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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
お父さんは3人兄弟の真ん中、中間子であると先日書いた。そのためお父さんは中間子としての人の顔色を見て動くという特徴を持っているとお父さんは思っている。お父さんの兄弟で言うと兄である長男は長子の特徴を、末っ子である妹は末っ子の特徴を持っていると今でも思う。
お父さんの子供も3人兄弟(女男女)である。現在では長女が20歳になり、息子も高校生、末の次女も来年は高校生になる年である。幼い頃ははっきりしなかったが、これぐらいの歳になると「この子の性格はこうだな」という個性がはっきりするようになってきた。もちろんまだまだ若いのである程度は変化があるのだろうが、基本的な性質はあまり変わらないだろう。
そんな子供達を見ていると、各々の性格が単純に生まれもった個性と言うよりは、やはり兄弟の生まれた順序による立場によってできているのではと思われるものが結構あると感じるようになった。
例えば長女は長子であるが長子の特徴を持っている。ちなみにお父さんの周りには結構長子が多い。お父さんの兄もそうだが、お母さんやお父さんの母親も長子である。この人達の特徴の一つに、自分が好きなことなら周りを気にせずにやるということがある。 子供の頃、兄弟にお手本となる人がいないので、自分が興味を持ったことを気にせずにやってきたのだと思う。我が家の長女はひたすら本を読みふけっていたし、お母さんは裁縫が好きで、今でもひたすら何かを縫っている。お父さんの兄は、車が大好きで、昔から車のパンフレットを集めたりしていたが、今では中古車をとっかえひっかえしながら乗り回している。特徴は周りの目を気にせず好きなことをやるということだ。 後は、年下や部下から批判されたと思うとキレることが多いのも長子の特徴だろうか。お父さんの兄も、我が家の長女も批判ととらえると無駄に熱くなりすぐに反撃してくる。
中間子である息子は、やはり中間子の特徴を持っている。中間子は上と下に兄弟がいるので、その中で生き抜くために人の心の機微をとらえるのが上手い。良い方に働くと、よく気がつくというか、気の利く人になるし、悪く出ると嫌がらせをしたり、面倒ごとから逃げるのが上手くなる。 お父さん自身も上に書いた両方のことをしてきた。基本的に要領の良い人間は中間子に多いと思う。ただ人に気を使いすぎて自分の行動を制限してしまうことが多いのが欠点である。
末っ子の次女のもっともすぐれたところは、わがままを言ってもよいシチュエーションとそうでない時を嗅ぎ分ける能力である。まさに甘え上手だと言える。上に兄弟がいるので、常に上からのプレッシャーを受けている。逆にしたがいないので、関心は自分より年上に剥くせいなのだろう。 こともの頃から頭脳も体力も上の人ばかりと接しているので、自分で頑張るよりも人を頼るのがとても上手になるのではないだろうか。その分、同級生などとの付き合いは若干経たかもしれないが、年下の子に対しては甘やかし方も知っているようで、年下の面倒を見るのは上手かもしれない。
ここに書いたことも、それ以外も生まれ順によって持つ性格というのは、昔からいろいろと言われている。もちろんすべてが当てはまるわけでは無いが、自分の兄弟を見ていても、子供達兄弟を見ていても、当たらずとも遠からずだと思える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.27 00:10:11
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