テーマ:キャンプを楽しむ方法(4716)
カテゴリ:キャンプ日記(キャンプ報告)
会津の観光から戻ると・・・
お向かいさん2軒が引越しの最中・・・ 猪苗代湖の水位がさらに上がり、我が家のサイトのすぐ脇まで・・・ これはヤバイ・・・ 我が家もすぐにお引越しです・・・ 写真撮ってる場合じゃな~い、ということで写真なし・・・ キャンプ場の人が何度か様子を見に来てくれたようだけど我が家はお出かけ中・・・(汗・汗) 引っ越した後のサイトが・・・ これです・・・ 我が家の元のサイトは・・・ 奥に写っている杭から手前が我が家の元サイト・・・ ギリギリ・・・ 皆こちら側に避難したのでこっち側は混雑・・・ 仕方ないね・・・ 林の中は・・・ 水が沢山・・・ 杭で整備されてるところは オートキャンプ用の区画です・・・ こんなとこでキャンプできませんね~ しかもまだ雨が・・・ これは温泉は無理かも・・・ この時点で楽しみにしていた温泉はあきらめムード・・・ とりあえず避難はしたので、夕食を作ることに・・・ 避難したといっても目の前は・・・ この状況・・・ これ以上悪化するようなら撤収かな・・・ 幸い予定していた夕食は材料をぶち込んで火にかけるだけのおでん・・・ すぐに完成、後は味がしみるのを待つだけ・・・ この時点で時間は4時少し前・・・ この状況なら仮に水没したとしてもタープの一部かな? え~い、行ってしまえ~ ということで温泉へGO~ 行きは磐梯吾妻スカイライン・・・ 霧で景色はほとんど見えない・・・スカイラインの意味なし・・・ けれど・・・ 見えました~、浄土平・・・ もう5月なのに当たりには大量の雪・・・ 火山性ガスの影響か当たりには高い木はなく、 あの世とこの世をつなぐ賽の河原のよう・・・ この辺車の駐停車が規制されているようです、 なんとその理由が・・・ 火山性ガスの硫化水素が充満していて危険だから・・・ 大丈夫かいな・・・ けれど名湯の近くには意外にこういう場所がある・・・ 草津温泉・万座温泉の近くには・・・ 殺生ヶ原がありますね、あそこも危険地帯・・・ 硫化水素ガスの臭いが立ち込める道ひたすら走り・・・ やがて再び木々が見え始めました・・・ さらに車を走らせて到着したのは東北三高湯の一つ高湯温泉・・・ 利用したのは高湯温泉共同浴場 あったか湯(9年前に出来た新しい施設です) 泉質は酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩泉、源泉温度51度、自噴、掛け流しです(高湯26番 滝の湯源泉使用) この共同浴場、高湯温泉の中でも最も源泉との距離が近く、その距離60m、料金は・・・ 大人250円、子供120円・・・安!!(ただしシャンプー・ボディーソープ・タオル全くないので持参しましょう・・・) 高湯温泉は硫黄濃度の高い温泉として有名で、その濃度は万座(群馬)、月岡(新潟)に次ぐ濃度です、 月岡温泉はアルカリ性の硫黄泉で硫黄型、白濁はしません・・・ (月岡温泉は美人の湯、白濁はせず湯の花も少ないですがエメラルドグリーンの名湯で磐越三美人湯の一つに数えれれます、ほかの2つは磐梯熱海温泉・いわき湯本温泉) 新潟には活火山が少ないので酸性の温泉は少ないのですよね・・・ 新潟に住む私には火山性の酸性泉は久しぶりです・・・ 酸性硫黄泉と言えば・・・草津温泉(酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉)がすぐに思い浮かびますが・・・ 湯の花の量・白濁状態は高湯温泉の方がありますね(硫黄分が濃いから・・・)、まあ温泉の特徴は硫黄分だけでは決められませんが、 総合的に判断しても泉質だけの比較なら、天下の名湯草津温泉と比較してもひけは取らないでしょう・・・ ところが草津温泉と比較した場合には圧倒的に劣るものが一つあります、それは・・・ 温泉街の風情・・・、高湯温泉は温泉旅館が何軒かあるだけで後はめぼしい観光施設はありません、強いていえば山を登った先の浄土平・・・ 草津は多くの観光資源を有する一大温泉地、特に湯畑と西の河原周辺は特筆すべきものがあります、この差は大きいかもしれませんね。 実はこれには理由がありまして・・・ 江戸時代から「高湯温泉地区では一切の鳴り物を禁ず」との申し合わせがあり、これを守り続け歓楽的な開発を行なってこなかったため、温泉以外の観光要素が発達しなかったのですね・・・ 純粋に温泉を楽しむための場所ということでしょうか・・・、土産物屋・食べ物屋すらない・・・(お風呂に入りにに来ただけだからいいけれど・・・) 場所もこんな山の中だし・・・ 温泉の方もなかなかに頑固で・・・ 全国で8番目、東北初の「源泉かけ流し宣言」の温泉地です、これを行うためには・・・ その温泉地のすべての入浴・宿泊施設が源泉かけ流しである必要があります、 ハハハ、容易じゃあないですね~ 本当に温泉以外何もない・・・一応公園が2つ・・・ あったか温泉公園と高湯ダム公園、温泉公園には湯溜まりがあって、これも源泉掛け流し・・・ この温泉で、地元の温泉好きと思われるおじさんに会いました。 高湯温泉のお話も色々とお聴きすることができました、で、せっかくなので福島のお勧めの温泉をもう一つ・・・ 次回の参考までに・・・ 私の住まいが新潟であるということもお伝えし、それならばと勧めてくださったのが、 中ノ沢温泉・・・ 高湯温泉に来るよりもずっと近く、会津や猪苗代湖近辺を拠点に動くなら絶好の温泉とのこと・・・ これは次回の楽しみにしましょう・・・ こういう地元の人との交流も温泉の楽しみの一つ・・・ 今日は猪苗代湖増水避難のお話と・・・ 高湯温泉のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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