高知県香南市にある「絵金蔵」から、このようなお誘いが届きました。
皆さま、お久しぶりです。絵金蔵です。
今年も絵金祭りの時期がやってまいりました。
今年の絵金祭りは
7月17(土)・18(日)の夜に開催致します。
※昼間には芝居絵屏風は展示されませんので、ご注意くださいませ。
絵金蔵では例年通り、
須留田八幡宮(7月14・15日)、絵金祭り(7月17・18日)にあわせて
夜間開館を行います。
【絵金蔵夜間開館】
7月14・15日(須留田八幡宮宵宮)
7月17・18日(絵金祭り)
9~17時の通常開館後、一時閉館、18~20時夜間開館(19時半入館締切)
またお祭りに合わせて行っている「絵金蔵特別展示」は、
恒例の「絵金の白描」(下絵・デッサンを含む墨絵)に加え、
新発見!された絵金筆の節句幟を初出展いたします。
※この特別展示に際し、
第一展示室「闇と絵金」の展示内容を変更いたしております。
ご了承ください。
詳細は絵金蔵HPにお知らせいたしておりますので、
こちらをご参照くださいませ↓
http://ekingura.com/modules/eguide/event.php?eid=59
また"日本の魅力再発見"というキャッチフレーズの
カルチャー雑誌「Discover Japan」の7月6日発売号
歌舞伎ソムリエ・おくだ健太郎さんの連載
「歌舞伎でめぐるニッポン」で絵金祭りが紹介されます。
本屋さんで見かけたらぜひのぞいてみて下さいませ。
それでは今後とも、絵金蔵をよろしくお願いいたします!
江戸幕末の絵師金蔵、略して「絵金」
土佐藩の御用絵師であった身が、贋作事件に巻き込まれて失脚
放浪の生活の後、故郷赤岡に戻り
庶民の要請に答え芝居絵を描く絵師と成り
その芝居絵は、血みどろの無残絵にもかかわらず
庶民のこころをひきつける臨場感あふれる芝居の場面を描いていて
長く赤岡の町衆の遺愛の品となり
赤岡の人々は年に一度
ろうそくの灯りのあわいの中で怪しく光る絵金の世界をもって
人々をもてなす行事を行なってきた。
その「絵金祭り」の季節がまたやってきます。
いつの日か、わたしも、そのあわいのなかの夢を見ることを祈っています。