もう、これは、日本国民全員「読むべし！」と思う一冊でした。

書店の新刊コーナーに山積みしてあるので、すでに読まれた方、

目にされている方は大勢いらっしゃるとは思いますが、

まだの方は、すぐに読んでください。

「読むだけでやせられるダイエットセラピー」の日本版とも

いうべき、「やっぱりな、なるほどな、」といちいち

うなずける、一冊でした。

ダイエットセラピーを読んで、「食事＝身体をつくるもの」という

意識が芽生えたことがきっかけで、

１２kgも痩せれたと思いますが、

それより何より、私がダイエットに成功して、一番心の底から

思ったのは、「健康であることが一番大事」ということでした。

この言葉は誰もが、昔から、当たり前のように言っている言葉ですが、

病気にならないということだけではなく、

私が体験から感じとった「健康」とは、

正しい判断に基づいて行動できる状態

すなわち、

今日も明日もあさっても、健康でい続けるために今行うべき判断が

きちんとできる状態が健康である、と思うのです。

野生の動物には人間界のように薬がないので、

動物たちは生きていくために、

必要なことをし、不必要なことはしない、というごく当たり前の

自然の摂理に従った、生命活動を営んでいます。

人間も、昔は他の動物と同じように暮らしていたと思うのです。

その土地に生まれた人間はその土地のものを食べ、

その季節のものを食べ、できるだけフレッシュなものを食べ、

それをいただく為に、「労働」という運動をしていたと思うのです。

車も自転車も、通信手段もない時代は、歩くということしか

移動、伝達手段がなかったため、普通に生活しているだけでも

運動量は足りていたんですよね。

全ては、人間が便利な生活を送るために、人間が生み出してきた

文明によって、オゾン層を破壊したり、働く女性が増えたことで

「エンザイム（この本のキーワードとなっている酵素のこと）」の

存在しない、インスタント食品や、保存のきく食品が出回り（売れ）、

エンザイムを求めて食べ過ぎて肥満になる人が増え、

病気になる人が増え、結果医療費が増え、まかないきれない分は

国民負担になり、家計を圧迫し、よりエンザイムに程遠い食生活を

送らざるえなくなるという、人類最大の「悪循環」を

生み出しているような気がしてなりません。

素人の私個人の意見と思っていた、漠然とした想いが、

新谷先生という全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医の先生の

本に書かれていたことは、すごく大きなことでした。

今、どこのお店に行っても、身体にとって良い食べ物は、

すべて「割高」です。

それは、皆が品質の良いものより、見た目がキレイで、

泥のついた虫が食った後のある割高のほうれん草より、

隣のより安いほうれん草を選んで買っている私たちの責任です。

そのほうが売れるから、売れるものしかスーパーには並ばないのです。

実際私も、そうでした。

中食（外食ではなく、出来合いのものを買って家で食べること）を

することが実際、多かったと思います。

私は今回のダイエット成功以来、まったくリバウンドをせず、

以前のように食欲を抑えられないということも一度もありません。

それは、この本に書かれていた「エンザイムを含む食事」と水を

摂るようになったからなんだろうなぁ。。

と思います。

とにかく、冷蔵庫にあるマーガリンを捨てること、

時間の経った揚げ物は食べないこと、

牛乳を飲まないこと、

フレッシュな野菜や果物をいっぱい食べること、

それだけでも、変わってくるのではないでしょうか。

是非、ひとりでも多くの人が私のように自分の体験から

この本やダイエットセラピーに書かれていることを

心底理解し、健康（＝正しい判断に従って行動できる状態）に

なって欲しいと思います。

少しでも意識改革をしている方は、ゼッタイ読むべし！の一冊です。

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