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カテゴリ:旅
現在国立西洋美術館で開催中の「ウルビーノのヴィーナス」展 ウフィッツイ美術館の至宝「ウルビーノのヴィーナス」が日本に来ているが この絵の作者がティツィアーノ(またはティティアン)である おりしも美術史美術館では、ティツィアーノの特別展が開催されていた。 代表作のひとつ「白いドレスの貴婦人」 「ウルビーノのヴィーナス」や「ダナエ」などに見られるように ティツィアーノといえば官能的な美女の作家というイメージが日本では定着しているが 彼は、また肖像画の名手でもある。 向かって右の偉丈夫が、神聖ローマ皇帝カルル5世 スペインハプスブルグ家の祖としての名はカルロス一世である。 ティツィアーノは1530年頃からカルロス一世の宮廷に出入りし その息子フェリペ二世から終生の庇護を受けることになる。 イタリア・ルネサンスの三大巨匠をも凌ぐ300点余の作品を残し ルネサンス期にもっとも活躍した画家であるティツィアーノが 日本で知られることの少ないことは、残念なことである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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