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テーマ:京商カップ(26)
カテゴリ:Battle of The Four
今日は私達が2000年からエントリーしている「Battle of The Four-Stroke 8時間耐久レース」について振り返ってみようと思います。
その歴史は、1997年9月27日 神奈川県相模湖ピクニックランドSPL2にてワークス7チーム、プライベート12チーム、合計19チームが参加し4時間耐久レースとして行われました。マシンは当時RCカーとしては珍しい4stエンジン(OS FS26S)を搭載した京商スーパー10(FW-03)シャシで、その歴史は幕を明けたのです。 これまで2stが当たり前だったRCエンジンカーに、4stを搭載してみることで何か新しいテイストを追求出来るのではないか、と言う発想で当時のRC WORLD編集長:山崎和彦氏が提唱し、それに賛同したOSエンジン・FORM・京商といった各社の協力によって実現されました。初代チャンピオンはTeam KYOSHO PROチームでした。初めて19基ものFS26Sが一斉にフルスロットルになった際に奏でる低く図太いエキゾーストノートに、ここに集まった4stフリーク達は鳥肌をたててしびれたそうです。このレースの大成功によって、大人のホビーとしての4stカテゴリーが確立されたのでした。 その後、上記レースを含めて関東で2回、関西で1回開催され次第に機運が高まり、1998年8月1日 奈良OSフィールドに全国から過去最多の26チームが終結し戦われました。この大会から予選、決勝の2日間、さらに決勝はこれまでの倍である8時間耐久レースとなってよりビッグイベント:FORM CUP Battle of Fourとしての現在の体裁を整えました。この大会の中身はまさに実車レースを彷彿させる進行スケジュールが組まれています。 第一日目、午前中。抽選によりA組、B組に分かれての公式練習から始まります。そして午後、各組1時間の予選ヒートが行われその結果である総合順位で、まず各組上位8位までが予選通過となります。そのご9位以下のチームが30分間のラストチャンス(敗者復活戦)ヒートを走り、上位4位までのチームが予選通過となって合計20チームが第二日目の決勝進出となるんです。残念ながら下位6チームは予選落ちとなりました。 第二日目決勝 やや定刻を遅れた午前9時35分、未だ誰も知らない8時間耐久レースのスタートです。ここでスタートダッシュを決めたのは、予選から他を寄せ付けない速さでTQをとりP.Pについたチーム京商で予想通りの展開です。その後レース中盤エンジントラブル等々で3位まで落とすものの素晴らしい追い上げを見せ、再度トップに返り咲いたチーム京商が最後まで後塵を寄せ付けず、とうとう1183LAP、総走行距離235Kmを走りきり優勝しました。 さて、ここまで読まれたみなさん、いかがですか? とても面白そうでしょ! この続きは、また次回の日記でUP致しますので、お楽しみに。 (参考文献:RC WORLD No.24 1997 Dec./No.34 1998 Oct.) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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