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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
先日会社で使っているお父さんの個人持ちのホッチキスが壊れた。いつ買ったかも覚えていないぐらい長い間使ったホッチキスだった。まあ別に愛着があったわけでもなく、ずっと机の引き出しに入っていて、必要な時に使っていた。100円ショップで購入したホッチキスなので、もったいないと思うこともなく、また買わなければと思っただけだった。
最初はまた100円ショップで買えばよいと思っていたのだが、ふと「最近の文房具はいろいろと進化している」というネット記事か何かがあったなと思い出して、ネットできちんとした文房具メーカーのホッチキスを探してみた。
何枚までまとめられるとか、針が平坦にたたまれるとか、力が必要ないとかいろいろと機能が書いてあったが、そもそも100円ショップのホッチキスでも特に不便を感じていなかったので、どうしようか悩んだのだが、アマゾンで500円程度で買えるうえに翌日配達なので、100円ショップに出向くまでもないなと思ってネット購入を決めた。
翌日予定通り新しいホッチキスはお父さんの元に届いた。特に感慨深い思いもなく、普通にパッケージから出して針を補充した後に試してみた。その瞬間、「え!!」というほど驚いてしまった。本当に今までのホッチキスよりも軽い力で簡単に針が止まるのだ。力がいらないというのはこれほど違うモノかと感心してしまった。 止めたあとの針の形を見ると、こちらも宣伝文句の様に針がきちんと止めた紙と平行になっていて、実にきれいな状態であった。
これまでの100円ショップのホッチキスで問題があったわけでもないし、このホッチキスにしたからできることが増えるわけでもない。それでも新しいホッチキスは、これまでのモノとはまるで違うものだと確信して言えるほど良いモノだった。 世の中で100円ショップが隆盛になってから、お父さんは文房具のほとんどを100円ショップで購入してきた。ハサミ、定規、消しゴム、スティックのり、カッターなど今机の引き出しに入っているのは皆100円ショップの品である。そして不便だと思ったことは1度もない。
それでも今回のホッチキスの感動を知ってしまうと、その他の文房具も壊れたら少し良いモノを購入しようと今は思っている。おそらく数百円の違いで、使い勝手に結構な差があるのではないだろうか。100円ショップ製品には、最低限の機能しか求めていないので、ハサミやカッターならキレればよいし、定規も消しゴムも線が引けたり字が消えればよい。ただきちんとした値段の文房具は基本機能でない使い心地のようなものに、おそらく違いがあると思っている。
上にあげた文房具もいつ購入したか覚えていないほど長く使っている。買い替えるつもりはないが、壊れたりなくしたら1000円前後までは出してもよいかと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.06 00:10:13
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