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カテゴリ:旅
いよいよ、聖イシュトバーン大聖堂の中に入る。 19世紀後半のハンガリーを代表する彫刻家、画家の手による モザイク・彫刻増、壁画で彩られているきらびやかな内部装飾に目を瞠る 大聖堂正面のティンパヌムは、ドームの高さ96m、長さ86m、幅55m ドームの中央はハンガリーの守護神である聖母マリア それを取り囲んで、ハンガリーの聖人たちが描かれている そして、ここにも聖イシュトバーン一世の姿が---。 じつは、この大聖堂にはイシュトバーン一世の右手が安置されている。 今は、このように、きらびやかな箱に納められ、安らかな眠りについているこの右手は 実は、数奇な運命を辿った末、ここにたどりついたのだそう 最初は、バラトン湖とブダペシュトの中間にあるセーケシュフェヘールバールという街 次は、トルコの侵攻の歳の略奪にあったためか、トルコの貿易商の倉庫に 次にダルマチアを経て、1711年にブダへ 最終的に安息の場をこの大聖堂に定めたのは、なんと1971年のことだったそうです。 ほとんどの観光客がこの聖なる右手にご対面するそうですが 中のきらびやかさに目が眩んで、 ガイドさんの説明そっちのけで写真を撮っていたため 何処がその聖なる右手の安置場所なのか、聞きそびれたわたしでした。 大聖堂の中、もう少し続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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