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カテゴリ:絵画.・アート
7月15日で展示が終わってしまう「マネとモダンパリ」展 微妙に出かけそびれてしまっていたので 例の通り富士急の「ヤキソバ特急」で、今日思い切ってお出かけしました。 おつまみに、とこの時期開催されている展覧会を調べたら なんと!有元利夫さんの没後25周年を記念する展覧会が開催されているでは! しかも、舞台は東京都庭園美術館ではありませんか! マネそっちのけで、早速にそちらに出かけ 十分に有元ワールドを堪能しました。 バロック音楽が大好きで 見る人に音楽が聴こえてくるような絵を描きたい と願っていた有元さんは 1985年肝臓癌のため、38歳の若さでこの世を去りました。 わずか10年という短い制作活動でしたが イタリアルネッサンス風の作風に、日本画の素材を取り入れた 独特の画面構成や 浮遊する花や、球体、彼方に向かって伸びていく階段や建造物 上腕が異常に太い人物像 (わたしは、この太い上腕は天使の羽に通ずるものがあると思うのですが) 画家が「エクスタシーの表現」と表した不思議な空間を これ以上ない「庭園美術館」という絶好の舞台で観ることができ いつまでも、この空間にとどまっていたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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