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カテゴリ:絵画.・アート
東京国立博物館で、「仏像」展が開催されている。 京都宝菩提院願徳寺の「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」や、滋賀県向源寺(渡岸寺観音堂 所在)「十一面観音菩薩像」の二つの国宝をはじめ、国宝・重文45体ほか円空・木喰を含む 一木つくりの仏像140体が一同に会するこの展覧会は、すばらしいものであろう。 とりわけ、わたしが拝観したいのは、宝誌和尚立像(京都・西往寺)である。なにしろ、この 像、和尚の顔が真ん中からパッカリと割れ、割れ目から同じ顔が覗いているというシロモノで ある。 フランスの哲学者ロラン・バルトが、その著書「表徴の帝国」の表紙にしている。 ぜひとも、ご尊顔を拝し奉りたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.16 14:16:31
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