|
カテゴリ:思い出(社会人・海外)
2023年12月29日からお父さんの会社は年末年始の休暇に入った。12月29日から休暇に入るのは毎年の事なので、年末はいつも通り忙しかった。29日に最後の年末の掃除や正月準備をして、29日の夜にはお父さんの実家に向けて出発したので、本当にてんやわんやだった。
例年だと正月の休みは4日までで、5日から出社になるのだが、今年はカレンダーが6日・7日・8日と3連休になっていたので、5日だけ仕事をしてもあまり意味がないということで、1月8日まで正月休暇となった。12月29日から1月8日まで実に11連休というかつてない長い休みだった。
休暇が始まるまでは社会人になってから最長の休暇にウキウキしていた。何をしようかといろいろ考えた。ところが1月3日に自宅に戻った後は、1月4日から子供達は部活など学校関連のイベントがあり、家族全員が休みの日が無いことが判明した。 1月4日から8日までの5日間、暇なのはお父さんだけだと家族に言われる状態になっていた。
仕方がないのでお父さんだけでどこかに出かけようかとも考えたのだが、次女の試合や習い事の送迎や、長女の成人式の送迎など雑用はお父さんの仕事になっていた。 結局5日間、庭の手入れとか、ゴルフの練習などを空いた時間を見計らってちょぼちょぼやったほかは、何もやることのない5日間になってしまった。休日の無駄遣いである。ベトナム工場にいて5日間も休みがあれば、間違いなく旅行に出かけるのだが、日本ではそんなことはまるでできなかった。
休み明けに、会社で同年代の同僚に何をしていたかといろいろ聞いたが、皆同じようにやることがない正月を過ごしていたようだ。全員の感想は、「休みが長くてもあまり意味がなかった」というモノだった。 お父さんと同じように、同僚たちも休み前は「なんでもやりたいことができるのでは」とウキウキしていた。だが結局やることなど特になく(お父さんの住んでいる地域は冬に遊べる場所などない)、休みを持て余す結果となった。
人生思い通りにはいかないとわかってはいるのだが、実にもったいない長期休暇となってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.19 00:10:12
コメント(0) | コメントを書く
[思い出(社会人・海外)] カテゴリの最新記事
|