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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
お父さんはこの数年、船釣りをメインに釣りが好きでたまらなくなっている。釣りとゴルフの両方の誘いがあったら、おそらく迷わずに釣りを選ぶだろうと思う。仕事がらみのゴルフならやむを得ずゴルフになるだろうが。 そしてベトナム出張で釣りができない状態が続くと、無性に釣りがしたくなる。日本にいるときはそこまで欲求が強くならないのだが、ベトナムでは禁断症状に近い状態になってしまう。
その結果として、ベトナムから帰国するとすぐに釣り船を予約して釣りに行くことが多い。今回も2週続けて釣りの予約をしている。 そして先日、待望のヒラメ釣りに行ってきた。高速を使って2時間ほどの距離にある漁港に、3:30AM集合というスケジュールだった。家を1:30には出発することになるので、ほとんど寝ることができない。最近体力に自信がないお父さんは、漁港の近くに安い宿がないか探してみた。
安宿は見つかったのだが、チェックイン時間までにたどり着けそうになく、24時間受付のホテルもあったがこちらは値段が高すぎる。不思議なことに、昨年まで前泊などしたことがないのに、一度前泊を考えた後は絶対に前泊したいという心理になってしまった。 結局チェックイン23:00までという宿を見つけてそこに予約を入れた。釣りのために宿泊費も払うというのは、家族以外誰にも言えないほど贅沢な行為である。
実際に泊まってみると、もう前泊しないとこの漁港から釣りに出たくないと思うほど体が楽だった。釣り終了後の運転は、いつもなら眠気との戦いなのだが、今回は全く眠くなることなく家までたどり着いた。次回はどうしようかと思い悩んでいるところである。
さて釣果の方は実によい結果だった。ヒラメが9枚、カサゴが1匹と希望していた7枚以上を釣ることができた。さらに想定していたよりも大きなヒラメを釣ったので、持っていったクーラーボックスに入らない状態であった。1匹だけなら「ラッキー」でよいのだが、クーラーボックスサイズを超えるサイズを5匹も釣ってしまったので、うれしい悲鳴ではあるのだが、どうやって持って帰ろうかと困ってしまった。
釣果は良かったが、それなりにトラブルも多かった。まずは根がかりや大物のヒラメによって、仕掛けや重りをかなり失くしてしまった。これだけでも4000円分ぐらいの損失である。さらに隣の人と同時にヒラメがかかってオマツリ(釣り糸が絡み合う状態)してしまい、ほどいている間に竿先を折ってしまった。これで1万円の損失である。 さらにひどいことに竿置きの部品が外れて海に落下してしまい、2000円ほどの損失となった。仕掛けはある程度覚悟しているのだが、竿や竿置きは普通に釣りをしていて折ったり無くしたりするものではない。最終的にはずいぶん高いヒラメになってしまった。
極めつけは、自宅に戻って、「釣れたらおすそ分けする」と約束した友人に家に来てもらったら、ヒラメを積んで帰るときにこの友人は家の前の縁石にタイヤをぶつけてパンクさせてしまった。今の車はスペアタイヤが入っていないので、彼はお父さんの車を借りて自宅からスタッドレスタイヤを持ってくることになってしまった。
いろいろとドタバタした一日だったが、お父さんはヒラメを釣るという目的を果たしてかなり欲求が解消された。釣れた魚が大物ばかりだったこともよかった。ただ大物過ぎて捌くのが大変だった。まな板のサイズを越えているのだから仕方がない。そんな経験も含めてよい一日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.15 00:10:13
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