カテゴリ:いろんなこと
次女が小学校を卒業しました。
1学年1学級しかない小さな小学校の、アットホームな式典に 本当に胸が熱くなりました…となるはずがっ! またもやあり得ないトラブルに巻き込まれた私。 前の日はしっかりとビデオを充電し、デジカメも持って準備OK! やっぱり当日は、時間ギリギリに走って会場に向う私でありましたが、何とか滑り込みセーフ! 時間通り、式典は始まった。 先生、保護者、下級生の待つ会場へ2人ずつ卒業生が入場してくる。 「みんな大きく立派になったなぁ…。」と目を細める。 五十音順の関係上、うちの娘は一番最初に入場し、卒業証書も一番に手渡される。 娘は声高らかに返事をし、背筋を伸ばしてゆっくりと壇上へ上がる。 親ばか丸出しで、「うちの子、なかなか可愛いわい」…と思いながらビデオで追う私。 校長が証書を読み上げ、娘に渡す瞬間、…ビデオが真っ黒に! 「??何?何が起こったの?」とオロオロする私。 結局、充電池の消耗で、もう充電できなくなっていたらしい。 Oh~No~!Oh My God! 娘の非難する顔、主人の罵倒する顔が脳裏をかすめる。 な、何も一番いいところで切れなくても…。 電源を入れなおしても、もうビクとも動かなくなったビデオ。 証書を受け取った後、マイクでこれからの抱負を述べたのだけど、それももちろん撮れずじまい。 結局、感傷に浸るはずの式の半分を私は立ち直れない気持ちのまま過ごす羽目となった。 でも、ピアノ演奏をすることになっている娘のために、 何とか気を取り直し、「ビデオがダメならデジカメがあるさ」と 動画モードにして何とか収めたけれど、ビデオと違って画質がうんと落ちる。 まぁ、それも何だか味わいがあっていいか…。 一生懸命家で練習していた甲斐があって、ピアノ演奏は色んな人に誉めてもらった。 そんな感じで、感傷に浸りながら泣くはずだったのに、 娘の記念すべき小学校の卒業式はドタバタと気持ちの落ち着かないまま終わってしまった。 でも、最後の退場の時、6年前やはり一番前を先生に手を引かれながら ニコニコと恥ずかしそうに、でも嬉しさいっぱいで歩いていた入学式の時の娘を思い出してウルウルと来てしまった。 ---------------------------------------------- いよいよ次女も中学生。出来すぎだった小学校時代だったが、 これからはそんなことばかりではないだろう。 悩み傷つくこともある。そんな時、親は無力だ。 聞いてあげることしかできない。 どうか自分の力で乗り越える強さを身につけていって欲しい。 幸せは貯金できない。 どんなに楽しく充実した時期を過ごしても、それは想い出でしかない。 想い出は宝物だけれど、懐かしんでばかりいたら前へ進めない。 その時々を、精一杯生きることが一番大切。 あなたの人生は始まったばかり。 楽しいことも、苦しいことも、きっと同じくらいある。 でも、どんな状況でも夢を失わず自分らしくしっかりと歩いていってね。 お母さんはどんな時も応援しているからね! 少~し大人になった次女の笑顔に、そっと祈る私でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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