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カテゴリ:絵画.・アート
4月8日、尾道から大三島を目指す。実際の大三島行きの航路は、三原からなのだが、途中の寄港地の瀬戸田(生口島)で乗り継ぎができるので、往きと帰りに同じ航路を通るのも芸がないということで、瀬戸田での乗り継ぎを考えた。 しまなみ街道は、芸予諸島を通って今治まで行くのであるが、これが出来る前は、定期航路としてフェリーや高速艇、水中翼船などの航路が開かれていて、こちらの方が表通りであったのが、しまなみ街道が出来たため、表裏が逆転してしまったが、重要な施設は、航路側に存在している。 先にも述べたが、有料道路は、走っている限りは景色が良く見えない。その点、船で行く旅は、360度の視界が開け、快適である。航路・路線・時刻表は、SHIMAPというサイトに詳しい。 瀬戸田も、主要な施設は船着場周辺にある。耕三時、国宝三十の塔のある向上寺そして平山郁夫美術館は、船着場から「しおまち商店街」という商店街を通って行く。途の両側に店が立ち並び、瀬戸田特産のレモンを始めとする柑橘類を売っている。安政柑という、文旦に似た柑橘類は、お徳用で4ケ100円なんていうのもある。 耕三寺を過ぎ、耕三寺美術館の裏手に、平山郁夫美術館はある。この土地で生まれ育った画伯の画業を記念して平成9年に開館した美術館は、奇しくもこの4月8日が開館十周年を迎えるということで、本日は無料開放されていた。
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