カテゴリ:キャンプ日記(キャンプ報告)
さてキャンプ場を出てどこに向かったかと言いますと・・・
日本三大渓谷の一つである「清津峡」です・・・ ちなみに残りの2つは黒部渓谷と大杉渓谷、黒部渓谷には何年か前に行きましたね、トロッコ電車があるところですね、 清津峡は信濃川の支流清津川が形成した全長12.5kmの渓谷で国の名勝および天然記念物に指定されています。 現在の清津峡は・・・ 清津峡渓谷トンネルと言う全長750mの観光用のトンネルを使って安全に観覧することができます。 このようなトンネルができたのには悲しい事故がありましてね・・・ 以前は清津峡は渓谷をつたう遊歩道があり、それを使って観光が行われていたのですが 1988年に渓谷内で落石事故があり、観光客の男性が亡くなっているのですね、 その後安全管理面での不備を指摘されて県側が敗訴し清津峡の遊歩道は廃止されました、 その後長らく清津渓谷の雄姿を見ることはできなかったのですが、渓谷を観覧したいという声が高まり より安全に渓谷が見れるようこのようなトンネルが出来上がったというわけです。 トンネルにはところどころに このような横穴が掘られ・・・ 渓谷の美しさを楽しむことができます。 ちなみにこれが旧遊歩道・・・ 絶壁を添うように遊歩道があったのが分かりますね、 すぐ下は清津川です・・・ ときどきトンネル坑内からの写真となりますが 一緒に清津峡渓谷トンネルを歩いている気分になっていただければ幸いです・・・ 清津渓谷の特徴は何と言ってもこの柱状節理、地上に噴出した溶岩が冷えて固まるときにこのようなおかしな模様を残していくことがあるのですね、 仕組みを説明しているとまた理科の授業のようになるので・・・ 興味があればコメントで聞いてくださいな・・・ このトンネルは旧遊歩道に沿うように掘られているようで、ここからも遊歩道の跡が見て取れますね・・・ 下は清津川・・・ ここが終点パノラマステーション・・・ 左側に見える階段が旧遊歩道の名残・・・ 奇妙な形の岩石に囲まれた雄大な渓谷ですね・・・ 清津渓谷は上信越高原国立公園内に位置しています、 面積は188046haで日本で2番目に広い国立公園です。 国立公園に指定されると動植物の採取などが規制されますので自然環境を保護できるというわけですね。 この清津峡にも過去にダムを造る計画があったのですね、 その名も清津川ダム・・・ もし出来ていれば・・・、この渓谷はダム湖の底に沈んでいたことになりますね、 地元の強い反対もあり結局実現はせず2002年に計画は中止となりました。 この清津峡・・・ トンネル内に硫黄の良い香りがするところがありましてね・・ そう、ここには硫黄泉が湧き出ているのですね・・・ そんなに濃くはありませんが・・・ 温泉の話をしだすと長いので、 それはまた今度にいたしましょう・・・ これは旧遊歩道の終点の写真、 私の今日の日記もここで終点・・・ 今日は清津峡のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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