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EYASUKOの草取り日記

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2007.02.20
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カテゴリ:絵画.・アート

 弥生美術館の傍らに、1997年立原道造記念館が建設された。24歳8ケ月で夭折したこの詩人は、また東京大学建築学科に在籍した建築家でもあり優秀な学業に対し与えられる「辰野賞」の受賞者として、建築家としての将来を嘱望される青年でもあった。

 この立原道造の遺した自筆原稿等を収蔵するため、記念館が発足した。館長は堀辰雄氏の奥様、堀多恵子さんであった。

 http://www.tachihara.jp/index.html

 甘くやさしいソネットを得意とし、また「風信子」(ヒアシンス)と号した立原の生涯は、ギリシア神話のヒアシンスの逸話そのもののように、またその夭折を惜しむことからも、多くの青年を魅了するに足るかぐわしさを放っている。記念館は、その青春期のノスタルジーだけでなく、立原の作品の普遍性を世に伝えていく趣旨をも持って創設された。

 また、立原の設計になる「風信子ハウス(ヒアシンスハウス)」が復元され、さいたま市別所沼公園にあることも、この記念館のページでしることができる。

 http://www.tachihara.jp/info2-8/index_1.html

 ちなみに、今年の「風信子忌」は、3月31日である。

 






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Last updated  2007.02.21 01:08:02
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