テーマ:今日のお出かけ ~(8129)
カテゴリ:観光日記(道の駅編)
さてヒメサユリ見物の後は道の駅・・・
漢学の里 下田です。 さてなぜ下田が漢学の里かといいますと・・・ 大漢和辞典の編者「諸橋轍次」博士の出身がこの下田(旧森町村、その後下田町をへて現在は三条市)なのですね。 大漢和辞典は大修館書店で出版されている世界最大の漢和辞典で十数年に及ぶ歳月をへて完成しました。 親文字5万余字、熟語53万余語を収録、本体12巻、目次1巻というとんでもない辞典です(現在は語録索引1巻と補巻1巻が追加されて全15巻) 漢字の本場中国政府から500セットの一括注文をもらったというのがこの大漢和辞典。 これが保存されている諸橋轍次博士の生家です。 まあ下田の偉人ということで・・・ 隣に保存されているのが。 移築された大漢和辞典の編集所「遠人村舎」・・・ 大漢和辞典の編集は困難を極め、昭和19年に第一巻を発行し続いて昭和20年2月第二巻を発行する直前に空襲により出版社の大修館書店が全焼、大漢和辞典の全てを焼失します。 戦後一時はあきらめた大漢和辞典の編集作業でしたが、あらゆる困難を克服し、昭和35年十数年の歳月を経て完成に至ります。 晩年博士は、役目を終え空になったこの一室で「虚室白を生ず」と称して瞑想の日々を送ることが多かったといいます。 漢和辞典編集のお話でした。。。 漢字にゆかりの強い場所ですので・・・ こんなものが・・・ 庭も和風と中国風が混じったような作りになっております。 こっちは比較的和風な方。。。 まあ道の駅ですので、こんな資料館博物館的なものだけではなくて・・・ 地域のものを販売する売店もあります「彩遊記」まあ若干名前が中国風なのは目をつぶってくださいな・・・ ここは漢学の里ですので。。。 今日はジェラートでなくてソフトです。 まあ暑いですからね~、冷たいものが欲しくなる時期になってきましたねソフトやジェラートに限らず・・・。 隣には・・・ レストランもあります「悟空」・・・ どうしても西遊記にしたいようで。。。 まあまあ、ここは漢学の里だから・・・ ここまでくるとついでに八戒と悟浄も欲しいところですね・・・ さて西遊記の3匹の妖怪「悟空・八戒・悟浄」 悟空の斉天大聖というのは天にも等しい大聖者の意味でまあこれは自称。。。 八戒の天蓬元帥は・・・ これは天の川の水軍の将軍、 女癖が悪く酔った勢いで月の都の女仙に強引に言いよった罪で地上に落とされます、このとき間違って豚の胎内にに入ってしまったため豚の妖怪になってしまったのが猪八戒、 彼の持っている鈀は太上老君みずから神氷鉄から鍛えた逸品「上宝沁金の鈀」、八戒が天蓬元帥になった時に玉帝から貰ったお宝です、重さは3トン・・・ 八戒は本来は天界の軍隊を指揮する将軍。 悟浄の捲簾大将は・・・ これは天帝の御側役の一人で、天帝に謁見を求める者が罷り出でた時に、天帝を守護する近衛大将のこと、(御簾を巻き上げる係りの者ではありません) 天帝の宝である玻璃の器を割ってしまった罪で天界を追われ、飢えと寒さから人を喰らう妖仙になってしまったのが沙悟浄で・・・ 彼の持っている宝杖も悟浄が捲簾大将になった時に玉帝から貰ったもの、これも3トンくらいあるらしい・・・ 悟浄は本来は天帝を守護する近衛大将、天界の高官です。 実は八戒も悟浄も元はとっても偉い人・・・ ワンパク坊主は悟空だけで。。。 ちなみに悟空の使う如意棒の重さは通常時は8トン・・・まあいずれも妖怪でないと使えませんね。。。 今日は漢学の里 下田のお話・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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