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2024.09.09
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 AIという言葉は、十数年前までは映画の中の世界だった。AI、すなわち人工知能のロボットが感情を持って悪さをしたり人を助けたりとある意味空想の世界であり、擬人化されたロボットの世界観がAIの印象であった。

 

 時代が令和になり、AIというのは空想や未来の話から一気に現実の話になっている。生成AIという、勝手に文章や画像を創造するプログラムができ、それを我々一般人が普通に使うことができる時代になっている。

 例えば生成AIに「京都の夜の風景を絵にして」と入力すれば、AIがこれまで集めた膨大なデータの中から条件に合うモノを選び出すのではなく、世界でただ一つの想像された絵をかいてしまうのだ。

 

 世の中では新しい技術が出てくると、それを否定したり欠点ばかりを挙げて認めない勢力が一定数出てくる。一般の人達、特に知識のない人達は何となくマスコミとかで騒がれている話題を、その情報発信者が誘導したい方にきちんと誘導されていく。

 鉄道ができた時、馬車や人力車で人を運ぶ仕事をしていた人たちが大反対したとか、スーパーなどの大型商業施設ができるのを商店街が妨害したりしたことと似ているかもしれない。ちなみに最終的に利便性を選ぶ一般大衆によって、どちらも結局は淘汰されてしまっている。

 

 生成AIは世の中の仕組みをがらりと変える力を持っている。まだまだ全面的に信用できる回答や結果を得られるわけでは無いが、今の内から使い方に慣れていかないと、10年後には生成AIを使いこなす人と使えない人で生活の利便性に取り返しがつかないほどの差が生まれていくと思う。

 現在スマホやアプリ、電子マネーを使えない世代が世の中で生きづらくなっているのと同じ状態になる。

 

 私の両親を見ていると思うのだが、スマホを何とか駆使して使っている母と、電話機能とカメラとしか使っていない父とでは、丸で生活が異なっている。父はコロナの予防注射も何度も電話してようやく数か月後の予約を取っていたのに、母はスマホであっさりと数日後の予約を取れていた。

 電車に乗ってどこかへ行くのも、初めての店にたどり着くのも雲泥の差である。この夏台風の影響などで交通機関が乱れた時、臨時便の飛行機やバスのチケットを手に入れた人達のほとんどがスマホを使って情報を得ている人達である。

 

 「新しいことはわからない」と言って手を出さず、生成AIから取り残されてしまえば、お父さんの世代でも、これからは大きな差がついてしまうのは間違いないだろう。

 もちろん誰にでも使えるようにとどんどん改善はされていくとは思うが、今のスマホがそうであるように、本当に覚えようとしない人たちは見捨てられてしまう。

 

 お父さんは、生成AIを使って仕事をしたり、趣味の正解に使ったりということをまだしていないが、どんなものかというのはいろいろと試している。30年前にインターネットが普及し始めた時に、「これは!」と思った人たちがネット通販やSNSを立ち上げて世界の仕組みを一変させ、自分たちは富豪になった。

 生成AIはインターネット以上の可能性を秘めている可能性がある。決してこの技術から逃げてはいけないとお父さんは考えている。

 

 文章が書けない小説家や絵が描けないマンガ家がこれからの時代、ベストセラー作家になることも十分考えられる。楽譜がかけない作曲家もである。

 お父さんは創造力を持ちながらそれを現実化できない人が世の中にたくさんいる人を知っている。そのような陰に隠れていた人が、生成AIによって世の中に出てくる可能性も十分にある。

 

 大きな変化をもたらす技術は、現在の仕組みやルールで対応できないとか、壊してしまうという怖さを持っていることは確かだが、それを恐れていては世の中は進歩しない。時代に乗り遅れるなという言葉をお父さんはあまり好きではないのだが、AIについては乗り遅れてはいけないと思っている。






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最終更新日  2024.09.09 00:10:15
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