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カテゴリ:旅
すっかり寄り道をしてしまって、 肝心の美術史美術館のホルバイン作品の紹介が遅くなってしまった。 照明も暗い中、手ブレもあって、つたない写真であるが ホルバインの特徴である人物の内面まで写し取ったかのような緻密な描写 そして、細かく書き込まれた衣装がごらんいただけるだろうか。 ヘンリー8世の宮廷画家として不動の地位を築いたホルバインの絵は また、このギャラリーにこそふさわしいのかもしれない。 ☆ ☆ ☆ この当時の肖像画には、しばしば豪華な宝石等を身に纏った人物が登場する。 これは、豪華な衣装や装身具を描くことにより 其の人物の権威を印象付けようとするものだそうであるが ホルバインの肖像画の精密さは 構成のジュウリー・デザイナーをもうならせるものであり 遠くヴィクトリア朝になってから 彼の描いたデザインに基ずく「ホルバイニクス」というジュエリーが存在したという。 其のひとつの例を、ここに紹介したい。 長々と、つたない文章や写真でご紹介してきた ウィーン美術史美術館も、これで終わりです。 まさに、私にとっては、至福のときでした。 ここまで、お付き合いくださいました皆様、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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