ＥＹＡＳＵＫＯの草取り日記

　魚信さんから見る尾道大橋は、旅こころそそり、昨年に来たときは、レンタカーを借り出して、しまなみ街道のドライブを試みた。

　ところが、知らないということは恐ろしいことで、外から見た「しまなみ街道」の風情は、その上を車で走る段になると、橋が邪魔をして、風景が見えないのである。

　その経験を生かして、今回は海路を選んだ。行きは尾道---瀬戸田、瀬戸田乗り継ぎで大三島井口港、帰りは井口港---三原というコースである。

 　海から見る光景は最高、近くの島々も迫力をもって迫ってくる。

　大三島は、「御島」とも言われ、神の中の神「大山積神」（おおやまつみのかみ）を祭神とする大山祇神社（おおやまつみじんじゃ）がある神の島とされてきた。大山積神は、地の神であると共に、海の神でもあるとされ、日本総鎮守の神として、古来より崇められてきた。その神性は、またこのような形でも現れている。

　境内の大楠である。根周り20ｍ、高さ15.6ｍの巨樹は、神々しいまでの姿で、我々に迫ってくる、神の木である。