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アウトドア~な温泉日記

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2022年02月27日
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さて今日はですね、時季外れのような気がするかもしれませんが、まあ実際には先週の話っていうまあそんなに時季外れじゃないお話。。。。
って言うのもですね、今日は花火のお話でしてね。。。。
20220219(雪しか花火2)
20220219(雪しか花火2) posted by (C)ふぁみり~キャンパー
花火って言うと、夏のもので冬は時季外れってイメージですが、
毎年この時期にまあ30分くらいなんですけれど長岡で「雪しか花火」ってのがあがりましてね。
今日はその話です。
20220219(雪しか花火1)
20220219(雪しか花火1) posted by (C)ふぁみり~キャンパー
コロナ禍で多くの花火大会が中止になる中2020年も2021年もこの花火は打ち上げられてましてね。
まあ冬の花火ってことで2020年はまだ大流行が始まる前、2021年はもう感染警戒しつつもある程度野外のイベントは再開に動いてたので実施されたって話です。
まあ正しくは長岡雪しか祭り「雪花火」ってイベントで極寒の冬のイベントです。

冬の雪景色の中での花火ってことで夏の花火とはまた違った趣がありますね
20220219(雪しか花火3)
20220219(雪しか花火3) posted by (C)ふぁみり~キャンパー
冬の花火らしく雪だるまの花火ですね。
こういうのは型物と言いましてね、ニコニコマークだったり猫の形だったりユニークな形の花火も多いですね。
ただ型物花火と言っても、打ち上げる花火玉は球形なんで向きは調整できないって問題があって、まあ逆さになったり、傾いていたりってのはよくあることで。。。。

長岡の花火と言えば日本三大花火の一つに数えられる「長岡まつりの花火大会」、この長岡・小千谷地域は花火の製造、鑑賞が非常に盛んな地域でしてね、
こういう花火玉を製造するメーカーとしては戦後正三尺玉を復活させた「嘉瀬煙火工業」日本で2社しかない4尺玉の製造を行ってる「片貝煙火工業」、国内では珍しい女性花火師が在籍し3尺以上の大玉の製造を手掛ける「小千谷煙火興業」などがあります。
で製造が盛んだと大きな花火大会も多くてですね、先の「長岡まつり花火大会」それに正四尺玉2発が打ちあがる「片貝まつり花火大会」、この二つほど有名じゃないんですが、この片貝がある小千谷市の花火大会も規模が大きく見ごたえがあります。
まあもっともこのクラスの花火大会はさすがに来場者数が多く、コロナ禍で2020年も2021年も中止。。。。
花火玉を作る花火メーカーも製造の一時中止など相当厳しい状況に追い込まれていますね。

こういうのの技術ってのは切り捨てるのは簡単だけれど再び取り戻すのは容易なことじゃなくて、そろそろ花火大会も再開してもらわないと、日本の夏の夜空から花火が消えてなくなってしなんてこともあり得ない話じゃない。
まあ花火はそこまでの状況には追い込まれてはいませんが(今のところは)、コロナ禍で消えてしまう日本の文化ってのもあるかもしれませんね。
20220219(雪しか花火4)
20220219(雪しか花火4) posted by (C)ふぁみり~キャンパー
自粛もいいけれど、いい加減その自粛が与える経済や文化に対する影響ってのも考えていかないと、コロナが終わった時には多くの会社や産業・文化が消えてなくなってるなんてことにもなりかねませんね。
文化や伝統なんてものは切り捨てるのは簡単で意外とすぐに衰退してしまうんですが、いざ無くなった後でそれを元に戻そうとすると、まあ戻らない、
日本で最初に三尺玉が打ち上げられたのが大正15年、その後戦争により花火大会が中止となり、長岡空襲の慰霊と復興を願い長岡の花火大会が復活したのが昭和20年、その時には既に三尺玉を打ち上げる技術は失われそれの復興には更に6年の歳月がかかりました。

コロナが終われば戻ると思っていた文化の復興にはより多くの時間がかかり、中にはもう二度と戻らないものもあるかもしれませんね。
20220219(雪しか花火5)
20220219(雪しか花火5) posted by (C)ふぁみり~キャンパー
花火のシーズンの夏、今年の夏は花火を楽しめる夏であってほしいものです、短い時間ですが花火を見ながらそんなことを思わずにいられません。
この雪花火は長岡まつりの花火と比べれば極々短い時間で、三尺玉もフェニックス花火も打ちあがりません、半年後の8月には今年こそ長岡の花火が普通に楽しめるようになっていてほしいものです。

これが2019年の長岡のフェニックス・・・・

そしてこっちが三尺玉、2日間で8発打ち上げられる3尺玉は県内の老舗花火メーカーが作っています。

これは天地人花火、茨城の野村花火工業が打ち上げています。

これはこの空の花花火、山梨のマルゴーが打ち上げています。
これらの老舗花火メーカーだって、いつまでも元気なわけじゃない、花火師さんたちの技術だって放っておいても受け継がれていくわけじゃない。。。。
一度失った時間が再び戻ることはない、その間に失ったものは全てが戻るわけじゃない。。。。

ということで今日は長岡の花火のお話・・・・

20220212(光君2)
20220212(光君2) posted by (C)ふぁみり~キャンパー

ではまた・・・





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最終更新日  2022年02月27日 10時19分53秒
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