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カテゴリ:絵画.・アート
今回の展覧会の目玉の一つは、向源寺の秘仏の十一面観音であった。そのたおやかで、優美な像は特別な展示がなされ、多くの人々がその美しさにため息をついていた。 ところで、観音とは何か?観音とは正しくは観音菩薩のことであり、菩薩とは悟りを開くことで如来になることのできる修行の位置にいるものである。その願いは、多くの衆生の救済であり、そのために色々なアイテムを持っている。それは、さまざまな表情だったり(十一面観音)、おおむね40本の手(千手観音)である。 蛇足であるが、千手観音の手は、一本が25人の人を救うことができ、それが40本集まるので、千本の手であるという勘定になるのだそうである。また、その手の一つ一つには目がついており、いろいろなアイテムを持っているのだそうである。(山本勉著「仏像のひみつ」より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.09 00:17:49
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