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カテゴリ:絵画.・アート
絵金蔵の向かいは、工事の真っ最中であった。弁天座の復元工事である。 弁天座は、大正の末期、当時廻船等で栄えていた赤岡の旦那衆が、お金を出し合って作った芝居小屋である。当時は、映画と芝居を同時に上映する「連鎖劇」というものが流行ったそうである。 戦中戦後の最盛期には、高田浩吉、水ノ江滝子、大友柳太郎、美空ひばり、近衛十四郎などの錚々たる銀幕のスタア達がこの小屋で興行したという。長谷川一夫も、来演予定であったが、土讃線の列車内で盗難にあい、荷物を盗まれてしまったため、キャンセルになってしまたのだそうだ。 そんな弁天座も、時代の趨勢に合わなくなり、いつしか廃れていったが、今年7月に、多目的施設「弁天座」として甦るそうである。 また、今はなくなってしまった町内の銭湯「旭湯」も、その一角に復元されるそうである。 http://www.kochinews.co.jp/06fureai/06fure1109d.htm 今年の絵金祭りは、いっそうの賑わいに包まれることだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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