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カテゴリ:絵画.・アート
今日は久しぶりのお休み 前回の使い残りの「青春18きっぷ」を使って、東京へ お目当ては国立博物館平館の「染付展」、主人と一緒に出かけました。 「染付(そめつけ)とは白磁の素地にコバルトを含んだ顔料(がんりょう)を用いて 筆で文様を描く技法をいいます。 透明釉(とうめいゆう)を掛けて焼成すると、文様は鮮やかな藍色に発色します。 中国では青花(せいか)、欧米ではブルー・アンド・ホワイト、 日本ではきものの藍染(あいぞめ)を思わせることから染付とよばれました。」 と解説にあります。 古くは元の時代から 地域的には、中国、韓国、日本、ヴィエトナムにわたって作られた この美しい藍と白の焼き物は ヨーロッパ人を魅了し 遠くアフリカまで「海のシルクロード」と呼ばれる交易の道を開き 東西の文明交流のもうひとつの道でもありました。 その価値は、青花1gが銀1gに値したほどの貴重品であり また錬金術師ヴェドガーが、その焼成に心を砕き マイセン窯の礎を築くきっかけになった磁器であり ロイヤルデルフトやロイヤルコペンハーゲンの藍と白のパターンとなったり 磁器の代わりに牛の骨粉を混ぜて焼成を行なうボーンチャイナの技法を ウェッジウッドにもたらしたり 様々に西洋の陶磁器に影響を与えた磁器です。 大好きな大阪の東洋陶磁美術館所蔵の 元代の青花蓮池魚藻文壺に、再び見えることができ、幸せでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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