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カテゴリ:旅
すっかり寛いでしまったわれわれは、次の日も熱海観光をやめて、Villa del Sol でラン チということになった。 ランチは6500円のコースと、10000円のシェフおまかせコースがあるとのことであるが、 年寄りがいるので、軽い方の6500円を頼む。その代わり、マムのコルドンルージュがあった ので、それをグラスでお願いする。マム社は、フジタの後援者として有名で、フジタが壁画をは じめ一切の内装を手がけたシャペル・フジタは、マム社創業家の個人礼拝堂であり、その向 かいにマム社のカーヴがある。5年前に訪れたとき、案内嬢が、「コルドン・ルージュはアメリカ 向け輸出がほとんどで、日本には行かない。」と言っていたが、メートルドテル氏によると、サ ントリーが輸入を始めたので、近年は日本にも入ってくるとのことであった。 オードヴルは、ショッコ(かんぱちの幼名。かんぱちが出世魚であると教えていただく)のカル パッチョ、サラダ仕立て、以下手長エビの鬼殻焼き、魚のビスク、甘鯛のポワレ、白トリュフ添 えと続き、デザートは、ガトーショコラ、キャラメルプリン、トリュフ入りクリームブリュレの中から 1種、コーヒーか紅茶。というメニューであった。初めて味わうトリュフの香りの鮮烈さに感動。 なるほど、世界三大珍味というのも肯ける。 プレートは、例によって大倉陶園又はロイヤル・コペンのホワイトレース、カトラリーもクリスト フルだ。鬼殻焼きに添えられたフィンガーボールもクリストフルなのに、感激。 12月にMOAで開催される「鍋島」展には、ぜひ行きたいと思っている。その時、ここまで足 を伸ばしてランチできるとよいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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