初ワイン会!シャトー・オー・ブリオン美味~い!!!
もう昨日になってしまいましたが、行って参りました初のテイスティング会。エノテカ広尾本店に到着後、どこが会場なのかと暫くキョロつくとなんとワイン売り場で行われるらしい。 ワイン売り場に入ってみるとテイスティングスペースだけでなく、陳列台の隙間にもテーブルと椅子が所狭しと並んでいました。 友人と合流後、さらにそのワイン仲間を紹介してもらい楽しい雰囲気でいよいよワイン会がスタート。 最初にドメーヌ・クラレンス・ディヨンの総支配人ジャン・フィリップ・デルマス氏と一人一人挨拶を交わして握手の後1杯目の「2004 CLARENDELLE BLANC」を受け取るというセレモニー。 あとは順番も自由に残りの10種をチケットと交換で受け取り、テイスティングしていく。途中デルマス氏の挨拶を挟み約2時間ちょっとの会でした。 私はテイスティングシートの順番通りに試飲。とりあえず下記がそれぞれの価格(エノテカ価格)と感想です。1. 2004 CLARENDELLE BLANC(¥3,625) かなりすっきり、可も無く不可も無く。2. 2002 CLARENDELLE ROUGE(¥3,625) ブーケはややスパイシーさを感じる。やや軽めだが、果実味もしっかりしていて悪くない。3. 1998 CH. LAVILLE HAUT-BRION(¥26,250) ほどほどの樽香で甘味と酸味のバランスが良く凄く美味しかった!時間がたつとハチミツのような甘味を感じた。 4. 1998 CH. BAHANS HAUT-BRION(¥6,279) ブーケはやはりスパイシーさを感じる。ファーストは果実味を感じるものの余韻が続かない感じ。ちょっと物足りない。5. 2001 CH. LA MISSION HAUT-BRION(¥14,490) ブーケはスパイシーかつスモークな感じ。ややタンニンが強めで、ちょっと飲むには早いのかもしれません。6. 1999 CH. HAUT-BRION ROUGE(¥25,200) ブーケはかなり強い。やはりスパイシーで土っぽい感じだが、口に含むとすばらしく滑らかで凝縮された果実味を感じる。7. 1996 CH. LA MISSION HAUT-BRION(¥19,950) これもスパイシーでスモークな感じが強く香る。2001よりは滑らかではあるが、やはり少しタンニンが強く感じた。8. 1994 CH. HAUT-BRION ROUGE(¥19,950) 同様にスパイシーで土っぽい感じ。バランスが良く、非常にジューシーで美味しいが、1999の方がより滑らかに感じた。 9. 1986 CH. LA MISSION HAUT-BRION(¥40,950) これは何というか凄く動物臭いブーケで、一瞬はぁ~?という感じだが、口に含むと非常に果実味も豊富で悪くは無い。 10. 1979 CH. HAUT-BRION ROUGE(¥68,250) ブーケはびっくりするくらいスパイシー!もうウスターソースを連想するスパイシーさ。口に含むとやや果実味を感じるもののやっぱり凄くスパイシー!ただそれが何か飲みを進めるみたいな不思議な味でした。11. 2003 CLARENDELLE AMBERWINE(¥6,300) これは何ともホッとするやさしい甘味で美味しくいただきました。 総括すると、個人的に一番美味しかったのは6.の「1999 CH. HAUT-BRION ROUGE」次が8.の「1994 CH. HAUT-BRION ROUGE」。ラ・ミッションよりもルージュの方が優しい味で好みでした。 おそらく目玉であろう9.の「 1986 CH. LA MISSION HAUT-BRION」と10.の「 1979 CH. HAUT-BRION ROUGE」は私にはまだ手に負えない次元かもしれません。美味しいんですけど、うわ~って感じでもない。別の意味でうわ~っでしたが(笑) でも、これだけのワインが飲めて¥5,985はかなりお得でしょう!新たにワイン好きな人たちとも知合いになれたし、非常に有意義なひと時でした。