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カテゴリ:旅
じつは、山形には今年二度行っている。 今年の二月、銀山温泉に行くことになって、その前に鶴岡に行くことを計画した。 なぜ、鶴岡かと言うと、 亡き父の戦友である東源寺のご住職がお亡くなりになったことがわかり そのご墓前にお参りするためである。 ご住職は、父の葬儀の1月23日 大雪の山形鶴岡からわざわざ父のために出向いてくださった。 それから疎遠になったとはいうものの、 ご逝去されたのを一年近く知らなかったとは、慙愧にたえない。 旅行の好きだった父は、母とともに、こちらを二度ほど訪れていたが わたしは初めてである。 鶴岡といえば、藤沢周平さんの出身地 海坂藩のモデルになった処、と言われている また、霊能者長南年恵さんのいたことでも有名な土地 弔問とは言うものの、初めての土地への憧れで、わくわくして到着したのだが なんと東源寺は郊外にあるため 見渡す限りの平野の中を一本走っているどこにでもあるようなバイパス道路の道を 鶴岡駅からタクシーで40分、ようよう東源寺に到着した。 境内に一歩入るや、ここからは、時代が違っているかのようなお寺のたたずまい 中国風のこの山門 東源寺は、曹洞宗の禅寺である。 向って右側が庫裏、そして正面が本堂 庫裏に訪問の意を告げ 故ご住職の奥様とご子息の現住職にお目にかかる 故ご住職が亡くなったのは前年の3月 今年は先々代のご住職の50年忌に当たるので、その準備に勤しんでいた矢先の 急逝だったそうである。 じつは、この写真は、以前「東源寺」でネット検索した際 「つるおかネット」に載っていた写真を 撮影者の中野さんから送っていただいたものである。 この写真を頂いた時にはご住職は健在だったときなので ご存命の時に伺っていたら、と再度思ってしまった。 そして、ご住職のご位牌のある本堂へご案内いただく この本堂で、我々はとんでもないものに遭遇したのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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