アウトドア～な温泉日記

キャンプ日記第４話・・・
今日からキャンプ２日目のお話です。
今回のキャンプの大きな目的の一つである蔵王のお釜のお話・・・


蔵王のお釜は蔵王観光の目玉となるもので、蔵王連峰の中央部に位置する刈田岳の西側中腹にある直径約４００ｍの爆裂火口の底に水がたまってできた火口湖で緑色に濁っています。
お釜の火山活動で水は時々沸騰しているそうで、ｐｈは３．５、う～ん、温泉・・・・（笑）

かつてはお釜見学は山形交通が運営する「山交リフト」がメインでしたが、現在は道路が整備され蔵王エコーラインから蔵王ハイライン（有料道路）に入り終点の蔵王山頂レストハウスの駐車場に車を止めるのが一般的です、
道路が非常に混むとの情報をいただいており、関東からの観光客の動向を考え、関東を朝出発したらたぶん昼前後にここにつくであろうと予測、なら我が家はその前、朝のうちに行ってしまおうということで、
午前中のうちに出発・・・、ほとんど渋滞に巻き込まれることなく到着いたしました。


これが蔵王山頂レストハウス・・・
中には軽食と土産物を販売しておりますが、ま～、ぼったくり価格・・・、おっと失礼・・・
観光客向け価格、山頂までの運搬費込み価格ですね。
このレストハウスの裏手、徒歩数分のところに・・・


お釜があります・・・
蔵王観光のメインスポットとはいっても逆に言うと蔵王はお釜と温泉以外何にもないところでしてね・・・
スーパーもスタンドも、コンビニもほとんどないので、蔵王でキャンプするときには現地調達などと言うバカなことは考えない方がよろしいですね、
現地調達するなら山に登る前に買い揃えましょうね・・・
我が家もそれはわかっていたので道具は揃えてきたのですが給油しとくの忘れた・・・
スタンドは蔵王温泉のところに１件あるくらいであとは見つけられません・・・
まあちょうど買い物もしたかったのでこの後山をお下りて一度山形に出ましたよ・・・
まあ市内に降りたところで特に観光するところもなし・・・
しいて言えば山寺や天童温泉ですがそれも蔵王とは別の方向に結構走らないとならないですしね～

まあ蔵王はキャンプ場でのんびりしているのが向いているようです・・・

っと脱線脱線・・・、お釜お釜・・・

お釜のすぐ近くに・・・


刈田嶺神社の奥宮があります、
まあこれもセットで観光というのが一般的なようです・・・


一般的な我が家はこれも立ち寄ります・・・
この神社はちょうど刈田岳の山頂に位置し、
ここからも・・・


お釜を見ることができます、

奥宮というからには麓にもあるわけで、山麓の遠刈田温泉に里宮があります、
蔵王という名前はこの両宮が祀っていた蔵王権現に由来するものでしてね・・・
蔵王権現というのは奈良の吉野で修業した役小角が修業中に示現したもので釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の三尊の合体したものとされています。
蔵王連峰はかつて刈田嶺又は不忘山と呼ばれており山岳信仰の対象となっていました、そこに吉野から蔵王権現が勧進され平安時代には修験者が修行するようになったため蔵王山と呼ばれるようになりました。
江戸時代になると蔵王権現を参拝する庶民が増え、山頂に参拝できない冬季には山麓の「蔵王大権現御旅宮」に季節遷座するようになりました、
つまりは蔵王権現は参拝客に合わせて季節ごとに山頂と山麓を行ったり来たりしているわけで、何とも親切な神様でありますね。
今は山頂に行きやすい夏場ですので山頂におられることでしょう・・・
合掌・・・

で・・・この神社のある山頂付近には・・・


賽の河原と呼ばれる場所があります・・・
賽の河原と呼ばれる場所は結構全国各地に点在しているのですね、ここもその一つ・・・


賽の河原と呼ばれる場所に共通しているのは・・・
石が多い！！、
この賽の河原は水は流れておりませんしね・・・

この賽の河原からも・・・


お釜を見ることができますよ、
お釜を中心に観光が成り立っておりますので・・・

さて、この後は山を下りて食事の準備となるわけですが（下りてないけれど・・・）
は～い、次回です・・・




ではまた・・・