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カテゴリ:絵画.・アート
12月に行った「満ちゆく生命--遠藤彰子の世界展」 実は11月にも行ったのですが、カメラを忘れてしまったので、再度挑戦 遠藤先生のギャラリートークを堪能してきました。 最新作「鐘」を中心にした展示 1500号の大画面の前で、画伯が自作を語ります。 この絵は、人類の欲望、とりわけ「食」という物を通して、 豊穣の世界から右回りに回転して下方に落ちていくエネルギーを通じて 滅ぶべき運命を持った人間の営みを描表わそうとした、という製作意図 ブリューゲルの絵を意識した食の饗宴を描きつつ 落下していく人々や食卓に供される動植物という「滅び」の要素をも同時に描き ふと見上げると、空には地球と思しき星が接近している 不思議な世界である。 ひょっとして、この絵は ↑ブリューゲルが俯瞰した「バベルの塔」を、その崩壊のまさにそのときに、 その頂上から描いたものではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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