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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
ベトナムは世界的にみてコロナの患者が圧倒的に少ない国だ。2020年12月の時点で、累計1300人強しか患者がいない。現在陽性の患者は100人強だ。同じようにコロナ患者の少ない国に台湾があるり、いまだに累計600人強しか患者がいないが、台湾の人口は2300万人、ベトナムは9500万人だ。約4倍の人口で且つ国境を他の国と地続きで接している国としては異例の少なさと言える。
とはいえベトナムにもいまだに患者がいるのは確かだ。そして全く患者発生がゼロを更新しているわけではない。Webサイトで確認していると、10月も11月も5名前後の患者が新たに発生している。それでも国民は患者発生のニュースがないことで、ベトナムは安全な国として生活をしていた。 ところが、先日大都市であるホーチミン市で患者が発生したことがニュースになった。そこから大規模なクラスターが発生していれば騒ぐのもわかるが、その日から先を見ていても相変わらず5名前後しか発生していない。 それでもお父さんの会社でもコロナがまた発生したと従業員が騒ぎ始めた。まあお父さんの会社はベトナム北部のハノイ近郊にあり、ホーチミンとハノイは山口県と青森県ぐらい離れているので、パニックにはなっていない。 それでもお父さんにとって、今回の患者がなぜ全国的なニュースになったのかがまるで分らない。ベトナム政府がわざと報道したとしか思えないのだが、目的は何なのだろうか。寒くなってきたから患者が増える可能性を考えて国民に警告しようとしたのだろうか。 ベトナムの北部はこれから寒くなってくるが、南部は熱帯に属しているので一年中気温はほとんど変わらない。まあ30度を切る日がたまにあるかなぐらいである。 だから警告を出すならハノイ周辺の患者を取り上げるべきだと思うのだが、違うのだろうか。日本のように都道府県別で発生者を発表することが無いのでよくわからない。 なんにしても日本の濃厚接触者とベトナムの濃厚接触者では定義が違う。身近に感染者が出れば有無を言わさず隔離してしまう国なので、感染することの内容徹底的に対策はしなくてはならない。 コロナが騒ぎになると物流などのすぐに影響が出てくるので、今回のコロナ患者発生のニュースが大きな影響を社会に与えないことを願って様子を見ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.07 00:10:08
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