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カテゴリ:旅
尾道の料亭旅館「魚信(うおのぶ)」さんから、メールが届いた。ここは、尾道水道に面した、明治期からある老舗の旅館兼料亭で、古き良き時代の尾道を彷彿とさせてくれる宿である。 建物は、明治期に建造された三階建ての数奇屋造りで、客室には「須磨」「明石」「桐壺」などの源氏物語ゆかりの名前がついている。二階の「須磨」と名付けられたお部屋は、大林宣彦監督の映画「あした」に登場している。尾道大橋を一望できるステキなお部屋である。 なんのきっかけか定かではないのだけれど、5,6年前に尾道を訪れることになり、偶然イナターネットで見つけたこの宿に、うちの主人がすっかり惚れ込んでしまい、それ以来何度となく訪れている。 部屋の窓の外はもう尾道水道で、向かい側は向島の日立造船所が見え、しまなみ街道の入り口尾道大橋すぐに見えている。この風景が「のたり」として、いいのだそうで、何かに付けてストレスを溜めやすい主人の「いこい」の場所となっている。 それに加えてすばらしいのは、ここで出されるお料理で、定番の「おこぜの薄造り」「メバルの煮付け」「雲丹ご飯」以外の料理は、4度ほど泊まったその度ごとに、全く同じものが出てこない、すばらしいバラエティに富んだメニュー構成である。 このたび、メールをいただき、それにお料理のブログが紹介されていた。美味しそうなお料理の数々がならんでいるので、ここに紹介させていただく。 昨年の退職記念としていただいた旅行券の期日が迫ってきたため、子供達を連れて魚信さんへ出かけることにした。どんなお料理が出てくるか、楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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