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或る日記

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2006.01.20
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カテゴリ:いろんなこと
一昨日、ちょっとした事件が起こった。

夜遅く帰宅した私が食事を取っているときに、
どうも中1の次女の元気がないことに気づいた。

「どうしたの?」
「何でもない…」
「ふ~ん」

「…で、どうしたの?絶対何かあったでしょう?」
「何でもないって」

と言いながら、次女の目にみるみる涙がたまっていく。
久しく見ていなかった次女の泣き顔。
学校で何かあったのか?

「学校で窓ガラスを割っちゃった。」
「で、怪我は?!」
「ない…。」

ほっと胸をなで下ろしたのだけれど、
聞くところによると事件の内容はこうだ。

6時間目が終わり、質問があって先生と職員室に行っていた次女が
教室に帰ると、ドアが開かない。
男子がふざけて締め出したらしい。
後ろのドアへ行っても、カギがかかっている。
中には次女ともう一人を除き、生徒全員がいたらしい。

「開けて~、開けて~~」と
ドンドンと戸を叩いていたつもりが、ガラスを叩いてしまったらしい。
で、窓ガラスが割れた。

そこまでは「怪我をしなくてよかったね」で済んだのだけれど、
次女は「破損届」なるものを持たされてきたのだ。

そこには「反省欄」とか「弁償の有無」の欄がある。
先生が「半分弁償することが多い」と言っていたので、
私に怒られると思い、小さな胸を痛めていたのだ。

これには私はキレた。
次女はいわば被害者だ。
ひどい、ひどすぎる。可哀想過ぎる。腹が立つ。

「校長先生呼んで来い~~~!」
「お母さんは、これに判こを押さないからね。
 あんたは全然悪くない!」
「これはお金の問題じゃない。」
「訴えてやる~~!」

あまりにカッカする母に、次女はだんだん顔が和らいできた。

パパに電話をし、友達に電話をし、
私の考えが間違っていないことを確認した私は(^_^;)
明日、学校に乗り込もうと鼻息が荒かった。

でも…、一晩経つと何だか弱気な私がいた。
学校にも事務処理がある。
備品を破損したときは、書類が要るのだろう。
ただ、当事者だから子供に持たせただけで、
そんなに深い意味はないと思う。
これから2年以上もお世話になる学校だ。
あまり大げさに騒ぐと子供に不利になるのではないか…。

結局、情けないふがいない保護者は、
朝、学校に電話をして、一応お詫びをし、
その後の次女の帰宅後の様子を伝え、
「締め出されなければ、次女もガラスを割ることなどなかったのに、
 一人責任を負うような形はどうも納得がいかない」という意向を伝えつつ、
「事務処理上、仕方ないのなら子供に明日持たせます」と
受話器を置いた。

先生は「弁償についてはクラスで話し合います」と言いつつも
やはり「決まりだから書類を作らなくては修理ができない」という説明。
何だか心にもやもやが残った。
これでよかったのだろうか。
金八先生ならどうしただろう?(^_^;)

次女よ。
世の中にはこれからこういうことがいっぱいある。
納得できなくても、前に進まなくてはいけない。
でもどうしても納得いかないときは、
自分の考えをはっきり他の人に伝えることも大事。
強くたくましく生きていくんだよ~。





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最終更新日  2006.01.20 11:17:12
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