テーマ:キャンプを楽しむ方法(4707)
カテゴリ:キャンプ日記(キャンプ報告)
今日はキャンプ2日目のお話、
の、前に・・・ 草津温泉から帰った後のお話・・・ 温泉に入り体もぽかぽかあとは寝袋にもぐって寝るだけ・・・ ところが眠りについてしばらくすると・・・ 寒~い!! 3年前にもこのキャンプ場を利用し、その時にはこんなに寒くなっかったと思うのですが、 今年はえらく寒い!! それもそのはず、後で聞いたら夜中の気温はマイナス3度だったそうで・・・ 冬キャンプなどしない我が家の寝袋の使用適正温度は2度まで、だいぶオーバーしていますね。。。 以前似たような高原のキャンプ場で寒くて寝れないということがあったので、 フリース、ホッカイロ、アルミ蒸着シートなどは持っていたので何とかなりましたが、翌朝にはテントやタープの表面が凍り付いておりました・・・ 日中との気温差がかなりありますね~(汗・汗) やはり高原は侮れない・・・ 前日が洗い場の無い共同浴場でしたので、「まずはちゃんと洗い場のある温泉に行きたい!!」という妻の希望もあり、順番を変更してこのキャンプ一番の目的地に向かいます。 草津温泉の背後にそびえる火山性ガスの吹き出る異様な雰囲気の山道を走ります・・・ この道は草津から志賀高原に抜ける草津志賀ルート、冬場は雪のため通行できません、開通はGWの直前4月25日・・・ 雪と溶岩があちこちに・・・ この道路・・・ ところどころ危険な硫化水素ガスが噴出していますので車の駐停車が制限されています、 その名も・・・ 「殺生ヶ原」・・・ 草木も育たぬ危険地帯がところどころに・・・ 途中観光地もあるのですけどね、まずは目的の温泉に・・・ 1時間ほど山道を走り(キャンプ場から)ついたのは標高1800mの温泉地、 万座温泉です、 通年自動車で行くことのできる温泉地としては日本一の高さにある温泉地です(下呂の濁河温泉と並ぶ) 今回利用したのは・・・ 日進館という施設です、 泉質は酸性・含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 万座温泉のもう一つの大きな特徴・・・濃硫黄泉で硫黄濃度は日本一、硫化水素型の硫黄泉でお湯は真っ白に濁っています、湯花が漂うとかそういうレベルじゃない・・・ 湯につけた指先も見えないほど白濁しております、 これがお湯の色・・・ 木造の浴室の床や湯船のヘリにはべっとりと湯花が付着し白く変色しております・・・ ここで利用している源泉は苦湯源泉・姥苦湯源泉・ささ湯源泉・姥湯源泉、残念ながら万座一硫黄濃度の高い奥万座源泉は利用しておりません。 とは言えどれも高濃度の硫黄泉であることに変わりはありませんけどね。 ちなみに日本一の濃度をたたき出した奥万座源泉の最高記録は硫黄濃度300mg超え、これは2位の月岡温泉の記録の約倍、同じく高地にある濃い酸性硫黄泉、福島の吾妻高湯温泉の記録の2.5倍の濃度です。 まあこれは次回の楽しみということにしておきましょう・・・ 最初は無難な人気施設からですね・・・ マニアックなところは外すと痛いですからね~。。。 日進館の良いところは浴槽が多く複数の源泉に入れること・・・ 本館の内湯・露天風呂のほかに・・・ ちょっと離れたところに露天風呂がもう一つあります・・・ 一度服を着ないとならないところが若干煩わしいですが。。。 さてこの万座・草津の名湯を生み出しているのが・・・ 背後にそびえる白根山です・・・ 標高2160mの活火山でところどころで危険な火山性ガスを噴き出しております・・・ この火山性ガスが硫黄泉の源、硫黄泉独特の卵が腐ったような臭いのもとは火山性ガスに含まれる硫化水素、この高い毒性を持つ危険な気体が名湯の生みの親というわけで・・・ 帰り道は途中寄り道して白根山を見物・・・ 頂上付近に・・・ レストハウスがあります・・・ ここからさらに20分ほど山道を歩くと・・・ 白根山の湯釜が見れます・・・ どことなく万座温泉の湯の色に似ておりますね・・・ 反対側の弓池は・・・ まだ氷におおわれております・・・ 高地の春はまだまだ先・・・ 今日は万座温泉と白根山のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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