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カテゴリ:絵画.・アート
昨日は友人の「うさぎ大好き」さんと一緒に静岡アートギャラリーで開催中の 創立250周年記念 ウェッジウッド-ヨーロッパ陶磁器デザインの歴史-展へ 入り口にはウェッジウッドの「ユーランダーパウダーブルー」と ウォーターフォードクリスタルを使ったテーブルセッティングが展示されている。 ウェッジウッドといえばボーンチャイナと思っていたけれど その原点はクリームウェアという焼成陶器にあるのだそうで その陶器の風合いを時の英国王妃がお気に入りになられて 「クイーンズウェア」という名称の使用を許されたのがそもそもの始まりだという ウェッジウッドブルーとして名高いジャスパーシリーズはその焼成陶器の延長にある 創始者のジョサイア・ウエッジウッドがさまざまの実験を経て 粘土にガラス成分を混ぜ込み作り上げたジャスパーは もともとガラスで作られた「ポートランドの壺」を復元しようと思って始められたのだそう 独特の風合いを持ったこの陶器は 陶器の枠を超えてメダイヨンやアクセサリにも発展していった。 ポスターにある壺は「プリンス・オブ・ウェールズの壺」と名づけられた壺で 正面の肖像は当時の王太子、後の国王ジョージ4世で その上部にはプリンス・オブ・ウェールズの象徴の羽飾りが飾られ 上部の取っ手には英国の象徴「ブリタニア」が鎮座し 壺の根元にはこれまた英王家の象徴であるライオンとユニコーンが侍っている という凝った造りの壺で ジャスパーの神秘的なブルーが映えた傑作として現存している唯一のものだそうである お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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