|
カテゴリ:絵画.・アート
池田20世紀美術館での遠藤彰子展で 長らく捜し求めていた、遠藤彰子著「讃歌」を入手できた。 これは、私家版で 朝日新聞の連載小説「讃歌」の挿絵を集めたものである。 小説の作者は篠田節子さん しかし、残念ながら、小説の単行本の方の表紙画は別の画家となっている。 いろいろな版権が絡んでいることなので難しいだろうが 新聞連載の挿画は、画家がその小説世界から得たインスピレーションを 展開しているものであり、小説世界に沿ったものであろうに それをまったく切り離してしまうということは わたしにとっては暴挙に等しいものに思えるのだが、いかがなものであろうか。 遠藤先生が、誇りを持ってなさったお仕事を このような形にまとめられたのも、そんな思いがあったのではないか、と推察している。 挿画は、遠藤先生のホームページの「Illusutoration」で見ることが出来るので 篠田節子作「讃歌」を、図書館ででも借りて (出版社に腹が立っているので、「買って」などいわない!) イラスト交じりでお読みいただければ幸いである。 遠藤彰子の世界を堪能できますよ。 これは、数年前某ネットオークションで求めた遠藤先生の挿絵 河合隼雄氏の「おはなし おはなし」という作品の10,11回分 わたしの宝物である。 ちなみに、もう一つの宝物の「ゆき猫」
この写真ではフラッシュによる「赤目」であるが 実際興奮するとこんな赤目になってくる、我が家の暴君である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[絵画.・アート] カテゴリの最新記事
|