テーマ:★ラーメン食べ歩き★(211)
カテゴリ:食べログ(ラーメン編)
さてさて久しぶりにラーメンの話、それも県央背脂系・・・・
なんか頻繁に書いてるような気もしてたのですが前回のラーメン記事は今年の4月、県央背脂に至っては今年の2月、 加茂市の成龍です、 成龍はですね、かなり久しぶりに来たのでしばらくは書いてなかったはず、 県央背脂の元祖「杭州飯店」から独立した店です。 燕市の杭州飯店は県央背脂というか現在では全国的に定番となった背脂チャッチャ系のラーメンの元祖で、 この系統のラーメンを生み出した初代福来亭店主の徐昌星氏が店が手狭になったために作った店で、 県央背脂の元祖と言ってもいいお店です、現在は三代目の直幸氏が経営しております。 最大の特徴はこの大量の背脂と極太麺で、これは元々食事の時間が不規則な燕の洋食器の職人が夜食に食べていたラーメンです。 冷めにくく、のびにくいということで昭和8年、燕駅からほど近い穀町で営業を開始した福来亭で生み出されたものです、 初代の昌星氏は1930年ころ中国から出稼ぎで日本にやってきて、仙台で屋台のラーメン屋を始めたのだそうです、 それが流れ流れて新潟にやってきて、店舗として営業を始めたのが福来亭です 県央背脂はこれ以外にもいくつか特徴がありましてね、 一つは煮干し系の出汁がが入ること、昔の豚は飼料に残飯が使われることが多く今の豚より臭いがあったそうです、 そこで目をつけたのが煮干しだったようです、当時ラーメンに煮干しが使われることはほとんどなく、独自に考案したのが煮干しと豚肉を併用する出汁です。 ちょっとピンボケしちゃいましたが餃子・・・・ これも福来亭系の特徴なんですがかなり大きいです。 昔の杭州飯店では(今も?)中華そばと餃子の値段が同じでしてね。。。。 で、もう一つ県央背脂ラーメンの特徴が長葱ではなく玉葱を使うということ、 これはまあ脂のしつこさを消すために大量の葱を使うんですがある時長葱の値段が非常に高騰したときがありましてね、 その時に代用として使った玉葱が非常に相性がよく好評であったためそのまま定着したのがこの玉葱です。 成龍では玉葱ではなく長葱を使ったメニューもあるのですが、まあ定番はやっぱり玉葱です。 これもちょっとボケちゃいましたがこれがメニュー ねぎラーメンっていうのが長葱入りのラーメンです、玉葱でも長葱でも量を増やすこともできます、 玉葱Wなんて人も結構ね・・・・ 相性がいいから。。。。 成龍は背脂系元祖の杭州飯店で修行した店主が独立開業した店でしてね(二代目の勝二氏の時代) 味も昔の杭州飯店の味に非常に近いです、この系統のラーメンはかなり増え、県外からわざわざラーメンを食べるためだけに来る人もいる人気店もありますが、 成龍は元祖の福来亭の味を引き継ぐ店の一つと思います、 ただね・・・・ この店も徐々に混むようになって入れない時も結構ありましてね。。。。 個人経営の店ですから麺が無くなってしまえば営業時間前に閉店してしまうこともありますし、そんなに広い店でないので混んでて入れない時もあるし・・・・ 立地的にはメインの国道から1本外れたところにあってそんなに良い立地ではないのですけれどね・・・・ まあ美味きゃ客は来るようでして。。。。 嬉しいような悲しいような、まあしょうがないですね~~~ ということで今日は県央背脂ラーメン「成龍」のお話し・・・・ ではまた・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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