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カテゴリ:絵画.・アート
「希望の樹、しっかりと立て」は、フリーダ・カーロ39歳の作品 画面は陰陽二つの原理が支配する世界 横たわっているのは、現実のフリーダ 生涯30余の手術を受け、その痛みに苦しんだ彼女 それを癒したのは、自分を見つめ受け入れる自画像の世界 民族衣装に着飾り、お澄ましして座っている美しいフリーダ その持っている旗には Arbol de la esperanza mantente firme ( 希望の樹、しっかりと立て )と記されている 精神世界はしかし、夜の帳に覆われ 現実の苦しみは、しかし、豊穣の昼に支えられている しかし、このどちらもフリーダの世界なのである。 身体の障害や苦痛にめげず、すばらしい作品を残したフリーダ それは、自分というもの、その自分が生きている時代というものを 決して目を逸らさず見つめつづけたことから生まれたものではないだろうか 彼女が戦ったのは、現実の自分の存在をかけた戦い その彼女が,自己を鼓舞するため用いた言葉 「希望の樹、しっかりと立て」 彼女に及ばぬまでも、 明日はこの国の行く末を占う大事な選挙がある 前を見据え、自分の一票を投じに行こう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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