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EYASUKOの草取り日記

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2006.10.25
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 昨日は実家の母を病院に連れていったので、くたびれて日記の更新を忘れてしまった。あぁ、年と共に温泉がこいしい!

 さて、浅原才市の故郷を一目みてみたい、と出張のついでに訪れた温泉津(ゆのつ)であったが、なんと、ここは不思議ワールドで、才市そっちのけで、その魅力に囚われてしまったのだった。

 ここは、石見銀山の入り口として栄えた温泉場であるという。また、由緒書きに曰く、狸が教えてくれた温泉でもあるとのこと。温泉街の只中に、公衆大浴場があるというので、早速にそこへ行ってみることとした。と、途中に駐車場になっている広場がある。そこに餌場があり、餌が置かれていた。猫でも餌付けしているのか、とほほえましく眺めていると、そこに猫とおぼしき姿がこちらへ歩んでくる。近づいてきたその姿に、唖然!なんと、猫とみえたのは、狸なのだ。その狸公が、わたしを恐れもせずに、餌場に来て皿に盛られた餌を食べている。日常的に人がいる状況で餌を食べているのだ。しばらく眺めているわたしを尻目に、満腹になった狸公は悠然と山場へ去っていった。

 公衆浴場は、古い趣のある建物で、番台で250円くらいの湯銭を払って入浴した。湯質は鉄分の多い茶色の温泉で、何人かの人が入っていた。これでも薄めてあるのだというが、その熱いこと、早々にひきあげることとなった。番台できくと、今日は「七夕まつり」なので、公民館で神楽があるという。宿でも、仲居さんが、「今日は神楽がありますよ、面白いから見に行ってらっしゃい」と勧める。

 夕食を早々に済ませて、宿からほど近い公民館に行くと、浴衣姿の子供を始め何人かが集まっている。そうこうしている内に神楽が始まった。床の3分の一くらいが舞台で、太夫さんと囃し方が隅に、楽屋にしている垂れ幕の向こうから演者が出てくる。石見神楽である。
 もう遠い記憶なので、演目も定かには覚えていないのだが、牛若丸と弁慶の戦い(ということは、五条大橋の場)があったことは覚えている。音楽はお囃子のほかは、録音で、ただ太夫さんがヘッドセットのマイクで語りを歌っていたのを覚えている。

 演題もすすんで、いよいよ最終演目、大蛇の登場である。狭い会場によく、こんなにと思うが、大蛇が全部で4頭。あちらへ舞い、こちらへ舞い、激しく舞っているのもかかわらず、ぶつかることもない、見事な舞であった。

 石見神楽は、いくつかの社中があり、固定した座は持たず、このようにあちこちに呼ばれ、舞っていくのだそうである。しかも、この日は温泉津温泉街の行事であるため、入場料は一切なし。只でこのパワフルな、3時間以上にも及ぶ神楽を見物させていただいたのだ。

 狸といい、神楽といい、非日常を堪能したわたしであった。






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Last updated  2006.10.25 13:13:27
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