで、他のみなさんは自分の部屋から出たことはない。 私が行ったら  へいちゃん、慌てて自分の部屋に戻ってしまったけど、別に怒らないのに。たまには気分転換も楽しいでしょ。問題児ルームとか言ってるけど、今はもう問題児はいない。ロンタんも、くろちゃんも、手が付けられないほど狂暴だったへいちゃんも、今ではみんな触らせてくれるし、ロンタんがブラッシングを気持ち良さそうにされてるのをじっと見ていたくろちゃんも、今夜は私のそばにいて、ブラッシングをさせてくれた。気持ちよくて仰向けになりたいけど、まだそこまで心許してないのでどうしようかなーどうしようかなー、と迷ってる感じがありありと。銀ちゃんは風邪ひきで  更におじいさんのような顔に。くろちゃん。甘え方がわからない。そりゃそうだ、長いことお外で孤高のノラやってきたもんね。だけど、少しずつ他のみなさんと私の関係性を観察して、このおばさんはどうやら悪い人ではなさそうだ、と気付き始めてる。あら写真の向きが…なんだかんだ言って、実はまーちゃんがいちばん甘えん坊で、私のことを好いてくれている。このひとは、ご飯をくれることより、一緒に遊ぶのを待っている。ずっとずっと  私がこの部屋のドアを開けて入ってくるのをドアのいちばん近いところで待っている。私が来ると、何ごともなかったように大きく伸びをしてさてと、、って感じでおもちゃの前にスタンバる。ずっと遊んでいたいけど、あっちの部屋でもおもちゃを待ってる人達がいるんですよ、と部屋を後にするときまーちゃんは「えーっ？」という顔をしてドアが閉まるまでじっと私を見るので心が痛む。おもちゃもいいけど、自力でご飯を食べてくれたらもっといいなぁ。奏くんは毎晩深夜３時頃から大声で鳴き始める。いつも放っておくが、昨夜は彼が鳴くたびに様子を見に行ってみた。すると黙るのだがすぐにまた鳴き始める。何を訴えているのかわからないので困惑する。あまりの大声なので、そのうち近所から苦情が出そうだ。最近わかったことは、奏くんは何か行動を起こそうとするとき必ず大声で鳴くようだ。ご飯を食べる前、トイレに入る前、それ以外はハウスの中でほとんど固まっているのでわからないけれど今日は、ねこじゃらしを使ってナデナデしてみようかなと思ったら思いきり怒られた。怒りながら腰を抜かしそうにひっくり返っていたのでごめんごめん、とすぐ止めた。奏くんは怒りながらパンチを繰り出すがそのパンチは欠損してるほうの前足だ。なので、そちらが利き手なんだろう、かわいそうに、利き手の方を失ってしまったのか。。奏くんはまだまだ時間がかかりそう。焦らず、ゆっくり、仲良くなりましょね。ジーナさんも風邪っぽい顔してる。たーちゃんもちょっとね。むーちゃんも鼻が詰まってるようだし、さんちゃんの鼻づまり音もひどい。我が家の風邪はまだまだ治まりそうもない。。

  2017.02.16

• 

  がっちゃんとたーちゃん

  がっちゃんはたーちゃんが大好きでたまらない。いつもたーちゃんに、遊んで遊んでと甘えてる。たーちゃんは仕方なさそうにかまってあげたり…いや、でもまんざらでもないのかな。仲良しなふたり。がっちゃんはネコが好きで、誰とでもフレンドリーだけど、たーちゃんは特別みたい。私にはちっとも、ながっちゃんだけど、大好きなたーちゃんがいて、ネコたちとは仲良くやれてて、よかったよかった。ニンゲンは嫌いだけどネコは好き、とかネコは嫌いだけどニンゲンは好き、とかどちらかならみんなで暮らしていけるからがっちゃんは、あの夏の日、餓えと渇きとお腹の中の悪い虫で 瀕死だったけれどもうちの子になってままま  よかったんじゃないの。人慣れしたら里親募集をしようと思っていたのに、まったく人慣れしないし、たーちゃんのことが大好きだし、今が幸せそうなのでまたしても私は里親探しをあきらめた。がっちゃんは個性的な顔だけれども、とてもかわいい。なぜか足も短くて、コミカルな感じで本当にかわいい。いつか、私とも仲良くしれくれたらいいな。うちは、ネコが多いから、その中で仲良しの子を見つけてニンゲンが必要なくなってしまうのかもしれない。ネコ社会ができあがってしまう。ニンゲンである私は、もっぱらお給餌係。まぁ、いいですよ、キミタチが幸せならば。

  2017.02.16

• 

  風邪が流行ってる

  ネコの風邪も我が家で大流行だがニンゲンの風邪も流行ってる。スタッフちゃんも風邪気味だし、どこへ行っても人々は咳き込んでいてついに私も今日あたりから喉が痛い。予感がしてたので昨日から葛根湯を飲んでいるもののうーん、今日はやばそうだなぁ。今夜も葛根湯飲まなくちゃ。写真のたーちゃんは、また右目が結膜炎っぽい。今朝は無理矢理目薬したけどもう警戒している。さんちゃんも結膜炎で、そちらも今朝は無理矢理目薬。目薬は本当にみんな嫌がる。嫌がるけど、結膜炎には目薬ですよみなさん。昼間は春の陽気でも、やはり２月、朝晩はかなり冷え込む。寒いねぇ、早く春にならないかねぇ、でも春になったらなったで、色々大変だなぁ。税金ごっそり引かれる時期だし、仕事は繁忙期になるし、あちこちで子猫は生まれるし、気温が上がれば花もちも悪くなる、まぁ夏ほどじゃないけど。虫が出てくるとこれまたあちこち刺されて大変だし、まぁあれですよね、どの季節がいいか、なんて、結局どれもこれも何かしら問題を含むしどの季節にもいいとこ悪いとこそれぞれだ。そう、春は繁忙期。現在うちの店では私ともう一人のスタッフがいるだけで、おそらくこのままではお彼岸商戦が乗りきれないので、短期スタッフの募集をいたします。繁忙期なので、マジ忙しいですよ。期間は３月いっぱい、シフトは応相談、ただし3月15日から20日までは休みなし、残業多少あるかも。条件は 要普免、ペーパードライバー不可。接客が好きな方。明るく元気にお仕事してくださる方。仕事内容は花屋業務全般、結構ハードです。時間に追われたり力仕事があったり、なので体力のあることが前提になるので、高齢者の応募はお受けできませんのであしからず。うちに応募してくる人って、60代70代の方が意外に多いんだけど、はっきりいって自殺行為かと。ご自身の体力を鑑みてご応募くださいませ。花屋さんて楽チンそう、、と思っている人が多いらしいんだけど、ホントに時間に追われた仕事ばかりだし、その中で頭フル回転させて効率的な仕事ができないとキビシイので、作業効率を最大限に優先しなおかつお客さんの満足度を追究しなければならず、お花の品質管理から加工、手早さが求められます。マニュアルはないので、いかに気がついてちゃっちゃと動けるかが重要です。力仕事、多いです。計算能力、想像力、機転のよさ、そして感じよさも必須で、見た目ほど楽チンではありません。特に繁忙期、運動会のような忙しさです。今回、短期スタッフの募集ですが、繁忙期はいつも人手不足なので、継続的に繁忙期のみの応援スタッフになってくれる方がいたらヒジョーに助かります。そちらも合わせて同時募集。まずは履歴書持参のうえ、直接当店にお越しください。詳細は委細面談。よろしくお願い致します。

  2017.02.15

• 

  白

  お悔やみに  白い花だけのご注文。儚げな可憐な白い花はリューココリーネ。本当に儚い花で、花びらも傷つきやすく  丁寧に扱います。最近は、お悔やみでも色を入れるご要望が多く、私的には白１色だけが好きなのでちょうど、白い花がたくさんあった本日、張り切って作っちゃいました。素敵な色はたくさんあるけれど、やっぱり、何色も白には敵わないでしょう、と思ってしまう。白い花は好きだ～あ。あとでまた詳細載せますがお彼岸の短期スタッフ、募集します。３月いっぱいのみ。よろしくです。

  2017.02.15

• 

  2月15日

  今朝の奏くん。最近は「カナくん、カナくん」と呼んでいる。口先をすぼめてこんな顔したあとに、よく「シャー！」って言われる。。。なんてかわいい奏くん。しかしほぼ全体像を見せてくれなくて寂しい。このひとは　ご飯を食べはじめる前に大声で鳴くのだが一体なんの意味があるのかわからない。いただきます！って言ってるのかな。今朝の月子さん。あらピンボケ、、、昨夜、変な顔してるなーと思って見ていたら突如ゲーゲー吐きだした。月子さんは吐きだすと止まらなくなって何回も何回も吐く。後を追いかけて拭いて歩いた。毛玉？わからないけど、普段あまり吐かない子がひどく吐くとびっくりする。変な顔は、気持ち悪いのを我慢してたんだね。。。蹴りぐるみとシュシュは売れているので増産しなければならない。昨夜も私は蹴りぐるみを深夜２時まで縫っていたがイカンイカン、そんなことより早く確定申告やれって話。これも一種の現実逃避ってやつよね。今日こそは少しでも進めねば。日中、お店で手を付けるのがなかなか難しい状況。しかし自宅に持ち帰りたくない。またこんな調子で果たして終わるのか。不安だ。

  2017.02.15

• 

  本日バレンタイン

  おっと、本日バレンタインデー。「フラワーバレンタイン」ということで、急遽店頭にオススメミニブーケを出してみた。チョコレートビターな感じの大人っぽいけどお手頃なブーケ。お父さん、お小遣いで買えるから買ってってーフラワーバレンタインなんてちっとも定着してない。そりゃそうだ、だって業界人のみなさんだって奥さんや恋人に花なんぞ贈らないでしょう。同じ理由で「愛妻の日」（１月３１日）も定着していない。この業界、内輪だけで盛り上がって販促品ばかり作って自分たちは高みの見物、自分たちでさえ実行しないんだもの、世間に定着するわけがない。まずは自分がやってみ、って話。本当にそれが意味のある価値のあることだったらきっと定着するし、まずは自分で広めていかないと。男性諸君、あなたたちがまずやりなさいよ。花をもらったらほとんどの女性は嬉しいはず。花よりヴィトンやシャネルが欲しいなんていう女性とは今すぐ別れなさい。あ。また暴言吐いちゃった。スターチスは老人が好きな花のイメージがあるけれど、実は私も結構好きだ。特にいちばん好きなのはこの色。濃い紫じゃなくて、目が覚めるような美しいブルー。私はドライフラワーには興味がないので、ドライフラワーにできるから好き、とかはまったくないけど単純に、この色が好き。チューリップの鉢物　八重咲きのフラッシュポイント。切り花でも大好きな品種。ねー　このミニバラ、３００円という格安で販売しているのになんで売れないのー今日の店内。お客さんがボランティアで作ってくれる「ちぎり絵」はポツリポツリと売れてます。売上金は材料費を抜いた分が家のないネコの不妊手術や医療費に充てられます。材料費分はお客さんにお返ししてます。この時期にこの時期にというのはつまり　こんな売れない時期に狂ったように花が溢れている当店。セリ人たちよ、お客は私だけではあるまい、と毎度言うがなぜかぼんぼん花が入荷してしまう。うん、、売ればいーのよね、売れば。がんばりますよ、老体に鞭打って。アイパッドミニ買っちゃったー使い方がわからないのであいちゃんカモーン

  2017.02.14

• 

  今夜もネコと花と

  なんてことないおもちゃ、先っぽについてた何かが取れてしまった壊れたおもちゃで、ネコたちが夢中で遊んでる。特にまーちゃんは遊ぶのが大好きで、ひとりで大ハッスル。まーちゃんが元気だとホントに嬉しい。あまり激しく遊ばないでおくれ。まーちゃんがハッスルしだすと、もう誰も止められない。でもまだあと１ヶ月。弱いステロイドの飲み薬を続けなくちゃダメなんだって。遊ぶのもほどほどにしないと、まーちゃん。ロンタんは毛が伸びてきてどんどんゴージャス系に。撫でてもらうのを  これでも待っている。ハイハイ、撫でますよ。お腹も撫でろと言うが、うん、、暴力ふるわなければね。よしよしよしよし。フータは手がかからない優等生。今日は病院がんばったミケコさん。昔から我が家にいるような顔してるたーちゃん。たーちゃんはいつも、食べるとすぐに吐いてしまうけどなんでだろう。お外にいた頃からそうなんだけど、それでよく、栄養が取れているなぁ。気になっているけど、検査に至らずでもそのうちちゃんと、調べなきゃ。子猫のようなおばあさん、みにー様。今日もわがままいっぱい。このひとの涙ハナミズくしゃみも季節的なものだけど、毎年ひどい。時々ｽｻﾏｼﾞｲ大声で鳴きわめくのは、甲状腺機能の影響のようだけど、耳も聞こえないせいか、本当に大きな声。ネコは、犬ほど「高齢」を感じないけど、やはり「老い」は避けられずこの頃はまったく、毛繕いもしないものだからあちこち毛玉ができている。ブラシをすると、これまた激しく抵抗して大声を出したり噛みついたりする。自由だ。。。このチューリップ、咲くとものすごくかわいくて最近はまっている。ラナンキュラスも色々あるなぁ。ペパーミントグリーンのスイトーピー。カーネーション「コマチ」。今なら１ヶ月くらい花もちがいい。ピンポンマムの「モモコ」。大好き。色々心配事はあれど、まずは私の体力経済力観察力から。がんばらねば。

  2017.02.14

• 奏くんの異変

  ミケコのエコー検査の結果。肥大型心筋症ではない、という結論に至って  ホッとした。なぜ呼吸が速いのか、おそらく、アレルギーによる喘息ではないかと。確かにミケコはアレルギー体質で、お腹のはげやら首回りのﾌﾞﾂﾌﾞﾂなどがある。今夜からステロイドの飲み薬開始。しかしこれがまたなかなか飲めない。ミケコは薬を入れるとご飯もたべてくれない。薬を飲ませること、明日からまた新たな戦いだ…肥大型心筋症ではなかったといううれしい結果に安堵安堵で帰宅するといつも、ネコたちの食事の支度をしていると、待ちきれない奏くんが大声で鳴くのに今夜は鳴かない。ケージの扉は開いているが、今日は出てきた形跡もない。どうしたのかな？と思い、今夜は奏くんの好物の缶詰を出した。いつもなら、すぐに食べ始める奏くんが、今夜は全く、口にしない。おかしい！と思い更に違うパウチを出すも、食べず。カリカリを出すも、食べず。じっと、ハウスの中でうずくまっている。おかしい……右目は先日からショボショボしていたものの、今日は目やにというか涙というかを垂らしていてまだ触れないので拭いてあげられないのも悔やまれる。風邪気味なのだろう、でも  たかが風邪とは侮れない。彼はダブルキャリアなので、少しの病が長引いたりを治らなかったりしてしまう。奏くんは、毎晩夜中の３時頃から大声で鳴きわめく。一晩中鳴いてることもある。保護時はみんなそういうものだけど、奏くん、それにしても長引くなと思っていた。私に心を開いてくれない。昨夜も鳴いていたが、どうしてあげることもできないので悲しくなる。今朝出した朝ごはんも食べていなかった。そのまま残っていて、晩ごはんは新たに好物に変えたのに、それでも食べない。不安に襲われる。。。よかれと思って覚悟して保護しても、想像以上のストレスを与えてしまったのかもしれない。奏くんは、餌やりのおじさんには慣れていたので私にもすぐに慣れてくれるものだと思っていた。まったく心を開かない奏くん。でも、ご飯の催促などがあったりしたので、少しずつ少しずつ、、と思っていたところ。ご飯を食べないのは初めてだ。私が昼間いない間に、何かあったのだろうか。ミケコの検査検査で大枚はたいて私も極貧だが、このままでは奏くんも検査に連れていかなければ。ダブルキャリアの子と暮らした経験がないので、何が引き金になって何が起きるのか、わからない。細心の注意を払ってみているつもりでも、彼の心の中まではわからない。どうか、一日も早く安心して、ストレスなく過ごしてほしいと願うばかりなのだが繊細なネコの心はなかなか難しい。風邪、だろうか。それとも何か、どこか、苦しかったりするのだろうか。わからない自分がふがいない。とりあえずあれこれご飯を出してみても、ハウスから出てくる気配もなく、じっとうずくまったままの奏くん。困った。ミケコの検査結果に安堵したのも束の間、さて。。。どうしよう。

  2017.02.13

• 健康は宝

  ミケコが心配で心配でしかしなにもできずイライラする。先日、コンベニアを注射して様子見だったのだけどやはり呼吸の速さは変わらないため明日、エコー検査の予約をした。ミケコ本人は至って元気そう。私は肥大型心筋症についてネットであれこれ調べるも、どれもこれも予想以上に最悪のことしか記載がない。肥大型心筋症だった場合、予後が悪く数ヵ月から１年くらいしか生きられないとか、書いてある。レントゲンを見ると、ミケコの心臓は確かに「バレンタインハート」と呼ばれる逆三角形の形をしていた。肥大型心筋症の原因は、遺伝によるものが大きいらしく、手術もリスク、放置もリスク、薬によるコントロールをしていくしかないらしい。突然死や下半身麻痺のリスクもとても高いらしく、下半身麻痺になれば寿命は短いと、覚悟しなければならないと。ネコには比較的多い症例らしいのだけどたまったもんじゃないよね、突然死なんて。肥大型心筋症になったネコに、安楽死を勧める獣医もいるそうだ。それくらい、絶望的な病気ということか。。いやしかし、私が思うにミケコはまだ早期発見のうちにはいるのではないかと私は思っている。明らかに元気がなくなったわけでも、食欲が落ちたわけでもなく、ただなんとなく鼓動が速い、という段階で診察してもらったから。まぁ、わからない。素人なので。今後どうしていくべきなのか、どのような症状が起きる可能性があるのか、いざというときどうすればよいのか、獣医に聞いておかなければならないと思った。ミケコはまだ10歳。まだまだ、これから同じくらいの年月を一緒に重ねていきたいのだ。中性脂肪が高いと言われて久しい私も、この頃気を付けている。えごま油はじめました。夕飯にはおひたしを添えて、必ずえごま油をかけて食べている。最近は小松菜。夕飯といっても実に粗食で、ご飯とお味噌汁とおひたしのみなのだけど。でもこの粗食がなんだかとても気に入っている。充分ごちそう、充分お腹一杯。血圧も高いから、お味噌汁は控えたほうがいいのかもしれないけど、なんだろう、あの、お味噌汁を口にしたときの幸福感は。おひたしにはゴマをたくさんふりかけて、味付けは醤油ちょびっと。そしてえごま油。おいしいですよ。今日は新玉ねぎを買ったので、オリーブオイルでさっと炒めて胡椒少々。おいしい野菜は味付けなんていらないものね。粗食を楽しんでいる最近。贅沢なんて必要ない、人類は贅沢し過ぎなのだと思う。たーちゃんはなんだか知らないけどよくしゃべる子なので、ひとりで部屋の中をうろうろしながら独り言を言っている。本当におしゃべりな男だ。白ネコ部屋に落ち着くと、そこでずーっとまったり過ごす。何を考えているのかまったくわからないが、気が向くとがっちゃんと遊んであげたりしている。さっきフー太が洗濯機のうしろでジタバタと大騒ぎをしていたので、様子を見に行くと洗濯機のうしろにはまって出られなくなっていたらしい。キミはそこで一体何をしていたんだ、自分で入ったんだから自分で出られるでしょう、と、見ていたらジタバタしながら出てきた。何をしていたんだ、、、奏くんは、自分のご飯が最後なのが気に入らないようで、用意をしていると抗議の声をあげる。でも、彼は実は好き嫌いが激しいようで、気に入らないご飯は絶対に口にしない。なかなか難しい子、手強いぞ。ロンタんは最近、撫でられることの気持ちよさにはまっていて撫でていると仰向けにひっくり返ってお腹を見せる。お腹を見せるけど、私は怖いので手を出せない。だって、何かの拍子にその鋭い爪で捕まれたら流血だ。ロンタんは突然気が変わって攻撃的になったりするからね。油断禁物。みんな健康に長生き。当面の、私の目標。人生は短くて儚いものだから。

  2017.02.12

全6220件 (6220件中 1701-1750件目)

< 1 ... 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 >