テーマ:ニュース(100215)
カテゴリ:参考資料
この人ほど、死因について多くの説が唱えられている人物はいないのではないでしょうか?なんと、死因に150説もあるとしています。その人は、18世紀の作曲家モーツァルトです。 モーツァルトの死因については、これまで毒殺説、リウマチ熱による心不全説、ペスト説、水銀中毒説、腎臓病説、フィラリア説などいろいろ言われてきましたが、最近また新たな説が発表されたようです。8月17日、モーツァルトの死因は連鎖球菌性咽頭炎の合併症だった、というオランダの研究によるものです。 実は、モーツァルトの死亡証明書には「急性粟粒疹(ぞくりゅうしん)熱」との記載があるのだそうです。それでも、1791年の死去以来、さまざまな説が唱えられてきたのは不思議ですね。中でも、調理不十分な豚肉による寄生虫感染症というのは、不謹慎かもしれないけれどもちょっと面白い。2002年にイギリスのモーツァルト研究家が説いたのですが、その豚肉の正体とは、ポークカツレツなのだそうです。 また、毒殺という説に関しては「サリエリがモーツァルトを毒殺した」という噂が流行し、老いたサリエリは、1825年に死ぬまでこの噂に悩まされることとなったようですね。この噂をアイデアとして、『モーツァルトとサリエリ』(プーシキン)や『アマデウス』などの作品が作られたというのは有名な話です。 こうして、200年以上も前に亡くなった人のことが未だに研究されてるところをみると、きっとまたいつの日か新説が発表されるんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年08月20日 00時05分00秒
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