カテゴリ:いろんなこと
春ですねぇ…。
突然冬に逆戻りすることもあるけれど、 着実に春めいて、コートもそろそろ要らないかな?と思う日も多くなりました。 何だかこんな歳でもウキウキ(←死語?)してきます。 春だからなのか何なのか解かりませんが、 我が家でとんでもない珍事が起きました。 ある夜、夜中の12時に「ピンポ~ン」とチャイム…。 え???誰?単身赴任中の主人が、寂しくなって突然ご帰還?ま、まさか…。 恐る恐る出てみると 「警察の者ですが…。」 ぎゃ~~?何?殺人事件? 「あのですね…。ご近所からお宅で喧嘩が起きていると通報がありましたので…。」 「え゛…。そんな…。別に…。」 そう言えば、30分くらい前に長女が帰宅し、ちょっとしたことでいざこざを起こした。 確かに私は怒鳴った。子供も怒鳴り返した。 あまりにムカついたので、私はドアをバタンとしめ、別の部屋に去った。 長女はその後もしばらくブツブツ言っていた。 でも、そんなのははっきり言って、日常茶飯事。まさか警察沙汰になるとは…。 降りていくと、図体のでかいプロレスラーのような警官と、 眼鏡をかけたお笑い芸人のような小さな警官の凸凹コンビ。 まるでテレビに出てくるような、コメディタッチの警官2人に、 なんだか、こんな状況の中でも、ワクワクしてる自分に気づく。 私:「さっき、ちょっと子どもと喧嘩をしましたが、それだけです。」 警官:「そうですか。」 私:「通報された方は女性の方ですか?」 警官:「いえ、それは分からないんですけれども…。」(情報守秘義務か?) 私:「実は近所にちょっと被害妄想気味の方が見えて」 警官:「あぁ、ちょっとそんなことを聞きました。」 通報した人は、もう解っている。 ここ1ヶ月ほど、精神状態が不安定な一人暮らしの年配の女性がいて、 朝も、うちを尋ねてきたばかりだ。 「壁に盗聴器がしかけられているのよ。老人になると、こういう目に合うのよ。」とおっしゃっていた。 こういう方は春が一番症状が出やすい。 とりあえず、警官2人は私を別段疑う気配も見せず、去っていった。 サイレンを鳴らさずに来てくれたことがせめてもの救い。 これがもしサイレン付きで来たら、私は「鬼嫁」の噂が立って、この地にいられなかったかもしれない。(^_^;) そう言えば、今、うちのお義母さん、 転んで顔を打って、お岩さんのように腫れているんだった。 うぅっ…、状況が整い過ぎている…。 お義母さんが対応に出ていたら、私はしばらく危険人物としてマークされていたかもしれない。くわばら、くわばら。 ------------------------------------------------- そして、次の日、昼頃、またピンポーン。 「近所で建築工事をやるものですが、ご挨拶に伺いました。」 降りていくと、また男性2人組。しかも一人がこれまた五部刈り頭のプロレスラータイプ。 「向いの駐車場に事務所を建設するので、工事でご迷惑をおかけするかもしれませんので…。」 「じ、事務所?!」 もう昨日から完全に頭がサスペンスドラマ仕様になっている私は、あちら系の事務所を即座に思い浮かべてしまった。「ごくせん」の見過ぎか? 「ななな、何の事務所ですか…?」 「あ、それはまだ解かりませんが、我々は建築業者なので。3階建てで、施主さんは、2~3階に住まわれる予定です。お子さんは3人みえます。」 「あ、そうなんですか!」 私はホッと胸を撫で下ろした。 私は2人から名刺と粗品を受け取って、有頂天になった。 うちの町内は子供が少なく、子供会が廃止になりそうな気配だったので、 子供3人の増員は、願ってもないこと。 そして…、 プロレスラータイプのその後ろから名刺を渡してくれたもう一人が、 田村亮似のメチャクチャ渋い男前だったんだもの! 久々、ズドンとストライクゾーン!心拍数アッ~プ! もう長いこと、TVや映画の世界の人以外にときめいたことがなく、 もう「終わった」と思っていたのに、これこそ、春の珍事だ。 家に入って、名刺を見返してみると「営業部長」と「工事次長」 あれ?どっちがどっちだったっけ?しまった。私とした事が。 でもあのお方がもし現場監督なら、ほとんど毎日来るかもしれない。 …ということは、ゴミ出しの時も気を許せないわ! これからは、朝一番に化粧をしなくては!と、 完全に春モード突入の私でありました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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