テーマ:中学校って・・・(602)
カテゴリ:いろんなこと
一昨日、ちょっとした事件が起こった。
夜遅く帰宅した私が食事を取っているときに、 どうも中1の次女の元気がないことに気づいた。 「どうしたの?」 「何でもない…」 「ふ~ん」 「…で、どうしたの?絶対何かあったでしょう?」 「何でもないって」 と言いながら、次女の目にみるみる涙がたまっていく。 久しく見ていなかった次女の泣き顔。 学校で何かあったのか? 「学校で窓ガラスを割っちゃった。」 「で、怪我は?!」 「ない…。」 ほっと胸をなで下ろしたのだけれど、 聞くところによると事件の内容はこうだ。 6時間目が終わり、質問があって先生と職員室に行っていた次女が 教室に帰ると、ドアが開かない。 男子がふざけて締め出したらしい。 後ろのドアへ行っても、カギがかかっている。 中には次女ともう一人を除き、生徒全員がいたらしい。 「開けて~、開けて~~」と ドンドンと戸を叩いていたつもりが、ガラスを叩いてしまったらしい。 で、窓ガラスが割れた。 そこまでは「怪我をしなくてよかったね」で済んだのだけれど、 次女は「破損届」なるものを持たされてきたのだ。 そこには「反省欄」とか「弁償の有無」の欄がある。 先生が「半分弁償することが多い」と言っていたので、 私に怒られると思い、小さな胸を痛めていたのだ。 これには私はキレた。 次女はいわば被害者だ。 ひどい、ひどすぎる。可哀想過ぎる。腹が立つ。 「校長先生呼んで来い~~~!」 「お母さんは、これに判こを押さないからね。 あんたは全然悪くない!」 「これはお金の問題じゃない。」 「訴えてやる~~!」 あまりにカッカする母に、次女はだんだん顔が和らいできた。 パパに電話をし、友達に電話をし、 私の考えが間違っていないことを確認した私は(^_^;) 明日、学校に乗り込もうと鼻息が荒かった。 でも…、一晩経つと何だか弱気な私がいた。 学校にも事務処理がある。 備品を破損したときは、書類が要るのだろう。 ただ、当事者だから子供に持たせただけで、 そんなに深い意味はないと思う。 これから2年以上もお世話になる学校だ。 あまり大げさに騒ぐと子供に不利になるのではないか…。 結局、情けないふがいない保護者は、 朝、学校に電話をして、一応お詫びをし、 その後の次女の帰宅後の様子を伝え、 「締め出されなければ、次女もガラスを割ることなどなかったのに、 一人責任を負うような形はどうも納得がいかない」という意向を伝えつつ、 「事務処理上、仕方ないのなら子供に明日持たせます」と 受話器を置いた。 先生は「弁償についてはクラスで話し合います」と言いつつも やはり「決まりだから書類を作らなくては修理ができない」という説明。 何だか心にもやもやが残った。 これでよかったのだろうか。 金八先生ならどうしただろう?(^_^;) 次女よ。 世の中にはこれからこういうことがいっぱいある。 納得できなくても、前に進まなくてはいけない。 でもどうしても納得いかないときは、 自分の考えをはっきり他の人に伝えることも大事。 強くたくましく生きていくんだよ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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