|
カテゴリ:旅
映画「武士の一分」が、あさって公開となる。藤沢周平氏の一連の「海坂藩」ものは、山形県鶴岡市がモデルであるという。 鶴岡といえば、亡き父の戦友のK氏がお住まいで、父が亡くなったときは、豪雪の山形からわざわざ朝一番の列車で、はるばる静岡までおいでくださり、霊前に経を手向けてくださった。先日映画の宣伝番組で、鶴岡のあれこれが紹介されていて、ひょっとしてネット時代の昨今、この方が住職をしている東源寺も何か記事が載っていないか、検索してみた。 すると、「鶴岡タウンねっと」というHPで、東源寺を訪れたという記事がのっているではないか。実は、このお寺には横光利一の「夜の靴」という作品の碑があるので、地域では知られたお寺であるという。そこの写真等が掲載されていたため、嬉しくて、記事の感想欄に亡き父と東源寺さんとの関わりと、いつか訪れたいと思ってまだ果たせないでいる鶴岡訪問を、思いがけなく写真で風景を垣間見ることのできた御礼を書かせていただいたら、思いもかけなく、記事を書いたyoshikichiさんから、ご返事をいただき、併せ、「タウンねっと」には載せなかった東源寺さんの写真をいただいてしまった。 こんな交流はインターネットがなければ不可能であったろう。まことに奇縁というべきであろうことが、ネットという媒体ではしばしば起こる。現代的な縁の不思議である。 最後に、「鶴岡タウンねっと」さんのURLを、感謝を込めて紹介させていただく。yoshikichiさん、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.29 22:59:09
コメント(0) | コメントを書く |