カテゴリ:いろんなこと
この春、次女が小学校を卒業する。
うちの小学校では、例年、卒業に際し、 学校新聞に親から子へ「贈る言葉」を載せることになっている。 与えられる枠は、20~25文字。 お知らせをもらってからず~っと悩んでいた。 出てくる言葉は、クサイ言葉ばかり。 何てセンスがないんだっ! それに追い討ちをかけるように次女が 「早くしてね。それから浮いた言葉はダメだよ。フツーでいいから。」 「……。」 3~4日悩んだ挙句、大学生の長女に相談。 私:「“一生懸命はかっこ悪くない”」 娘:「ブッ、何それ。」 私:「“自分も相手も尊重できる人になってね。”」 娘:「堅いんだって。」 私:「“人を信じよう”」 娘:「だまされるかもしれないよ。」 私:「“優しい心、たくましい身体”」 娘:「気持ちは分かるけどさぁ。」 私:「ん~~!じゃぁ、あんた考えなさい!」 娘:「“夢”とか“まっすぐ”とか、そんな言葉が好きだな。」 私:「なるほど。」 あぁでもない、こぅでもないと、久しぶりに長女と話が弾んだ。 ユニークな小学生だった長女の思い出話にも花が咲く。 その笑い声は、上の階の次女にも子守唄のように聞こえてきたそうだ。 「『空』を使って熟語を作りなさい。」というテストの問題に、 「美空ひばり」と書いたこと。 それを見た大好きな先生が赤で「ワハハ~ッ」と書いて、○をくれたこと。 『この言葉が何をさすか答えなさい。』という問題に、 「突き刺す」と思っていて、答えを間違えたこと。 何かの駄菓子のおまけの指先くらいの椅子に そ~っと座ろうとしてこともあったっけ。 結局、『素敵な夢を見つけて、楽しく充実した中学校生活を!』に落ち着いた。 可もなく不可もなく、という感じだが、 楽しく通ってくれれば親として充分なのだ。 朝、起きた次女がそれを読んで、「なかなかいいじゃん。」と 誉めてくれた。ホッと一安心。 こんなことで3~4日悩む親は私ぐらいかな。 提出したのは、締め切りの1日前でありました。 ------------------------------------------- 私にとって「贈る言葉」と言えば「金八先生」の歌。 その歌を聴くだけで、卒業式のあの切ない気持ちが甦ります。 次女は小学校を卒業し、 もうすぐ上の子は、成人式を迎え、私の手を離れていく…。 まずは子育て第一ラウンドの卒業式間近といったところでしょうか。 さて、みなさんなら卒業を迎える子供達に どんな言葉を贈りますか? とっておきの一言があれば教えてくださいね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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