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カテゴリ:旅
実は、葵祭のあと「昼食難民」してました。 昨年の祇園祭りでは、同志社大学の レストラン に行ったので 今度は、京都大学本部にある 「ラ・トゥール」 に行こうと いさんで出かけたのだが、なんと!待機客でいっぱい! 一時間以上の待ち時間だと言う。 とても、待ってはいられないので、通り向こうの関西日仏会館に 藤田嗣治の絵が懸かっているレストラン 「ル・フジタ」があるのを思い出し、 日仏会館へ。ところが、何か様子が変 「こちらは、『ル・フジタ』ですよね?」という私の問いに 「『ル・フジタ』は、岡崎のなんたらなんぽう美術館に移りました。」との答え。 こちらの耳が悪いのか、ウェイトレス嬢がめんどくさかったのか 2回問い直しても、その「なんたらなんぽう」がわからない。 移転先の地図などもないという。 仕方が無いので、セレクトクーポンを使える岡崎「六盛」に行ってしまった。 ☆ 後で、調べると、その美術館の名前は「原田観峰美術館」 「ル・フジタ」 は、そこのミュージアム・カフェとして健在だった。 藤田の「ル・ノルマンディー」と題された絵も懸かっていると言うことなので 次回、京都に行くときの楽しみが増えた。 ☆ ところで、岡崎のレストランといえば、真っ先に思い浮かべたのが 「ルレ・オカザキ」だった。 フランス風のテラス席に、外国人が座り スパゲッティを、フフォークとスプーンを器用に操って食べていた。 なにげにハイソで、あぁ、いつかここでディナーを食べてみたい、と 貧乏学生だったわたしの、一種のあこがれだった。 ところが、その「ルレ・オカザキ」は、2001年に閉店してしまい 今は、細見美術館という美術館になってしまったのだそうである。 ただし、「ルレ・オカザキ」を経営していたスター食堂さんというところは健在で 寺町新京極で、「パリ21区」というブラッセリーをやっていて ここに行くと「ルレ・オカザキ」の看板メニューだったヴォロノフ・ステーキというのが 味わえるそうである。 しばらく行かないうちに、様変わりを目の当たりにし、なんとも感慨深いものがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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