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EYASUKOの草取り日記

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2007.12.06
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今回の旅の楽しみの一つは、クリムトとミュシャ、それとオールドマスター絵画でした

クリムトは、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿のオーストリーギャラリー

ここには有名な「接吻」があります

クリムトの「接吻」

意外に大きな絵で、画像で見ると小花の群生に見える箇所が

一つ一つ細かに描かれた絡み合う草花で

そこが崖になっているのがわかります。

崖は、奈落の底へ落ちてでも愛を貫きたい恋人たちの姿の象徴か

はたまた文字通り崖っぷちに立っている瀬戸際の恋愛の様相なのか

黄金の輝きに満ちた恍惚の接吻に酔いしれる二人

けれど、愛し合う恋人たちもまた

相対化の運命から逃れられないことを作者は言いたいのか

男女の服の意匠はまったく別の構想で描かれています。

☆ ☆ ☆

それと、思いもかけなかったのですが、ここにはエゴン・シーレの「死と乙女」

オスカー・ココシュカやセガンチーニまでありました。

☆ ☆ ☆

クリムトに関しては、主人の独壇場

「接吻」の大きなポスターをお土産に買っていました。

わたしは、仕方なく

クリムトのカード

アルベルティーナで求めたクリムトのカードです。シーレの手帳とカフカのアドレスブック

同じくアルベルティーナで購入したシーレの子供の絵を表紙にした手帳

向って右はカフカのアドレスブックです。

アルベルティーナ美術館は、オペラ座・ホテルザッハーの横にあり

残念ながら時間が足りなくて寄れなかったのですが

ここにはデューラーのよいコレクションがあるそうです。

この日は水曜日で、8時まで開いていたのですが、ツアーの集合時刻が迫り

ミュージアムショップのみ見て

残りは次回のお楽しみということになってしまいました。

ウィーンにはそのほかにもたくさんの美術館(64もあるそうです)があり

この短期の滞在だけではとても廻りきれない

きっとまた来ようと、心に誓いました。






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Last updated  2007.12.06 14:27:31
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